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海外の人気博物館TOP27!旅行者が行っている世界の博物館ランキング

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2023年5月17日更新

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5位:エジプト考古学博物館(エジプト)

エジプト考古学博物館は、エジプト政府によって1835年、カイロに設立されました。所蔵されているコレクションは20万点にも上ります。なかでもツタンカーメンの黄金のマスクは非常に有名ですが、そのほかにも秘宝や出土品、パピルス、棺などなど、とても見ごたえのある展示物の数々で、歴史好きなら丸一日見ていられるほど。

歴史に詳しくなくても、未だ謎に包まれた古代エジプトの魅力に圧倒されること間違いなしです。

エジプト考古学博物館
エジプト / 博物館・美術館 / 博物館
住所:The Egyptian Museum, 15 Meret Basha, Ismailia, Qasr an Nile, Cairo Governorate, Egypt地図で見る
Web:http://www.sca-egypt.org/eng/MUS_Egyptian_Museum.h...

6位:モーツァルトの生家(オーストリア)

モーツァルトが1756年1月27日に生まれてから17歳まで居住していた場所で、現在は博物館として一般に公開されています。モーツァルトが実際に使用していた子供用バイオリンやピアノなどが展示されているほか、直筆の手紙の展示などもあり、その小さくて細かい文字を見るだけで、モーツァルトはとても神経質な性格だったんだろうな、と想像できます。

家の中にはストーブがあったり、子供部屋があったりと、当時のアマデウス家の生活の様子が想像できます。博物館内は写真撮影禁止なので、モーツァルトに興味のある方はぜひ実際に足を運んでみて。

モーツァルトの生家
オーストリア / 博物館・美術館
住所:Getreidegasse 9,5020 Salzburg地図で見る
電話:+43 662 844313

7位:アンネ・フランクの家(オランダ)

  • 出典:tripnote.jp実際にアンネが住んでいた家

小説『アンネの日記』で有名なアンネ・フランク一家がゲシュタポに発見され、アウシュビッツの強制収容所に送られるまでの2年間を過ごした隠れ家が、博物館として公開されています。本棚の裏にある隠れ家への階段などを当時のままに保存しており、アンネの本の世界が実際にここにあったのかと思うと感慨深いものがあります。

世界中から多くの人が訪れるため、ゲートの前はかなりの行列!旅程が決まったらチケットはオンラインで予約するのがオススメです。

アンネ・フランクの家
オランダ / 博物館・美術館
住所:Prinsengracht 263-267, 1016 GV Amsterdam地図で見る
電話:+31 20 556 7105
Web:http://www.annefrank.org/

8位:アウシュビッツ・ビルケナウ博物館(ポーランド)

ヒトラー率いるナチス・ドイツが、第二次世界大戦中に造った強制収容所「アウシュビッツ」。当初はポーランド人の政治犯が多く収容されましたが、次第に「労働に適さない」とされた女性・子供・老人、そして「劣等民族」とされたユダヤ人・精神障碍者・身体障碍者・同性愛者を「処分」する「絶滅収容所」になっていきました。

戦後、この地はそのまま保存され、博物館として「人類史上最大の負の歴史」を公開し、平和を考えさせる貴重な博物館となっています。

アウシュビッツ・ビルケナウ博物館
ポーランド / 博物館
住所:ul. Wieźniów Oświęcimia 20 32-603 Oświęcim Poland地図で見る
Web:http://auschwitz.org/en/

9位:戦争証跡博物館(ベトナム)

  • 出典:tripnote.jpベトナム戦争を今に伝える博物館

戦争証跡博物館は、ベトナム戦争にまつわる展示を行う3階建ての博物館です。実際に戦争で使用された武器や戦車のほか、当時各国のジャーナリストにより撮影された、戦闘や被害の様子を写した写真などが展示されています。ベトナムの歴史を知る上では欠かせないスポットです。

戦争証跡博物館
ホーチミン / 博物館・美術館 / 博物館
住所:28 Vo Van Tan, Ward 6, District 3, HCMC地図で見る
電話:(+84) 28 3930 5587
Web:http://warremnantsmuseum.com/

10位:シンガポール国立博物館(シンガポール)

