冬にはライトアップされたかまくらが美しい「平家の里」や、中禅寺湖の美しい景色を見られる「英国大使館別荘記念公園」、並び地蔵が有名な「憾満ヶ淵」など、知る人ぞ知る日光の穴場観光スポットをご紹介します。
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1.イタリア大使館別荘記念公園
- 出典:tripnote.jp
昭和3年(1928年)にイタリア大使館の夏季別荘として建てられたもので、平成9年(1997年)まで使われていました。その後、栃木県が取得し修復などを行い、現在は一般公開されています。
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国の登録有形文化財にも指定されている建物内からは、歴代大統領が絶賛した中禅寺湖の絶景を眺めることができます。また建物の前にはなんとも絵になる桟橋があり、男体山がそびえ立つ景色を見ることができます。
- イタリア大使館別荘記念公園
- 日光 / 公園 / インスタ映え / 歴史的建造物
- 住所:栃木県日光市 中宮祠2482地図で見る
- 電話:0288-55-0880
- Web:https://www.nikko-nsm.co.jp/italy.html
2.平家の里
- 出典:tripnote.jp
平家の里は、平家落人の生活様式を後世に残すため、村内の茅葺き屋根の民家を移築し再現した民族村です。平家が源平の戦に敗れてからちょうど800年目の昭和60年に建てられました。広い敷地内に9棟の茅葺き屋根の民家が点在しており、「よろず贖どころ」では地元の特産品の販売や、甘味をいただくことができます。
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また里の一番奥にあるのが、パワースポットとしても知られる赤間神宮。8歳の若さで壇ノ浦の戦いに挑み命を落とした、安徳天皇を偲ぶために建てられた下関赤間神宮の分祠です。
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そして雪深い極寒の冬にはミニかまくらが設置され、秘境感も抜群。日が暮れるとミニかまくらに火が灯り、雪に佇む平家の里全体が幻想的な光に包まれます。このライトアップは、日本夜景遺産にも認定されています。
- 平家の里
- 日光 / テーマパーク / 一人旅 / 穴場観光スポット
- 住所:栃木県日光市湯西川1042地図で見る
- 電話:0288-98-0126
- Web:http://www.heikenosato.com/
3.瀧尾神社
瀧尾神社は弘法大師が820年に創建したと伝えられ、現在の建物は1645年に改築したものです。境内には「運試しの鳥居」のほか、「縁結びの笹」、「酒の泉」、「子種石」などいくつかの見どころがあります。
特に瀧尾神社の参道の奥にある、ちょっと変わった造りをした「運試しの鳥居」と呼ばれる石の鳥居が有名です。この鳥居の上部真ん中にある穴に小石を3つ投げて、ひとつでも石を通すことができれば願い事が叶うと伝えられています。時間があれば、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
4.英国大使館別荘記念公園
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1896年(明治29年)、英国の外交官アーネスト・サトウの個人別荘として建てられました。その後、英国大使館別荘として利用されていましたが、2010年(平成22年)には栃木県へ寄贈、修復後、一般公開されています。
- 出典:tripnote.jp
館内では、奥日光の国際避暑地としての歴史や英国文化について知ることができます。また2階の広縁からは、絵にかいたような中禅寺湖の美しい景色が広がります。
そしてこちらでは、駐日英国大使館シェフの監修を受けたスコーンと紅茶のセットをいただくのもおすすめ。英国大使館から寄贈された家具が配置された中、絶景を楽しみつつ、優雅なひと時を楽しめます。
- 英国大使館別荘記念公園
- 日光 / 建造物 / 穴場観光スポット
- 住所:栃木県日光市中宮祠地図で見る
- Web:https://www.nikko-nsm.co.jp/british.html
5.瀬戸合峡
「とちぎの景勝百選」に選ばれている、渓谷美と紅葉の名所。鬼怒川の上流に位置しており、約100mにも及ぶ切り立った岸壁が、約2kmにわたって続きます。
峡谷に設けられた観光道路(栃木県道23号線の旧道)は、眼下に瀬戸合峡を見ながら縫うように走っています。とくにシンボルとなっている「渡らっしゃい吊橋」からの眺めは絶景!断崖を間近に感じることができます。
6.日光真光教会
- 出典:tripnote.jpphoto by hashimoさん
社寺の多い日光では珍しい、穴場スポット。重厚なゴシック式でつくられた北関東最古の教会です。1916年にJMガーディナーの設計によって建てられました。
JMガーディナーは、立教大学校の初代学長として日本に招かれた人物で、建築設計家でありながら教育者でもあり、また宣教師でもありました。教会内は見学もできます。
- 日光真光教会
- 日光 / 教会 / 穴場観光スポット
- 住所:栃木県日光市本町1-6 日光真光教会地図で見る
- 電話:0288-54-3464
- Web:https://www.inishie.tochigi.jp/detail.html?course_...
