楽しみながら科学技術に親しめる「はこだてみらい館」や、冬には猿が温泉に入る姿を眺められる「函館市熱帯植物園」、イカすおみくじが楽しい「湯倉神社」など、知る人ぞ知る、函館の穴場観光スポットをご紹介します。
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1.はこだてみらい館
- 出典:www.flickr.comphoto by Nobuyuki Hayashi
函館駅前の複合ビル「キラリス函館」内にある、楽しみながら科学技術に親しめる施設。デジタルコンテンツが多彩で、映像に合わせて体を動かしたり、映像と音声によるバーチャル体験を楽しむことができます。
中でも圧巻はメディアウォール。国内最大級の縦2.4m・横14.4mの巨大高精細LEDディスプレイには、函館らしくイカの群れが泳ぎます。またラボラトリーで、スタッフと一緒に3Dプリンターやレーザーカッターを使って工作をするのも楽しいです。
- はこだてみらい館
- 函館 / 博物館 / 子供が喜ぶ / 遊び場
- 住所:北海道函館市若松町20−1 キラリス函館 3F地図で見る
- 電話:0138-26-6000
- Web:http://hakodate-miraiproject.jp/miraikan/
2.函館競馬場
函館競馬場は家族や友達同士、そしてデートでも楽しめる仕掛けがたくさん揃っています!レースコース内側の「緑の広場」には遊具が充実しており、コンビネーション遊具や研ぎ出し滑り台、フワフワドームなどで思い切り体を動かして遊べます。
レース時には、この緑の広場からも馬が走る様子を見ることができ、その速さや迫力に圧倒されること間違いなし!また冬にはイルミネーションが登場するなど、デートにもぴったりの穴場スポットです。
- 函館競馬場
- 函館 / その他スポット / 子供が喜ぶ
- 住所:北海道函館市駒場町12−2地図で見る
- 電話:0138-53-1021
- Web:http://www.jra.go.jp/facilities/race/hakodate/
3.道南四季の杜公園
道南初の道立公園。「花の丘」「野原の丘」「小川の里」「里の森」と4つのゾーンに分かれており、四季折々の草花に癒される空間です。
野原の丘ゾーンには、ロープを山のように組み込んだ遊具「ザイルクライムロープ」やフワフワドームをはじめ、様々なコンビネーション遊具が設置されています。また、芝生広場でお弁当を食べるのもいいですね。
- 道南四季の杜公園
- 函館 / デート / 公園 / 遊び場
- 住所:北海道函館市 亀田中野町199-2地図で見る
- 電話:0138-34-3888
- Web:https://www.hakodate-jts-kosya.jp/shikinomori/
4.城岱牧場展望台
北に駒ヶ岳(こまがたけ)、南に函館山、南西には大野平野を望むことが出来る七飯(ななえ)町・城岱(しろたい)牧場。160haを有する町営牧場で、緑豊かな自然景観が広がります。
牧場内の展望台からは見晴らしのいい景色を眺めることができ、夜には、近年「裏夜景」と呼ばれ人気を集めている函館山を正面に見る夜景を楽しめます。
5.北海道坂本龍馬記念館
北海道(蝦夷地)を開拓しようとした坂本龍馬の軌跡をめぐる博物館。龍馬自身は北海道に足を踏み入れることはありませんでしたが、その情熱は甥に受け継がれ今の北海道の礎を作ったことから、龍馬に関する資料が集められています。館内では映像やアニメなどを使って、龍馬と北海道の関係を分かりやすく解説しています。
- 北海道坂本龍馬記念館
- 函館 / 博物館 / 雨の日観光
- 住所:北海道函館市末広町8-6地図で見る
- 電話:0138-24-1115
- Web:http://www.ryoma1115.com/
6.箱館高田屋嘉兵衛資料館
- 出典:tripnote.jp
函館発展の恩人と称されている高田屋嘉兵衛の功績を学べる資料館。1903年(明治36年)に建造された1号館と、1923年(大正12年)に建造された2号館の2棟から構成されています。
1号館には、高田屋の半纏(はんてん)や、嘉兵衛が箱館に初来航したときの北前船・辰悦丸の復元模型、1799年(寛政11年)当時の函館を描いた巨大な絵図やコンブを採取する道具などが展示されています。また2号館では、羅針盤や船額、船箪笥や炊事道具といった、北前船で使われていた日用品などが展示されています。
- 箱館高田屋嘉兵衛資料館
- 函館 / 博物館
- 住所:北海道函館市末広町13-22地図で見る
- 電話:0138-27-5226
- Web:https://www.hakobura.jp/db/db-view/2009/04/post-98...