裏にはフォートカニングパークが広がり、とても気持ちのいい場所に建つシンガポール国立博物館。国内最大にして最古の博物館で、大きな白亜の建物がすばらしい存在感を放っています。

シンガポールの歴史を展示する「シンガポール・ヒストリーギャラリー」と、シンガポールのファッションや食などのライフスタイルを紹介する「シンガポール・リビング・ギャラリー」が常設展。館内にはレストランやカフェ、またお土産の購入にもおすすめのショップミュージアム・レーベルも。

シンガポール国立博物館
シティ / 博物館・美術館 / 博物館
住所:93 Stamford Road, Singapore, 178897地図で見る
電話:6332-3251
Web:http://www.nationalmuseum.sg/NMSPortal/

10位:ロンドン自然史博物館(イギリス)

  • 出典:tripnote.jpロンドン自然史博物館 外観

地下鉄サウスケンジントン駅から徒歩5分ほどの場所にある、ロンドン自然史博物館。館内は「レッド:地球について学ぶことができる」「グリーン:人間や動物、鉱物について学ぶことができる」「ブルー:本物の恐竜の化石が展示されている」「オレンジ:生きた野生動物がいる」の4つのゾーンに分かれています。

1番人気のエリアは恐竜のブルー・ゾーン。特に男の子を連れたファミリーに人気で、見どころはやっぱり大迫力の恐竜の化石!またレッド・ゾーンでは阪神・淡路大震災の揺れを体験できる施設もあります。

ロンドン自然史博物館
ロンドン / 博物館
住所:Cromwell Road | South Kensington, London SW7 5BD地図で見る
Web:http://www.nhm.ac.uk/

12位:ジム・トンプソンの家(タイ)

  • 出典:tripnote.jpphoto by さーとぅーんさん

タイのお土産として人気のタイシルクブランド「ジムトンプソン」。ジムトンプソンというのは創業者の名前で、第二次世界大戦中にタイに派遣され、タイシルクを再興させたとして知られるアメリカ人です。

彼が生前過ごした住居跡が現在博物館として一般公開されており、古美術コレクションなどを展示。敷地内にはタイ料理レストランも併設しています。

ジム・トンプソンの家
サイアム / 博物館・美術館
住所:6 Soi Kasemsan 2 Rama 1 Rd., Wangmai, Pathumwan Bangkok 10330地図で見る
電話:02-216-7368
Web:http://www.jimthompsonhouse.com/

13位:ドバイ博物館(ドバイ)

バスタキア地区からクリークに向かって歩くと、ドバイ最古の建築物、アルファヒディ要塞があります。現在はドバイ博物館として公開されており、石油が発見される以前、貧しい漁村であったドバイの歴史を伝えています。

博物館の外には、砂漠の生活を再現した展示物も。鷹狩りに使われる生きた鷹もちゃんといます。

ドバイ博物館
ドバイ / 博物館・美術館 / 博物館
住所:Al Fahidi Fort,Al Fahidi Street,Ali Bin Abi Thalib Street,Bur Dubai地図で見る
電話:+971 600 560000
Web:http://www.dubaiculture.gov.ae/en/Live-Our-Heritag...

14位:秦始皇兵馬俑博物館(中国)

兵馬俑とは兵士や馬の人形のこと。発掘した墓穴をそのまま大きな建屋で覆っており、一号坑(いちごうこう)、二号坑、三号坑と名前がついています。その他、貴重な銅車馬を初めとした一部の出土品は、敷地内にある秦銅車馬陳列館で保管・展示されています。

絶対に見逃してはならないのが一号坑です!発掘された墓穴の中で一番広く、長さ230メートル、幅62メートルにも及びます。そこに約6,000体の兵馬俑がずらっと並んでおり、そのスケールに圧倒されてしまいそうです。

二号坑は、一号坑よりは規模が小さく、兵馬俑約1,300体があります。特徴は、様々な種類の兵士が展示されていること。そして三号坑は一番小さく、まだ復元されていない部分もあります。しかし、軍の司令部という重要な位置づけだったようです。

秦始皇兵馬俑博物館
中国 / 博物館・美術館 / 観光名所 / 博物館
住所:中国陝西省西安市臨潼区兵馬俑地図で見る
電話:2981399001
Web:http://www.bmy.com.cn/2015new/index.htm

14位:王宮博物館(オーストリア)

かつての神聖ローマ帝国で何代にも渡って王位を継承した名門・ハプスブルク家のコレクションを展示する博物館。ウィーンのホーフブルク王宮の一角にあり、スイス宮中庭に入口があります。

館内には数々の豪華絢爛な宝物が展示されており、特にダイヤモンドに真珠、サファイアなどをあしらったルドルフ2世の豪華な王冠は一見の価値あり!

