大阪を代表するB級グルメ「阪神名物・いか焼き」は、梅田の阪神百貨店(阪神梅田本店)の「スナックパーク」にあります。店舗の様子やメニューの詳細、アクセス方法を紹介します。
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大阪名物の「阪神名物いか焼き」とは、どんな食べ物か
「いか焼き」といえば本物のイカを焼いた食べ物を想像しがちですが、「阪神名物いか焼き」は違います。
阪神名物いか焼きは、ダシ、小麦粉、イカを混ぜた生地を焼いた、いわゆる「粉もん」です。「阪神名物いか焼き」という名前は店名であり、そのお店が売るいか焼きの名称でもあります。
余談:大阪のいか焼きの歴史
「いか焼き」という料理自体の歴史は、せんべい職人のまかないとして提供されたのが由来とされています。「阪神名物いか焼き」は、鉄板で上下から生地を押し付けるように焼きます。
まかないを客に販売するようになった頃は、大阪の住吉大社の境内にも屋台があったそうです。極めてローカルな料理であるいか焼きの人気に火をつけたのが、1957年の阪神百貨店での出店だったと言われています。
阪神百貨店の「阪神名物いか焼き」から、いか焼きという料理の認知度が高まり、大阪流のいか焼きを提供する店が増えたそうです。ちなみに阪神百貨店の阪神名物いか焼きは、1日に1万枚以上の売り上げがあるとされています。
阪神名物いか焼きがある、阪神百貨店のスナックパーク
阪神名物いか焼きは、「阪神百貨店(阪神梅田本店)」の地下1階にある「スナックパーク」というエリアにあります。
スナックパークへの行き方
JR大阪駅や阪急梅田駅からすぐですが、行き方が複雑なことでも有名です。2018年に移転したので、これも混乱の理由のひとつとされています。
2021年現在のスナックパークへの行き方を説明した動画がわかりやすかったので、以下に動画をのせておきます。(一度行き方を覚えるとなんてことない道のりです)
「阪神名物いか焼き」の雰囲気
風情のある日本の屋台のような佇まいです。お土産向けのいか焼きが各種そろった「お持ち帰りセット」も豊富で、保温バッグも売られています。
移転前は行列が絶えなかったと言われていますが、「前よりは人が少ない」と大阪の知人は言っていました。
販売所の前にはイートインスペースも設けられているので、気軽に立ち寄って食べていくという使い方もできます。
「阪神名物いか焼き」のメニュー
4種類のいか焼きがあります。「いか焼き/154円」「デラバン/209円」「和風デラ/220円」「ネギいか焼き/165円」です。
いか焼き
お店の説明にも「最もシンプルな商品」とあります。かなり素朴な味わいで、イカの風味は強くはないです。たこ焼きの生地にも似た味わいで、郷土料理という感じがします。メリケン粉が含まれています。
- 1枚154円
デラバン
いか焼きに卵が含まれた一品です。いか焼きよりも動物性のうまみが強く、食べ応えが増します。
- 1枚209円
阪神名物いか焼きは通販でも買える
阪神百貨店・スナックパークの「阪神名物いか焼き」は、通販での品揃えも充実しています。阪神百貨店(阪神梅田本店)のオンラインショッピングのページからどうぞ。
- 阪神名物・いか焼き
- 大阪 / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:〒530-8224 Osaka, Kita Ward, Umeda, 1 Chome−13−13 阪神百貨店梅田本店 B1F地図で見る
- Web:https://www.hanshin-dept.jp/hshonten/ikayaki/index...
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