7.憾満ヶ淵
- 出典:tripnote.jp並び地蔵
憾満ヶ淵(かんまんがふち)は、半日という短時間で散策可能な、手軽に大自然を味わえる穴場のネイチャースポットです。川沿いのハイキングコースは、じっくり見て往復2時間30分程度。日光駅からも徒歩約40分でアクセス可能な場所に位置しています。
憾満ヶ淵で特に有名なのが、「並び地蔵」です。慈雲寺を離れると道中には、果てしない数のお地蔵さまが一列に並んでいます。参詣者がこのお地蔵さまを数えてみると、その都度数が違うという理由から、別名「化け地蔵」とも呼ばれるようになったそうです。
8.日光ゆば
- 出典:tripnote.jp
日光の名産でもある「ゆば」の製造工場。希望日時の1週間以上前に電話かFAXで申し込めば、無料で製造工程を窓越しで見学することができます。豆乳で満たされたゆば槽から、できあがったゆばを一斉に引き上げていく様子は圧巻!施設内では、ゆばの歴史や様々な製品についてパネルを見ながら学ぶこともできます。
- 出典:tripnote.jp
また隣接するお土産店では、ミニチュアのゆば槽を使用して実際にゆばの引き上げ体験をすることも可能。日光名産の「ゆば」を自分で引き上げて食べるのは、とても貴重な経験になりますね。
- 日光ゆば
- 日光 / 工場見学 / 体験・アクティビティ
- 住所:栃木県宇都宮市下荒針町3485地図で見る
- 電話:0288-26-4890
- Web:http://nikkoyuba.net/
9.小田代原
- 出典:tripnote.jpphoto by よしむさん
木道が整備された周囲約3kmの湿原「小田代原(おだしろがはら)」。初夏から晩秋にかけて人気のハイキングスポットで、特に秋には美しい紅葉を楽しむことができます。戦場ヶ原ハイキングコースの途中に分岐点があり、分岐地点から100mほどで見に行くことができるので、ぜひ行ってみて下さいね。
10.湯ノ平湿原
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日光山温泉寺から湯元源泉地へと向かう途中に見ることができる「湯ノ平湿原」。かつては湯ノ湖の一部だったものの、沢の流れによって運ばれた土砂が堆積して湯ノ湖から切り離され、現在に至っています。温泉が湧出しているため、冬も凍結することがなく、ニホンザルやニホンジカなどの動物が1年を通して多く訪れます。
11.さかなと森の観察園
- 出典:tripnote.jp
竜頭ノ滝下から徒歩3分ほどの距離にある、水産研究・教育機構の広報施設「さかなと森の観察園」。研究所の敷地の一部が一般公開されていて、中禅寺湖に生育している様々な種類の魚を見ることができます。
楽しく遊びながら海洋や水産、魚の生体などについて知ることができ、特にお子さん連れのファミリーにおすすめの穴場水族館です。
- さかなと森の観察園
- 日光 / 水族館 / 子供が喜ぶ / 遊び場
- 住所:栃木県日光市中宮祠2482-3地図で見る
- Web:https://www.fra.affrc.go.jp/nikko/index.html
12.日光田母沢御用邸記念公園
- 出典:tripnote.jp
1899年(明治32年)に大正天皇のご静養地として造営された御用邸。建物の一部(現在の3階建て部分)には、旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部を移築しています。1947年(昭和22年)に廃止されるまでの間、大正天皇はじめ、三代にわたる天皇・皇太子が利用していました。その後、増改築が行われたのち、2000年 (平成12年)に記念公園として公開されています。
- 出典:tripnote.jp
敷地11,900坪、部屋数106室と、現存する明治・大正期の御用邸の中では最大規模のもので、皇室ゆかりの品々はもちろん、歴史的な背景や建築物としての見ごたえもたっぷりあります。
- 日光田母沢御用邸記念公園
- 日光 / 公園 / 歴史的建造物
- 住所:日光市本町8-27地図で見る
- 電話:TEL
- Web:http://www.park-tochigi.com/tamozawa/
13.金谷ホテル歴史館
- 出典:tripnote.jp日光金谷ホテル歴史館
明治初期に建てられた金谷ホテルの前身「金谷カテッジイン」の建物。
- 出典:tripnote.jp
現在は歴史館として当時の面影そのままに残されており、イギリス人女性探検家で明治時代、日本の旅行記を書いたイザベラ・バードが宿泊した部屋など、貴重な史料を見学できます。
- 金谷ホテル歴史館
- 日光 / 博物館 / 一人旅
- 住所:栃木県日光市本町1-25地図で見る
- 電話:0288-50-1873
- Web:http://nikko-kanaya-history.jp/house/