王宮博物館
オーストリア / 博物館・美術館 / 博物館
住所:Hofburg, Schweizerhof, 1010 Wien地図で見る
電話:+43 1 52524

16位:王の家(ベルギー)

グランプラスにある王の家は、1536年にスペイン王カール15世の命令で建てられました。スペイン・ハプスブルク家の支配時にはスペイン政庁として使用され、また、新教徒を監禁する牢獄としても使用されていましたが、実際に王が住んだことはないそうです。

フランス軍の攻撃による火災に合った後、1872年に再建され、現在のネオ・ゴシック様式の美しい石造りの建物に生まれ変わりました。

内部にはタペストリーや、陶器、彫刻などの豪華な展示物や、政治的な歴史資料、そして小便小僧の衣装まで多彩な展示物が飾られており、見ごたえがあります。

王の家
ブリュッセル / 博物館・美術館 / 博物館
住所:Grand Place,, 1000 Bruxelles地図で見る
電話:+32 2 279 43 50
Web:https://www.brusselscitymuseum.brussels/en/masterp...

16位:ふとっちょマルガレータ/海洋博物館(エストニア)

タリンにはいくつもの塔があり、中でも人気なのは「太っちょマルガレータ」と呼ばれる、ずんぐりむっくりの建物です。かつて海からの攻撃を防ぐ砲塔して建てられましたが、後に監獄となり囚人の食事係をしていたふくよかな女性への親しみから、この名前が付けられたそうです。

現在は海洋博物館として一般公開されており、船具や船の模型展示などを通してエストニアの航海の歴史を伝えています。

ふとっちょマルガレータ(海洋博物館)
エストニア / 建造物
住所:Pikk 70, Tallinn Estonia地図で見る
電話:641−1408
Web:http://meremuuseum.ee/

18位:シャーロック・ホームズ博物館(イギリス)

ベーカー・ストリート駅から徒歩約2分のところにある「シャーロック・ホームズ博物館」。小説の中で、友人のワトソンが住んでいたとされる「221B Baker Street」の場所に建っています。

博物館は5階の構成になっており、ホームズやワトソンが実在して、本当に愛用していたかのような感覚になる、帽子やパイプ、書籍などのリアリティのある品々が展示されています。またリビングが再現された部屋では、ホームズといえば…とイメージするパイプなどを借りて写真撮影をすることができます。

シャーロック・ホームズ博物館
ロンドン / 博物館・美術館 / 博物館
住所:221b Baker St., London NW1 6XE地図で見る
電話:(020)72243688
Web:http://www.sherlock-holmes.co.uk/

19位:ワルシャワ王宮/旧王宮博物館(ポーランド)

かつて行政だけでなく文化の中心でもあった旧王宮は、現在では博物館になっています。館内は豪華絢爛な調度品、国王のコレクションであったレンブラントの絵画なども展示してあり、かつての煌びやかな王政時代の姿が再現されています。

ワルシャワ王宮(旧王宮博物館)
ポーランド / 建造物
住所:plac Zamkowy 4, 00-277 Warszawa地図で見る

19位:アルカサル トレド(スペイン)

街の中央にそびえる巨大な建物がアルカサル。古代ローマ時代、ウマイヤ朝、中世カスティーリャ王国の時代に要塞としても機能した宮殿で、現在は軍事博物館となっています。スペイン王国の繁栄を物語る多数のコレクションが展示されています。

アルカサル トレド
スペイン / 博物館・美術館 / 博物館
住所:Calle de la Union, s/n, 45001 Toledo, Spain地図で見る
電話:925 23 88 00
Web:https://turismo.toledo.es/

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