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【23】ホーエンザルツブルク城(ザルツブルク)
ホーエンザルツブルク城は、市内中心部を流れるザルツァッハ川に面した小高い丘の上に立つ城塞です。700年もの年月をかけて建築された堂々たる姿は、市内のどこからでも望むことができ、まさにザルツブルクのシンボル。
麓から急こう配のケーブルカーで登ることができ、城内は音声ガイドツアーで自由に見学することができます。“ザルツブルク=塩の城”という名の由来ともなったかつての重要産業・塩の貯蔵庫や、築城の過程が学べる模型などを見学し、クライマックスは展望台から見下ろす旧市街の絶景!ザルツブルクの旅では必訪の観光スポットです。
- ホーエンザルツブルク城
- オーストリア / 建造物 / 城・宮殿
- 住所:Mönchsberg 34, 5020 Salzburg, オーストリア地図で見る
【24】モーツァルトの生家(ザルツブルク)
- 出典:tripnote.jp
音楽家のモーツァルトが生まれ育った街・ザルツブルク。こちらはモーツァルトが1756年1月27日に生まれてから17歳まで居住していた場所で、現在は博物館になっています。モーツァルトが実際に使用していた子供用バイオリンやピアノなどが展示されています。
また直筆の手紙の展示などもあり、その小さくて細かい文字を見るだけで、モーツァルトはとても神経質な性格だったんだろうな、と想像できます。家の中にはストーブがあったり、子供部屋があったりと、当時のアマデウス家の生活の様子を思わず想像してしまいます。博物館内の写真撮影は禁止です。
このほかに、街にはモーツァルトに縁のある教会や、17歳から24歳まで過ごした住居などもあり、すべて見学可能です。
【25】ザルツブルグ大聖堂(ザルツブルク)
- 出典:tripnote.jp
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モーツァルトはこのザルツブルク大聖堂で洗礼を受け、1779~1781年までパイプオルガンの奏者を務めていたと伝わっています。建設以降、8度の火災に見舞われましたが、何度も修復され、最終的にイタリアの建築家サンティーノ・ソラーリにより現在の大聖堂に建て直されました。静粛な雰囲気の大聖堂に心が洗われます。天井の絵画も美しいので、ぜひ生で見てみてくださいね。
【26】レジデンツ広場(ザルツブルク)
旧市街地の中心部にあり、すべての旅行者が一度は立ち寄るスポット。南にザルツブルグ大聖堂、西にレジデンツ(宮殿)、東にグロッケンシュピール(新宮殿)があり、その囲まれた一画が広場になっています。レジデンツは、カトリックの高位聖職者であるザルツブルク大司教の居城として1619年に建設されたもので、現在その内部はザルツブルク州立博物館となっています。
こちらのレジデンツ広場は、コンサートやイベント、季節のお祭りなどで常に多くの人々で賑わっています。広場の中央にある噴水はとくに有名で、馬やイルカ、ギリシャ神話のアトラス神などの彫刻が見事。毎年11月下旬~12月下旬までは噴水を囲むようにクリスマスマーケットが開かれ、この季節も華やかでおすすめです。
- レジデンツ広場
- オーストリア / 公園・動植物園 / 広場
- 住所:Residenzpl. 4, 5020 Salzburg, オーストリア地図で見る
- Web:https://www.salzburg.info/en/sights/squares-street...
【27】ヘルブルン宮殿(ザルツブルク)
- 出典:tripnote.jp
ザルツブルク市内からバスで15分ほどの場所にあるヘルブルン宮殿は、大司教マルクス・シティクスの“夏の離宮”として17世紀に建造。宮殿そのものよりも、遊び心満載の「水の仕掛け」が至るところに設けられた庭園で有名です。
いたずら好きだった当主のアイデアで考案されたとされる仕掛けは、イスに座ると水しぶきが上がる噴水付きのダイニングテーブルや、突然水が噴き出す彫像など、どこから水がかかるのか予想ができません。庭園ツアーは、ガイドさんがわざと観光客を水が出るスポットに誘導してスイッチを押し、歓声とともにずぶ濡れになった姿を皆で笑いあう…というアクラクション的なもの。国籍が違う観光客同士も、一緒に濡れればすぐに打ち解けることができ、大人も子どもも楽しめるツアーです。
庭園の片隅には、映画『サウンドオブミュージック』に登場したガラスのパビリオンもあり、こちらも観光客に人気です。
- ヘルブルン宮殿
- オーストリア / 建造物
- 住所:Fürstenweg 37, 5020 Salzburg, オーストリア地図で見る
- Web:https://www.hellbrunn.at/
【28】ハルシュタット(ザルツカンマーグート)
- 出典:tripnote.jp
ハルシュタットはオーストリアの中部に位置するオーバーエスターライヒ州に属しており、人口は1,000人ほどのこじんまりとした小さな田舎町です。このハルシュタットは湖畔に面しており、湖畔を含めた街の景観は世界で最も美しい街の一つとして高く評価され、1997年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
- 出典:tripnote.jp
ハルシュタットの街を歩いていると、彫刻を囲むように可愛らしい建物が並ぶマルクト広場や、美しい湖畔からの眺めが楽しめるハルシュタット湖、山の斜面に沿うように家が立ち並ぶ景観のほか、田舎らしいほのぼのとした街の雰囲気など、フォトスポットもたっぷりの素敵な景色が続きます。
【29】インスブルック ノルトケッテンバーン(インスブルック)
オーストリア・チロル州の州都であるインスブルック市街から、ケーブルカーとロープウェーで標高2,330mまで登れる便利な「ノルトケッテンバーン」。ノルトケッテ連峰に登る鉄道(バーン)という意味で、幼児やベビーカーの赤ちゃん連れでも2,000m級のチロルの山の雰囲気を味わえます。
ケーブルカー乗り場は有名な観光スポット「黄金の小屋根」からすぐとアクセスも良く、乗車わずか10分足らずで標高860mのフンガーブルク駅に到着。途中に経由する2つの駅と合わせて、すべての駅舎は国際的な女性建築家ザハ・ハディッドによるデザインです。フンガーブルクから2本のロープウェーを乗り継ぎ、さらに10分ほどで一気に標高を上げ、終着地点のハーフェレカー駅(標高2,330m)に到着します。
- 出典:tripnote.jp
駅はノルトケッテ連峰ハーフェレカー山頂のすぐ手前にあり、ここから徒歩で登頂も可能。山登りをしなくとも、駅周辺の展望台から眼下の絶景を楽しんだり、カフェレストランでビールやコーヒーをいただいたり。晴れていればオーストリアアルプスの山々が一望でき、最高の旅の記憶になるでしょう。
- インスブルック ノルトケッテンバーン
- オーストリア / 乗り物
- 住所:Rennweg 3, 6020 Innsbruck, オーストリア(市街地側の乗り場)地図で見る
- Web:https://www.nordkette.com/de/home.html