山形に伝わる郷土料理をくわしく解説!山形へ旅行に行ったら一度は食べてみたい、名物の食べ物・料理をまとめてご紹介します。旅行ツウのトラベルライターおすすめのお店情報もお見逃しなく!
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【1】玉こんにゃく
玉こんと呼ばれ親しまれている山形県民のソウルフード。イベントや観光地などでよく販売されており、名前の通り玉状のこんにゃく3つが串に刺した状態で売られています。
もともと山形県にこんにゃくを広めたのは、観光名所としても有名な「立石寺(山寺)」を開山した慈覚大師とされています。現在でも立石寺のまわりでは玉こんにゃくを販売するお店が多くあり、立石寺の長い階段をのぼる前に精をつける「力こんにゃく」として人気です。
玉こんにゃくのおすすめ店 丹野こんにゃく番所(上山市)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By contri CC BY-SA 2.0 from Wikimedia Commons
ガイドブックでもよく紹介される有名店。こんにゃくを使った本格的な懐石料理をいただけるお店ですが、売店では玉こんにゃくをはじめ、味噌こんにゃく、焼き鳥こんにゃく、醤油餅こんにゃくなど、手軽に味わえる様々なこんにゃく料理を販売しています。また、さまざまな味のこんにゃくソフトクリームも味わえます。
- 丹野こんにゃく番所
- 上山市 / 郷土料理 / おみやげ屋 / ご当地グルメ・名物料理 / ランチ / 女子旅 / 一人旅 / ツーリング
- 住所:山形県上山市楢下1233-2地図で見る
- 電話:023-674-2351
- Web:https://tannokonnyaku.co.jp/guidance.html
【2】山形のだし
現在では山形県以外のスーパーやコンビニでも販売されているのを見かける「山形のだし」。牛丼チェーンでも、牛丼に「山形のだし」を乗せたメニューも販売されていました。
「山形のだし」は夏野菜や香味野菜を細かく刻んで味付けした郷土料理で、ごはんや冷奴に乗せたり、そうめんのつゆに薬味として入れるなど、さまざまにアレンジして味わえます。基本の野菜はきゅうりとナスで、醤油などで味付けをしますが、家庭やレストランによって具材も味もさまざまに異なるのが特徴です。
【3】納豆汁
山形県の寒い冬に食べられている郷土料理です。簡単に言うと味噌汁に納豆を入れたもので、納豆のつぶが見えなくなるまですり鉢ですりつぶすのが特徴。納豆のほか豆腐や油揚げ、こんにゃく、野菜などたくさんの具材を入れ、1月7日に七草粥の代わりに納豆汁を食べる風習があります。納豆のとろみで冷めにくいため、体をあたためる汁ものとして家庭で作られてきました。
【4】芋煮
山形県の秋を代表する味覚。9月から10月にかけて、河原に鍋や材料をもちこんで、仲間内で「芋煮会」を行う光景は、秋の風物詩となっています。基本的な具材は、里芋をはじめ、ごぼうやこんにゃく、牛肉、ねぎですが、地域によって具材も味付けも異なります。芋煮の時期には飲食店でも芋煮が出されたり、お土産にレトルトの芋煮が販売されるなど、山形県を代表する郷土料理として全国的に知られています。
芋煮のおすすめ店 日本一の芋煮会フェスティバル(山形市)
平成元年より始まったイベント「日本一の芋煮会フェスティバル」。毎年9月に、馬見ヶ崎河川敷を舞台に開催されます。直径6m、重さ3tの大鍋で、約3万食もの芋煮が煮込まれる、まさに日本一の芋煮会。砂糖以外はすべて山形県産を使うというこだわりで、山形の味覚がつまった芋煮がいただけます。
- 日本一の芋煮会フェスティバル
- 山形市 / イベント・祭り / 女子旅 / 秋のおすすめ観光スポット
- 住所:山形県山形市緑町4丁目14−57 馬見ヶ崎河川敷地図で見る
- 電話:023-622-0141
- Web:http://www.y-yeg.jp/imoni/