この記事の目次表示
【9】オーストリア国立図書館(ウィーン)
- 出典:tripnote.jp
上記で紹介したホーフブルク宮殿の旧王宮敷地内にあるのが、こちらのオーストリア国立図書館。大広間である通称「プルンクザール」は、世界で最も美しい図書館ホールとして知られています。特に見所なのが、丸天井に描かれた宮廷画家ダニエル・グランの華麗なフレスコ画。
- 出典:tripnote.jp
- 出典:tripnote.jp
360度に渡って描かれた絵画と、約20万冊もの蔵書がずらりと並ぶ壁一面の重厚な本棚が調和した姿は、圧巻の一言です。本に直接触れることはできませんが、深い歴史にきっと心が震えることでしょう。
こちらの図書館では、一般への本の貸し出しは行われておらず、見学には入場料(7ユーロ・約940円)が必要です。
- オーストリア国立図書館
- オーストリア / 建造物
- 住所:Josefsplatz 1 , 1010 Wien地図で見る
- Web:https://www.onb.ac.at/en/
【10】アルベルティーナ(ウィーン)
ウィーンの中心街に位置する美術館。素描が約65,000点、版画が約100万点と世界有数のコレクションを誇り、そのほかにもモネやピカソなどのクラシック・モダン絵画、現代アート、写真、近代のグラフィック作品、建築画なども所蔵しています。
またこちらの建物は、旧ハプスブルク家邸宅だったため修復された数々の部屋も魅力です。20室の豪華な部屋は当時の高価な家具なども配置され、ハプスブルク時代の居住・招宴広間のきらびやかな文化を伺うことができます。
- アルベルティーナ
- オーストリア / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Albertinaplatz 1, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:https://www.albertina.at/
【11】シュテファン大聖堂(ウィーン)
- 出典:tripnote.jp
シュテファン大聖堂は、ゴシック様式の壮麗な外観とまっすぐ空へと伸びる塔が特徴的です。第二次世界大戦期にも被害を免れ、最も古い部分は13世紀のものなんだそう。正面から見るとダイヤ柄、側面はタイルの彩りなど、シュテファン大聖堂の屋根は見る角度によって違う印象を受けます。
内部も高い天井にバロック式の祭壇、ステンドグラスがとても美しく、思わず時間が経つことを忘れてしまう空間です。
- シュテファン大聖堂
- オーストリア / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Stephansplatz 3, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:http://www.stephanskirche.at/
【12】シュテファン広場(ウィーン)
- 出典:tripnote.jp
シュテファン大聖堂の目の前にある広場で、観光客やパフォーマー、コンサートチケットの売り子などで終日賑わっています。地下鉄主要駅も通り、土産物店、レストランも立ち並んでおり、ウィーンで一番の繁華街と言っても過言ではありません。さらに夕方ごろになると、路上ライブや路上コンサートも始まり、音楽の都ウィーンならではの雰囲気が味わえますよ。
また、この広場からはシュテファン大聖堂の全景がよく見えるため、撮影スポットとしては最適の場所です。
【13】ペーター教会(ウィーン)
- 出典:tripnote.jp
シュテファン大聖堂の近くに位置するペーター教会は、緑色のドーム型の屋根が特徴的です。教会の歴史は9世紀にまで遡り、ウィーンで2番目に古い教会であると言われています。
バロック装飾が施された内部の祭壇の後方には、美しいパイプオルガンがあり、こちらも必見です。そしてほぼ毎日、15時から無料のパイプオルガンのコンサートが開催されており、こちらも合わせて鑑賞したいポイントです。また、夜はライトアップが美しく、昼とは違う顔を見せてくれます。
- ペーター教会
- オーストリア / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Peterspl. 6, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:http://www.peterskirche.at/home/
【14】ウィーン市庁舎(ウィーン)
ウィーンのシンボルのひとつであるウィーン市庁舎。19世紀に建てられたこちらはネオ・ゴシック様式で、特徴的な尖塔はどこか中世ヨーロッパの教会の雰囲気をも感じさせます。市庁舎内部の見学はガイドツアーでのみ可能で、個人参加できるツアーは、月曜、水曜、金曜の13時から実施されています(予約不要・無料)。夜はライトアップもされるので、昼間とは違う姿も見ることができます。
- 出典:tripnote.jp
ヨーロッパ最大規模の庁舎であるこちらは、多種多様なイベントの会場にもなります。5月に開催されるライフバル舞踏会や11月のアドヴェント市、冬季のアイスドリームなど季節によって違う顔を見せてくれます。
また、市庁舎広場にはオーストリアの歴史において、重要な人物の大理石像が並んでおり、市庁舎を見守っています。
- ウィーン市庁舎
- オーストリア / 建造物
- 住所:Friedrich-Schmidt-Platz 1, 1010 Wien, Austria地図で見る
- 電話:01-52550
- Web:https://www.wien.gv.at/verwaltung/rathaus/index.ht...
【15】デメル(ウィーン)
- 出典:tripnote.jpDEMELの店内に並ぶケーキ
- 出典:tripnote.jpオーストリア・ウィーンの老舗カフェ・デーメル (DEMEL)
1786年創業の洋菓子店で、オーストリアの菓子店・カフェの代名詞的存在となっています。かつてヨーロッパに大帝国を築いたハプスブルク家の皇帝や貴族たちも通ったと言われており、1799年にはウィーン王宮御用達菓子司に指定されました。厨房はガラス張りになっており、製造過程を見ることができます。この前を通って2階に上がると格調高い装飾の空間が広がっており、カフェ席があります。
- 出典:tripnote.jpオーストリア・ウィーンの老舗カフェ・デーメル (DEMEL)
デメルにはチョコレート菓子を中心に、上品なお菓子(4.2ユーロ~・約550円)が多くあります。ザッハトルテやチョコレートケーキは、濃厚なチョコレートとリキュールで上品に仕上げられており、洗練された一品です。本場で頂くウィンナーコーヒー(4.2ユーロ・約550円)と一緒に頂きたいですね。かつて繁栄したオーストリアの首都ウィーンらしさ満点の空間で、貴族の気分を味わえることでしょう。
- デメル
- オーストリア / カフェ・喫茶店
- 住所:Kohlmarkt 14, 1010 Wien地図で見る
- Web:http://www.demel.at/frames/index_wien_kaffeehaus.h...