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13位:サン・ジョセップ市場/ボケリア市場(バルセロナ)
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「ラ・ボケリア(Mercat de La Boqueria)」と呼ばれる「サン・ジョセップ市場」は、元々1200年代に始まった青空市場が起源と言われている公設の市場です。「サン・ジョセップ修道院」の跡地に広場として開発され、1840年に今の屋根付きのマーケットという形になりました。
場所はバルセロナのメイン・ストリートとされる並木道、ランブラス通り(Las Ramblas)沿いにあり、観光にも便利なロケーションです。2,500㎡の広さに全部で200以上のお店が軒を連ねており「とりあえずラ・ボケリアに行けば、バルセロナの食は十分満喫できる」と言われているほど。
- 出典:tripnote.jpphoto by 月夜野さん
お肉やお魚などの生鮮食品、野菜やフルーツ、スイーツだけでなく、チーズやスパイス、オリーブオイルなどあらゆる食材が所狭しと並ぶ様子から「バルセロナの胃袋」として地元の人からも親しまれています。
- サン・ジョセップ市場(ボケリア市場)
- バルセロナ / 市場・朝市
- 住所:Rambla 91, 08001 Barcelona地図で見る
- Web:http://www.boqueria.info/
14位:ピカソ美術館(バルセロナ)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By 1997 CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
「ピカソ美術館」では、ピカソの少年時代と晩年の作品を中心に、油絵をはじめとする絵画、彫刻、版画、陶器など、約4,000点もの様々なピカソ芸術を展示しています。ノートなどに書かれたピカソの少年時代の作品からは、その非凡な才能が早くから表れていたことが分かります。
- 出典:tripnote.jpphoto by 夕力さん
1881年にマラガで生まれたピカソですが、14歳からの約9年間、パリやマラガなどを行き来しながらバルセロナを拠点にして暮らしました。画家ピカソに大きな影響を与えた街バルセロナだからこそ、これだけの多くの名作に出会うことができます。また、13〜14世紀に建てられた宮殿を改装した歴史ある建物も趣があります。
- ピカソ美術館
- バルセロナ / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Carrer Montcada, 15-23, 08003 Barcelona地図で見る
- 電話:+34 932 56 30 00
- Web:http://www.museupicasso.bcn.cat/
14位:マドリード王宮(マドリード)
美しい建築美を誇る白亜のマドリード王宮は、西ヨーロッパで最大規模を誇る王室の宮殿。かつては、スペイン内戦の戦場ともなった歴史ある王宮です。ネオ・クラシック調の建物で、1764年カルロス3世の時代に建設されました。現在国王は住んでおらず、公式行事などが催される迎賓館となっています。
王宮内の部屋数は2,800室ほどとも言われていますが、見学できるのは列柱の間やカルロス3世の私室をはじめとする一部のみ。とはいっても見応えは十分すぎるぐらいあるので、その息をのむような豪華で煌びやかな装飾をぜひ見に行ってみてください。
16位:トレド大聖堂(トレド)
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高さ90mもの鐘楼をそなえた「トレド大聖堂」は、イスラム支配時代のモスク跡に建てられ、スペインカトリックの総本山となっています。建設に3世紀もの時間がかかったことからゴシック様式の歴史がすべて見られる貴重な建物となっており、ゴシック建築三大カテドラルの1つとされています。
- 出典:tripnote.jp
4つの側廊と22の礼拝堂を持つ広大な聖堂内は、繊細な装飾が壁一面に施された主祭壇や、黄金に輝く煌びやかな礼拝堂など見所がたくさんあります。特に聖具保管室にはスペインで活躍した画家エル・グレコの絵画『キリストの聖衣剥奪』を始め様々な美術作品が展示されていて、さながら美術館のようです。
- トレド大聖堂
- スペイン / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Calle Cardenal Cisneros, 1, 45002 Toledo, Spain地図で見る
- 電話:925 22 22 41
- Web:http://www.catedralprimada.es/
16位:マヨール広場(マドリード)
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4階建の建物で囲まれた長方形の広場「マヨール広場」は、マドリード市民の憩いの場となっており、散策を楽しむ人が絶えない賑やかなスポットです。1619年に建設され、3度の火災を経て、現在の姿になっています。
かつてはお祭りや闘牛、さらには宗教裁判による処刑までも行われていた歴史を持つ広場で、中央には創建者フェリペ3世の騎馬像が置かれています。
- マヨール広場(マドリード)
- スペイン / 公園・動植物園 / 広場
- 住所:Plaza Mayor, 28012 Madrid,Spain地図で見る
18位:ミハス(マラガ)
アンダルシアのミハス山麓に位置するミハスは、海抜420mの高台にあり、スペインで人気の「白い村」の中でも一番有名なリゾート地です。青い空に白い建物のコントラストが美しく、かわいらしい色合いの花がそこかしこに飾られている街並は、まるで絵本の世界。日本人好みの雑貨屋さんも多く、かわいい街並と一緒に買い物も楽しめます。
- 出典:tripnote.jp
年に3回も塗り替えられるという町並みはいつもお手入れされているので、とてもきれいな白色をしているのも特徴です。
18位:カタルーニャ広場(バルセロナ)
バルセロナの中心にあり、旧市街と新市街の境に位置します。空港バスの発着地であり、地下鉄なども乗り入れる交通の要所。そしてグラシア通りやランブラス通りもカタルーニャ広場が始点となり、いわばバルセロナ観光の拠点となる広場です。広場には観光案内所やデパートがあり、イベントなども開催されます。また金曜と土曜の夜には噴水ショーも楽しめます。
20位:セビリア大聖堂(セビリア)
- 出典:tripnote.jp
バチカン市国のサンピエトロ寺院、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次ぐ規模と言われる「セビリア大聖堂」。祭壇には世界最大のついたてがあり、聖書にあるイエスキリストの物語が彫刻されています。スペインの富を象徴するように金が施されているさまには、大きさにも煌びやかさにも圧倒されます。
- 出典:tripnote.jpphoto by Matmakさん
なんでも建築当時のコンセプトが後世の人々に「正気の沙汰ではない」と思われる聖堂というのですから、狙い通り!といったところでしょうか。また大聖堂内には、スペイン帝国の礎を築いたコロンブスの棺が、スペインを統治していた4つの国の国王によって抱えられる形で安置されています。