7.函館市電 駒場車庫
函館を訪れたら必ず乗るであろう函館市電。その函館市電唯一の車両基地が、駒場車庫です。函館市電は1両ごとに違う車体広告が施されており、カラフルな電車が行ったり来たりするのを眺めているだけで、あっという間に時間が経ってしまいそう。またここは整備工場も兼ねており、例年7月に行われる「路面電車感謝祭」では、内部の様子を見学することができます。
- 函館市電 駒場車庫
- 函館 / その他スポット
- 住所:北海道函館市駒場町14地図で見る
- Web:https://www.hakobura.jp/db/db-view/2018/03/spot-93...
8.市立函館博物館郷土資料館
明治13年(1880年)、「金森洋物店」として建てられた和洋折衷の建物を利用してオープンした資料館。末広町の路面電車通り沿いにある穴場スポットです。「明治・函館のハイカラ文化」をテーマに、明治時代の郷土風俗資料を約200点ほど展示しています。
- 市立函館博物館郷土資料館
- 函館 / 建造物 / 博物館 / 歴史的建造物 / 歴史博物館
- 住所:北海道函館市末広町19−15地図で見る
- 電話:0138-23-3095
- Web:http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/20151210...
9.相馬株式会社社屋
基坂と電車通りの交差点に建ち、目の前をレトロな路面電車が走る、相馬株式会社社屋。大正2年(1913年)に建てられたルネッサンス様式の洋館です。綺麗なミントグリーンをしたハイカラなこの洋館、ぜひ内部を見学したいところですが、現在も会社として使用されており、外観のみの見学となります。しかし随所にみられる装飾が素晴らしく、じっくりと見ておきたいスポットです。
- 相馬株式会社社屋
- 函館 / 建造物 / 歴史的建造物
- 住所:函館市大町9-1地図で見る
- 電話:0138-27-3333(函館市元町観光案内所)
- Web:http://soma-kk.jp/
10.旧北海道庁函館支庁庁舎
基坂をのぼった先、元町公園にある「旧北海道庁函館支庁庁舎」は、ミントグリーンのクラシカルな洋館。明治42年(1909年)に建てられ、昭和57年(1982年)に修復されました。現在は函館市元町の観光案内所として使用されており、こちらで元町の情報を入手してから元町歩きを楽しむのもおすすめです。
- 旧北海道庁函館支庁庁舎
- 函館 / 建造物 / 歴史的建造物
- 住所:北海道函館市元町12−18地図で見る
- 電話:0138-27-3333
11.函館市熱帯植物園
- 出典:tripnote.jp
函館の温泉街・湯の川の津軽海峡を望む海沿いのエリアにある植物園。園内にある温室はまさに熱帯のような暖かさで、「アイスクリームの木」や「パンの木」などの南国の珍しい植物をはじめ、約300種3,000本の植物を見学できます。温室内には「せせらぎ」コーナーもあり、メダカが泳ぐ姿の観察も。
- 出典:tripnote.jpphoto by ぽぽい子さん
また、毎年冬季(12月〜5月)にはサル山で猿が温泉に入る姿を眺められます。それぞれに個性のある猿たちの様子に思わず見入ってしまいます。
- 函館市熱帯植物園
- 函館 / デート / 植物園
- 住所:北海道函館市湯川町3-1-15地図で見る
- 電話:0138-57-7833
- Web:http://www.hako-eco.com/
12.函館市北方民族資料館
- 出典:tripnote.jpphoto by 0428さん
「函館市北方民族資料館」は、大正15年(1926年)に建設された旧日本銀行函館支店の建物を活用した資料館です。館内には、市立函館博物館所蔵のアイヌ民族をはじめとする北方民族資料のほか、函館出身の人類学・考古学・民族学の権威である馬場脩氏・児玉作左衛門氏の収集した資料も展示しています。
特に馬場コレクションは国の重要有形民俗文化財指定を受けている貴重なもの。資料を通して、北海道の自然風土に根差した、アイヌ民族の歴史に触れることができます。
