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韮山(静岡)
韮山反射炉(にらやまはんしゃろ)
静岡県伊豆の国市にある反射炉跡です。幕末期の代官、江川英龍父子がつくった耐火レンガ製の反射炉で、煙突と炉跡がのこっています。
「伊豆長岡駅」から、一乗車100円の「観光周遊型韮山反射炉循環バス」が運行しており、アクセスがいい。ただ一日の本数は少なく、バスを待つあいだは韮山反射炉に隣接するレストランやお土産店で過ごすのがおすすめ。
- 韮山反射炉
- 三島・沼津・伊豆長岡 / 遺跡・史跡 / 桜の名所 / 世界遺産 / 観光名所
- 住所:静岡県伊豆の国市 中字鳴滝入268地図で見る
- 電話:055-949-3450
- Web:http://izunotabi.com/見る・遊ぶ/史跡/韮山反射炉/
釜石(岩手)
橋野鉄鉱山・高炉跡
岩手県釜石市橋野町にある高炉跡です。那珂湊(なかみなと)にあった水戸藩の反射炉に大砲用の銑鉄を供給するために、近代製鉄の父である大島高任の指導によりつくられました。最古の洋式高炉跡として国の史跡に指定されています。
- 橋野鉄鉱山
- 釜石市 / 遺跡・史跡 / 穴場観光スポット / 世界遺産
- 住所:岩手県釜石市橋野町2-15地図で見る
- Web:http://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/spot/h...
佐賀
三重津海軍所跡(みえつかいぐんしょあと)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto by Pekachu CC BY-SA 4.0 from Wikimedia Commons
佐賀藩が1858年(安政5年)に設立した蒸気船の修理・造船施設です。現在、三重津海軍所跡があるエリアは、当時「三重」というエリアでした。”津”とは港のことで、三重にある津ということで「三重津」と名付けられたのです。1865年(慶応元年)には、国産初の実用蒸気船である「凌風丸(りょうふうまる)」がここで製造されました。
しかし実際に訪れてみると、ただの広い敷地が広がっているだけで愕然とする人もいるでしょう。じつは三重津海軍所跡は見えない世界遺産で、すべての史跡が地中に埋まっているのです。木造のドックを劣化や腐食を防ぐために、土の中に埋めておく必要があるのだそう。
- 三重津海軍所跡
- 佐賀 / 遺跡・史跡 / 穴場観光スポット
- 住所:佐賀県佐賀市川副町大字早津江津地図で見る
- 電話:0952-25-7253(佐賀県 肥前さが幕末維新博事務局)
- Web:http://mietsu-sekaiisan.jp/
長崎
小菅修船場跡(こすげしゅうせんじょうあと)
長崎県長崎市小菅町にある、日本初の西洋式ドックです。ドックとは船の修理、造船などのためにつくられた設備・施設のこと。小菅修船場は外国船の修理をするために計画されたもので、1868年(明治元年)12月に完成しました。また曳揚げ小屋は現存する日本最古の本格的なレンガ造りの建物です。
JR「長崎駅」から長崎バス(野母半島方面〔戸町経由〕乗車)で15分、小菅町下車、歩いて5分ほど。
- 小菅修船場跡
- 長崎 / 遺跡・史跡
- 住所:長崎県長崎市小菅町5地図で見る
- 電話:095-829-1314(長崎市観光推進課)
- Web:http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/169/
三菱長崎造船所 第三船渠(だいさんせんきょ)【非公開施設】
1905年に完成した、当時としては東洋最大のドックです。100年以上経った現在も稼働しており、三菱長崎造船所内にあるため非公開施設となっています。
- 三菱長崎造船所 第三船渠
- 長崎 / 遺跡・史跡
- 住所:長崎県長崎市地図で見る
- Web:http://www.at-nagasaki.jp/spot/62107/
長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン【非公開施設】
同型としては日本に初めて設置された電動クレーンです。現在も現役で活躍しており非公開施設となっています。対岸のグラバー園から眺めたり、旧木型場行のシャトルバスからは間近でその姿を見ることができます。
- 長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン
- 長崎 / 遺跡・史跡 / 世界遺産
- 住所:長崎県長崎市地図で見る
- Web:http://www.at-nagasaki.jp/spot/62108/
長崎造船所 旧木型場
- 出典:ja.wikipedia.orgphoto by Indiana jo CC BY-SA 4.0 from Wikimedia Commons
木型場とは鋳物製造用の溶けた金属を流し込む鋳型をつくるための、木の模型をつくる場所のこと。1898年(明治31年)に三菱造船所に併設されました。1985年10月には史料館としてオープン。現在は長崎造船所の歴史や発展を紹介しています。見学は完全予約制になっており、事前に電話での予約が必要です。長崎駅前から予約された時間帯のシャトルバスに乗って向かいます。
- 長崎造船所 旧木型場
- 長崎 / 博物館
- 住所:長崎県長崎市飽の浦町1-1地図で見る
- 電話:095-828-4134
- Web:http://www.mhi.co.jp/company/facilities/history/
長崎造船所 占勝閣(せんしょうかく)【非公開施設】
- 出典:ja.wikipedia.orgphoto by Indiana jo CC BY-SA 4.0 from Wikimedia Commons
1904年(明治37年)に長崎造船所長の荘田平五郎の邸宅として建てられた木造の洋館です。第三船渠を見下ろす丘の上で緑に囲まれ佇んでいます。2階に寝室やホール、1階に食堂や応接室、書斎があり、地下には厨房を完備。現在でも三菱造船所の迎賓館として使用されているため、非公開施設となっています。
- 長崎造船所 占勝閣
- 長崎 / 建造物 / 歴史的建造物
- 住所:長崎県長崎市地図で見る
- Web:http://www.at-nagasaki.jp/spot/62109/