サグラダ・ファミリアやカサ・バトリョなどをはじめとするスペインの観光スポットを、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に行っている順に、人気ランキング形式でご紹介します!
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1位:サグラダ・ファミリア(バルセロナ)
- 出典:tripnote.jpphoto by Fukinoさん
スペインを訪れたなら見ないわけにはいかないのが「サグラダ・ファミリア」です。天才建築家アントニオ・ガウディがその建築に生涯を捧げた大聖堂で、1883年、31歳のガウディが2代目主任建築家として就任して以来、亡くなるまでの43年間のほとんどをここで過ごしたそう。
- 出典:tripnote.jpphoto by mina.kさん
建設開始から130年以上経ってもなお建築中で、完成することはないんじゃないかと言われていたものの、ガウディ没後100年の節目にあたる2026年の完成を目標に進んでいます。2005年には、未完成ながら一部(生誕のファサードと地下礼拝堂)が世界遺産に登録されました。サグラダ・ファミリアの前に広がる公園からは、建物の全景を撮影することができます。
- サグラダ・ファミリア
- バルセロナ / 社寺・教会 / 観光名所
- 住所:Carrer de Mallorca, 401, 08013 Barcelona,Spain地図で見る
- Web:http://www.sagradafamilia.org/
2位:グエル公園(バルセロナ)
「グエル公園」はもともと、ガウディのパトロンであったグエルが、ガウディに依頼して都市開発プロジェクトを行なった場所です。当初は60戸の田園住宅街として建設されたものの、売れたのは2戸(しかも買い手は、グエルとガウディ)。結局、住宅地としては成功せず、後に公園として市民に開放されました。
- 出典:tripnote.jpphoto by Akinoさん
グエル公園は無料エリアと有料エリアに分かれており、人気写真スポットであるモザイクのドラゴンがいる中央階段や列柱ホール、タイルやガラスで飾られた波型のベンチがあるテラスなどは有料ゾーンとなっています。また有料ゾーンのテラスからは、バルセロナの街を一望することもできます。かつてガウディが暮らした家は現在、ガウディ博物館として公開されています。
3位:カサ・バトリョ(バルセロナ)
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グラシア通りにある「カサ・バトリョ」は、同じく人気の観光スポットであるカサ・ミラから徒歩10分の場所にあります。1877年に建てられた集合住宅を、オーナーのバトリョがガウディに増改築を依頼して現在の姿になりました。隣接するカサ・アマトリエールへの対抗心から、より豪華に際立たせたいという思いで全面リフォームを行ったそう。
- 出典:tripnote.jpphoto by m i i s aさん
地中海からインスピレーションを受けたという建築は、一切の直線的表現を排除して、全体を自然の曲線美で装飾しています。すべてが曲線で構成された入り口ホールや、ガウディが細部までデザインした階段や扉、屋上のオブジェのような煙突、大窓が目を引く外観、人工工学に基づいて設計された家具など、見どころがたくさん!
日本語のオーディオガイドもあるので、より深くガウディワールドを理解しながら見学することができます。
4位:カサ・ミラ(バルセロナ)
- 出典:tripnote.jpphoto by maaikunさん
グラシア通りにある観光名所「カサ・ミラ」。石と鉄で波打つような曲線を描く外観がひと際目を引く建物で、バルセロナ市民からは「ラ・ペドレラ(石切り場)」の愛称で親しまれ、今なお住人が暮らす民間建築です。
- 出典:tripnote.jpphoto by ラッシーさん
実業家ペレ・ミラとその妻からの依頼を受けて、ガウディが54歳のときに設計。どの部屋にも自然光が入るように考えられ、通気性の良さにもこだわり、見た目のインパクトだけなく快適な住み心地を実現しています。見学用の住居スペースには、1900年代初頭のブルジョア階級の家を再現した家具が置かれており、当時の様子を体感できる空間となっています。