東京駅をはじめ、新宿や上野とならんで東京を代表する交通の要所のひとつ「品川駅」。オフィス街のイメージがありますが、実は品川駅周辺や歩いて15分のところにある天王洲アイル周辺には、観光やグルメを楽しめるスポットが満載です!今回は品川駅とその周辺での観光・グルメの楽しみ方をご紹介します。
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品川ってどんな町?
「品川駅」は、JR山手線をはじめ、京浜東北線や東海道線、さらに東海道新幹線や京急線などが乗り入れるターミナル駅のひとつ。品川プリンスホテルをはじめとした高級ホテルが集結する「高輪口」と大手企業のオフィスが集まる「港南口」があり、東京観光の拠点として多くの人が利用しています。
また品川は江戸時代、東海道の宿場町として栄えた街でもあります。京急線の北品川駅から新馬場(しんばんば)駅の間にある旧東海道沿いには、かつての宿場町の面影が残されており、旧本陣跡が残されているほか、由緒ある社寺もあります。
【1】幻想的な水族館「マクセル アクアパーク品川」で生きものたちと戯れよう!
まずは品川プリンスホテル内にある水族館「マクセルアクアパーク品川」に行きましょう。デジタル技術と生きものたちが融合したパフォーマンスをはじめ、季節ごとに代わる音と光、最新のテクノロジーを使ったイルミネーションなど、かつてないエンターテインメントを楽しめます。
1階の「マジカルグランド」には、プロジェクションマッピングとあわせて魚たちが優雅に泳ぐ「イマーシブエリア」や「アトリウムエリア」があるほか、イルカに乗って楽しめるメリーゴーランド、さらに巨大な海賊船にのって無重力の世界を楽しめる「ポート・オブ・パイレーツ」といったアトラクションがあります。
さらにゆらゆらと漂うクラゲたちを見ることができる音と光の空間「ジェリーフィッシュランブル」もおすすめ。落ち着いた雰囲気の中で、アマクサクラゲやミズクラゲといったクラゲたちを見ることができます。
2階にある海中トンネル「ワンダーチューブ」では、世界で唯一展示されているドワーフソーフィッシュやマンタ、マダラトビエイといった巨大な海の生きものたちが泳いでいるほか、「リトルパラダイス」では、カクレクマノミやチンアナゴといった人気の魚たちも泳いでいます♪
最大の見どころは、「ザ スタジアム」。1日7回、バンドウイルカやカマイルカなどがパフォーマンスをするショーが行われており、ウォーターカーテンと照明などの演出にあわせて、イルカたちがジャンプをしたり泳いでいる姿を見ることができます。前方1列目から6列目にかけては水槽の水がたっぷりかかる可能性があるので、雨カッパを着るのを忘れずに。
また屋外広場「フレンドリースクエア」では、アシカやオットセイ、ペンギンたちと戯れられるイベントも開催。ミニレースやボール、輪っかを使ったパフォーマンスなどが行われており、子どもたちはもちろん、大人も十分楽しめます。
アトラクションや生きものたちと遊んだ後は、「アクアショップ ルーチェ」に立ち寄りましょう。アクアパーク品川限定のお菓子やおもちゃ、ぬいぐるみなどを取り揃えており、イルカの形をしたミルククッキー「ドルフィンパーククッキー」や「もっちりイルカのぬいぐるみ」(税込2,500円)などが手に入ります。
- マクセル アクアパーク 品川
- 品川・目黒・大井町 / 水族館 / インスタ映え
- 住所:東京都港区高輪4−10−30 品川プリンスホテル地図で見る
- 電話:03-5421-1111
- Web:http://www.aqua-park.jp/aqua/
【2】品川駅周辺で寺社巡りを楽しもう!
金運アップのパワースポット「品川神社」
品川駅周辺には、歴史ある寺社仏閣が集まっています。品川駅から京急線で2駅、新馬場駅から歩いてすぐのところにあるのが「品川神社」。平安時代末期、源頼朝によって創建された神社で、関ヶ原の戦いの際には、徳川家康もここで戦勝祈願をしたといわれています。本殿には大黒天をはじめとした神様が祀られており、厄除けや大願成就などにご利益があります。
本殿から右手奥には、「阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)」があります。赤い鳥居をくぐると小さな社があり、「天の恵みの霊」が祀られています。
さらに階段を下りて奥に進むと、「一粒萬倍の御神水(いちりゅうまんばいのごじんずい)」があります。ここで紙幣や小銭、印鑑などに水をかけて洗うと、金運向上にご利益があるといわれています。品川神社や阿那稲荷神社、双方を参拝してから金運向上のご利益を得ましょう♪
また境内には、約15メートルの高さを誇る富士塚があります。山岳信仰を代表する富士山への登頂が難しい方でも気軽に登ることができ、頂上からは京急線をはじめ、東京の街並みを見ることができます。
- 品川神社
- 品川・目黒・大井町 / 神社
- 住所:東京都品川区北品川3-7-15地図で見る
- 電話:03-3474-5575
- Web:https://shinagawajinja.tokyo/
赤穂浪士を祀る江戸時代創建の寺院「泉岳寺」
品川駅から高輪、三田方面へ歩いて15分のところにあるのが「泉岳寺(せんがくじ)」。江戸時代前期、徳川家康が幼少時代に身を寄せた今川義元(いまがわよしもと)を弔うために創建されました。元々は桜田門の近くにありましたが、大火によって焼失。江戸時代中期、現在の高輪の地に再建されました。
泉岳寺は、赤穂浪士ゆかりの寺院としても有名。境内には、大石内蔵助義雄(おおいしくらのすけよしお)の銅像があるほか、吉良上野介(きらこうずけのすけ)を討った後、大石ら赤穂浪士が切腹してこの地に埋葬されたことに伴った赤穂浪士の墓地があり、見学できます。
さらに墓地の近くには、「赤穂義士記念館」があります。大石ら赤穂浪士の貴重な遺品や木像が展示されているほか、忠臣蔵についてのビデオも上映されているので、歴史ファンの方はチェックしてみましょう。
- 泉岳寺
- 品川・目黒・大井町 / 寺
- 住所:東京都港区高輪2-11-1地図で見る
- 電話:03-3441-5560
- Web:http://www.sengakuji.or.jp/