世界には、フォトジェニックでかわいい街並みがたくさん!アルゼンチンやポルトガル、エストニアにフランスといった世界各国から、インスタ映え間違いなしのカラフルな街並みをご紹介します。
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1.グアナファト(メキシコ)
グアナファトはメキシコシティから北西に370km、バスで4〜5時間ほどの場所にある都市。スペイン植民地時代の美しいコロニアル建築が建ち並び、メキシコで一番美しいと言われています。その美しさは、1988年には「古都グアナフアトとその銀鉱群」として世界遺産にも登録されたことでも証明済み。
とくに多くの観光客をとりこにするのは、大きなキャンパスに色とりどりの絵の具で色を塗ったような、カラフルな街並です。日本では見ることのできないビビッドな色使いをした建物の世界は、まさに非日常ですね。
2.ブラーノ島(イタリア)
ブラーノ島はイタリア北東部ヴェネツィアの潟にある島。177もの島から成るヴェネツィアで、一際カラフルな島として知られており、ヴェネツィア本島からは水上バスで約40分です。島自体はそれほど大きくなく、1時間もあれば一周することができます。
レース編みが名産のこの島の大きな特徴が、色とりどりに塗られた家々。これは、霧のなかでも漁にでた漁師が、どれが自分の家かがわかるように塗ったのだそう。連続して同じ色の家が並ばないのも写真からわかりますね。このカラフルな家々は主に、レース編みなどのお土産店が並ぶ「マルチェッロ通り」を抜けたところの運河沿いに並びます。
3.チンクエ・テッレ(イタリア)
チンクエ・テッレはイタリア語で「5つの土地」という意味。実際にチンクエ・テッレは、イタリア北西部のリグーリア海岸にある5つの集落(モンテロッソ・アル・マーレ、ヴェルナッツァ、コルニリア、マナローラ、リオマッジョーレ)のことを指します。この5つの集落にはそれぞれに面白さがあり、余裕があれば全て訪れてたいところ。
19世紀半ばに鉄道が整備されるまでは、小さな船でしか行き来ができずにいた陸の孤島。この険しい海岸に色とりどりの家々が並ぶ景観は、1997年に世界遺産に登録されています。
4.コスタ・ノバ(ポルトガル)
世界にはこんなにポップで可愛い街並があるんですね。”パジャマタウン”とも呼ばれる、カラフルなストライプの家々が並ぶのは、ポルトガルのコスタ・ノバ。「コスタ・ノバ」と聞いてピンとくる方もいらっしゃるかもしれません、そう、食器です!ポルトガルの陶器メーカー「コスタ・ノバ」は、まさにこの地。食器に描かれているロゴには、このストライプの家が入っているんですよ。
もともとは漁師町で、漁師さんが海上からも自分の家が分かるようにストライプの家がつくられました。現在はポルトガルのリゾート地として知られ、これらのストライプの家々は別荘として使われているものが多いのだそう。コスタ・ノバへは、遊覧船で知られるアヴェイロという町からバスで約30分です。
5.リマ(ペルー)
ペルーの首都リマ。街はおもに旧市街と新市街にわけられ、観光の見所は旧市街のほうに集中しています。旧市街は、リマ歴史地区として1988年に世界遺産に登録されました。さて、リマでは上の写真のような、丘にカラフルな家々がズラリと並ぶ姿を見ることができます。これは低所得層の住まいで、実際にはこの丘のあたりは治安が悪く、遠くから眺めるのがよさそう。
また頂上に十字架が立つ「サン・クリストバルの丘」は、リマが一望できる眺望のよさが観光スポットにもなっていますが、やはりこちらの訪れるなら昼間に訪れたい。
6.コルマール(フランス)
スタジオジブリの映画「ハウルの動く城」のモデルと言われる町、コルマール。運河に沿ってパステルカラーの木組みの家々が建ち並び、町のいたるところに綺麗な花が飾られています。その可愛らしいメルヘンな街並が女性の心をつかむのは、言うまでもありませんね。
コルマールがあるのはフランス東部に広がるアルザス地方です。ドイツとの国境がすぐそこの場所。おなじくアルザス地方にあるストラスブールは世界遺産のある町で、コルマールとあわせて訪れてみるのもいいでしょう。
7.カミニート(アルゼンチン)
カミニートがあるのは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある「ボカ地区」。海沿いに広がるこの地区はアルゼンチンタンゴが生まれた場所として知られています。
訪れた誰もが引き込まれるカラフルすぎるカミニートの街並は、今ではブエノスアイレス観光の外せないスポットに。作品を売るアーティストやタンゴを踊る男女など、自由で陽気なラテンの町はとても刺激的です。かつてマラドーナが所属していたチーム「ボカ・ジュニアーズ」のスタジアムもすぐで、サッカーファンも注目。
8.バルパライソ(チリ)
バルパライソはチリの首都サンティアゴからバスで1時間半〜2時間ほどの港町。チリ第二の都市で、「バルパライソの海港都市とその歴史的な町並み」として世界遺産にも登録されています。バルパライソの特徴をよく表すのが、独特のセンスで彩られたカラフルな街並。その昔、雨よけに使っていたトタンに色を塗りはじめたことが、このようなカラフルな街並につながったのだそう。
迷路のように入り組んだ街並や、たくさんの狭い階段。そして落書きを通り越してもはやアートと言える町にあふれるイラストなど、とってもエキサイティングなこの町にハマる人も多い。