【京都】博物館や海軍カレーも！舞鶴赤れんがパーク

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• 赤れんが博物館（赤れんが1号棟）
• 舞鶴市政記念館（赤レンガ2号棟）
•    1Fのカフェには旧海軍のレシピを再現したメニューも
• まいづる知恵蔵（赤レンガ3号棟）
• 赤レンガ工房、イベントホール（赤レンガ4号棟、5号棟）
• 赤レンガ倉庫群
• 軍とともに歩んできた歴史

赤れんが博物館（赤れんが1号棟）

赤レンガパークの敷地内にあるれんがの建物は、1号棟から5号棟まであります。そのうち1号棟にあたるのが、「赤れんが博物館」です。

• 写真：こごみ大人300円、学生(小～大学)150円　市内在住、在学の場合無料

明治36年に魚雷の倉庫として使用されていたもので、れんがと鉄骨を組み合わせた建築物では日本で最古のものだそうです。

• 写真：こごみ
• 写真：こごみ

れんが専門の博物館と聞くと、いったいどういうもの？と思ったりするかもしれませんが、予想以上に興味深くみることができますよ。

• 写真：こごみ

世界のれんが、日本のれんがの種類もさることながら、歴史がしっかりと刻みつけられていることを実感します。エジプト遺跡のれんが、原爆ドームのれんが、アウシュビッツのれんがなど、れんがに特化しているようでありながら、れんがを通した視点から見る歴史博物館でもあるのです。

• 写真：こごみ
• 写真：こごみ

かつてれんが製造の主流の窯だったホフマン窯を再現した展示コーナーです。

• 写真：こごみ

展示以外にも、子供たちも楽しめるパズルが数種類。簡単なものから立体的なややこしいものまで、けっこう大人も遊べます。

舞鶴市政記念館（赤レンガ2号棟）

れんが博物館から他の建物群までは徒歩5分ほどの距離があります。途中遊覧船乗り場や芝生広場には舞鶴名物の天ぷらやバーガーなどのお店が出ています。

• 写真：こごみ

赤レンガ2号棟は、終戦まで銃倉庫として使われていた建物で、現在はイベントホールなどで使用されています。

1Fのカフェには旧海軍のレシピを再現したメニューも

こちらの1Fにある「cafe jazz」では、通常メニューの他、旧海軍のレシピを再現したメニューが食べられます。「海軍旧割烹術参考書」という海軍の料理本から再現して作られた、カレーを始めビーフカツレツなどがあります。

• 写真：こごみ

説明書きによると、東郷平八郎が海外に留学していた時に食べたビーフシチューの味に感動して、帰国し同じものを作るように命じたものの、バターなど材料がなく醤油を始め日本の調味料でがんばって作ったのが肉じゃがになったのだとか。当時のものはあまりおいしくなかったそうですが、現在おいしい肉じゃが丼を食べることができます。

• 写真：こごみ

まいづる知恵蔵（赤レンガ3号棟）

• 写真：こごみ舞鶴連合艦隊カレー650円、ハンカチ600円、海軍迷彩タオル750円

弾丸や小銃の倉庫として使われていた建物で、現在は企画展などの展示スペースとして使用されています。こちらには赤レンガパークのショップがあり、旧海軍や自衛隊関連のグッズが人気です。一番人気はカレーで、いろんな種類があって迷います。

• 写真：こごみ赤レンガサイダー、海軍サイダー250円　吟醸酒「祝」1,650円
• 写真：こごみ万願寺とうがらし540円

赤レンガグッズだけでなく、地酒など地元の特産品や名物などもそろっています。京野菜として有名な“万願寺とうがらし”は舞鶴が発祥だそうです。

赤レンガ工房、イベントホール（赤レンガ4号棟、5号棟）

• 写真：こごみ

4号棟は創作工房や音楽スタジオとして利用されている建物で、5号館棟は赤レンガ倉庫の中では最も規模の大きな建物で各種イベントに使用されています。このホールの一角にカフェスペースがあり、海上自衛隊の護衛艦「ふゆづき」のレシピを再現したカレーを食べることができます。

赤レンガ倉庫群

• 写真：こごみ

イベントホールから駐車場の方へ向かって、ずらりと並ぶ赤レンガ倉庫群。中に入ることはできませんが、れんがを敷き詰めた道はかつての運搬道路で長く土に埋まっていたそうです。舞鶴の方々が手作業で掘り起こしみごとに復活をとげました。

軍とともに歩んできた歴史

• 写真：こごみ

れんが造りの建物はレトロでおしゃれな建物として人気があります。人々でにぎわうエリアに比べ、赤レンガ倉庫群の道を歩くと静かで重厚な佇まいに、軍と共に歩み、舞鶴が担ってきた歴史を垣間見ることができます。道を抜けると駐車場。そこから自衛隊の船も間近に見えます。