- 函館市北方民族資料館
- 函館 / 博物館 / 雨の日観光 / 歴史博物館
- 住所:北海道函館市末広町21-7地図で見る
- 電話:0138-22-4128
- Web:http://www.zaidan-hakodate.com/hoppominzoku/
13.函館市縄文文化交流センター
- 出典:tripnote.jp函館市縄文文化交流センター室内展示室の様子
道の駅「縄文ロマン 南かやべ」に併設している博物館。この地区にある史跡大船遺跡や垣ノ島遺跡をはじめとして、函館市内の遺跡から発見された土器、石器など縄文時代の貴重な遺物を約1,200点展示公開しています。またミュージアムグッズコーナーで、中空土偶などの様々なオリジナルグッズをお土産に探すのもおすすめです。
- 函館市縄文文化交流センター
- 函館 / 博物館
- 住所:北海道函館市臼尻町551-1地図で見る
- 電話:0138-25-2030
- Web:http://www.hjcc.jp/
14.湯倉神社
温泉町として知られる北海道函館市湯川町にある湯倉神社は、「イカすおみくじ」がTVで紹介されたことがきっかけで、さらに名が知られるようになりました。釣り竿を使って金や白のイカを吊り上げるというものです。
- 出典:tripnote.jp
温泉にまつわる「おおなむち」と「すくなひこな」のコンビが祀られており、縁結び、夫婦円満、子宝、五穀豊穣、病気平癒、交通・航海、商売繁盛などさまざまなご利益があります。
湯川温泉発祥の地であるとされ、また歴史上のイケメン土方歳三にもゆかりがあります。
- 湯倉神社
- 函館 / デート / 神社 / 縁結びスポット
- 住所:北海道函館市湯川町2-28-1地図で見る
- 電話:0138-57-8282
- Web:http://www.yukurajinja.or.jp/
15.大三坂
1987年(昭和62年)に「日本の道百選」に選ばれた、美しい坂。西洋を感じさせる石畳に沿って、街路樹がつらなる景観が楽しめます。秋には街路樹のナナカマドが真っ赤に染まり、より魅力的に。大三坂沿いには、カトリック元町教会があります。
16.チャチャ登り
- 出典:tripnote.jpphoto by ;Dさん
大三坂をのぼっていきカトリック元町教会をすぎると、急に道幅が狭くなる急勾配の坂が現れます。ちょうど、函館ハリストス正教会と函館聖ヨハネ教会の間の道。この坂が「チャチャ登り」です。
”チャチャ”とはアイヌ語で”おじいさん”を意味する言葉で、老若男女が腰をかがめてのぼらなければいけないほど、坂が急勾配だということでこの名前がつけられました。この坂をのぼりきると、函館らしい異国情緒たっぷりの絶景が広がります。
17.二十間坂
通りの幅が二十間(36m)あることから、名付けられた坂。坂の上には、日本最初の鉄筋コンクリート寺院である「東本願寺函館別院」があり、坂を下っていくと、函館観光でぜひ立ち寄りたい「函館朝市」に通じます。冬には街路樹に電飾がつけられ、「はこだて明治館」までをロマンチックに彩ります。
18.函館市青函連絡船記念館摩周丸
青森と函館をつないでいた「青函連絡船」の最後の運航日(1988年3月13日)まで航行していた摩周丸を、産業遺産として保存・公開しているのが「函館市青函連絡船記念館摩周丸」です。当時の状態のままで保存されており、操舵室(船橋)や無線通信室などを見学することができます。そのほかにも、青函連絡船の歴史やしくみなど、パネルや模型、映像展示を通して学べます。
- 函館市青函連絡船記念館摩周丸
- 函館 / 博物館 / デート / 穴場観光スポット
- 住所:北海道函館市若松町12番地先地図で見る
- 電話:0138-27-2500
- Web:http://www.mashumaru.com/
19.恵山岬灯台
- 出典:tripnote.jp恵山岬
函館市内からは約1時間ほどのドライブコースにある恵山岬に立つ灯台。目の前に太平洋、後ろに恵山、岬の先に白亜の灯台というロケーションは、心癒される穴場スポットです。