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5位:アルハンブラ宮殿(グラナダ)
- 出典:tripnote.jpphoto by mの記録( ´∀`)さん
「アルハンブラ宮殿」は、スペイン南部のグラナダという街にあります。歴史の教科書にも出てくるこの宮殿は、かつてイスラム王朝がこの一帯を支配していた時代に造られた建築物で、イスラム勢力の最後の舞台となった場所でもあります。現在残されているのは、イベリア半島最後のイスラム王朝・ナスル朝の時代の建築とされています。
- 出典:tripnote.jpphoto by Matmakさん
イスラム建築の最高峰といわれ、ユネスコ世界遺産にも登録されているこの宮殿は、大きく分けると、アルカサバ要塞、カルロス5世宮殿、ナスル朝宮殿、ヘネラリフェ庭園の4つの部分で成り立っています。スペインにありながらイスラム風の建築群を見ることができ、敷地内にある壁の装飾や彫刻は圧巻です!
- アルハンブラ宮殿
- スペイン / 建造物 / 城・宮殿
- 住所:Calle Real de la Alhambra, s/n, 18009 Granada,Spain地図で見る
- Web:http://www.alhambra-patronato.es/
6位:プラド美術館(マドリード)
「プラド美術館」は世界最大級の国立絵画美術館で、世界三大美術館の1つにも数えられています。コレクションはスペイン王家の人々が収集した絵画や彫刻が中心で、所蔵数は絵画8,600点、彫刻700点以上にものぼると言われています。
- 出典:tripnote.jpphoto by mの記録( ´∀`)さん
展示されているのは膨大な所蔵品のごく一部だそうですが、ルーベンスの『三美神』、ゴヤの『裸のマハ』、ベラスケスの『宮廷の侍女たち』と、名前を挙げたらキリがないほどの大作ぞろいとなっています。
7位:ランブラス通り(バルセロナ)
- 出典:www.flickr.comphoto by Mathieu Marquer CC BY-SA 2.0 from flickr
バルセロナきっての繁華街に位置する「ランブラス通り」は、カタルーニャ広場からコロンブスの塔まで続く目抜き通りです。ストリート沿いの街路樹がとても美しく、カフェやレストラン、お土産店に劇場が並ぶ光景は、ただブラブラと歩くだけでも楽しめます。大道芸人や似顔絵描きがいるあたりに観光地らしさを感じ、地元の人はもちろんのこと、多くの観光客で夜遅くまでにぎわいを見せます。
8位:カタルーニャ音楽堂 (バルセロナ)
- 出典:tripnote.jpphoto by Fukinoさん
スペイン・バルセロナ市内にあるコンサートホールの「カタルーニャ音楽堂」。花や動物をモチーフにしたロマンチックな表現方法である「アール・ヌーヴォー」の世界観が満載で、オシャレで可愛すぎるコンサートホールです。とくにホール天井から下がる豪華なシャンデリアは、フォトジェニックで必見です。
「カタルーニャ音楽堂」を設計したのは、バルセロナ出身の建築家、リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーです。建築学校の教授を務めていたこともあり、当時の教え子にはあのアントニ・ガウディもいました。
- 出典:tripnote.jpphoto by Fukinoさん
「カタルーニャ音楽堂」は、同じくドメネクが設計した「サン・パウ病院」とともに、1997年に世界文化遺産に登録されました。20世紀初頭のモデルニスモ建築(アール・ヌーヴォーの影響を強く受けたバルセロナ独自の建築様式)の代表作として、今でも高い評価を受けています。
- カタルーニャ音楽堂
- バルセロナ / 観光名所 / 建造物
- 住所:C/ Palau de la Música, 4-6, 08003 Barcelona地図で見る
- 電話:+34 932 95 72 00
- Web:http://www.palaumusica.cat/en
9位:サンタ・エウラリア大聖堂/カテドラル(バルセロナ)
- 出典:tripnote.jpphoto by hollyさん
旧市街の中心にある「サンタ・エウラリア大聖堂(カテドラル)」は、3つの尖塔が特徴的な街のシンボル的な存在です。細かな装飾が施されたゴシック様式の外観が美しくも荘厳で、その佇まいに圧倒される大聖堂は、外観だけでも一見の価値ありです。
- 出典:tripnote.jpphoto by hollyさん
大聖堂前には大きな広場があり、日曜日午後にはカタルーニャ地方の民族舞踊「サルダーナ」を踊るイベントやマーケットが開催されたり、大道芸をするパフォーマーなどもいてバルセロナ市民の憩いの場となっています。
- サンタ・エウラリア大聖堂(カテドラル)
- バルセロナ / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Pla del la Seu, 08002 Barcelona地図で見る
10位:メスキータ(コルドバ)
- 出典:tripnote.jp
旧市街全体が世界遺産に登録されているコルドバ。なかでも一番の観光スポットで、コルドバの象徴とも言えるのが「メスキータ」です。「メスキータ」とは、スペイン語でイスラム教寺院のことです。名前の通り元々はイスラム教徒のモスクだった建物ですが、キリスト教徒の手に渡った16世紀に、大聖堂への改築が始まりました。
- 出典:tripnote.jp
大聖堂の建設許可を与えた当時のスペイン王カルロス1世は、着工後にコルドバを訪れ「メスキータがこんなに素晴らしいものと知っていたら、工事の許可を与えなかった。世界のどこにでもあるものを作るために、世界に一つしかないものを壊してしまった。」とつぶやいたと言われています。そうして工事は中止、残されたメスキータは、モスクと聖堂が共存する、世界に2つとない貴重な建造物となりました。
最もよく知られるのが馬蹄形アーチが約850本も連なる広々とした空間。赤と白の縞模様が幻想的な雰囲気を醸し出し、訪れる人々を魅了します。
10位:サン・パウ病院(バルセロナ)
- 出典:tripnote.jpphoto by とんとろさん
サグラダ・ファミリアから徒歩10分の場所にある、リュイス・ドメニク・イ・モンタネール建築の建物。15世紀からバルセロナ市内にあった6つの病院を統合するべく、1902年〜1930年に建設された巨大病院です。工事はモンタネールの息子ペラに引き継がれて完成。カタルーニャ音楽堂とともに、世界遺産に登録されています。
- 出典:tripnote.jpphoto by とも蔵さん
2009年まで実際の病院として使用されており、至る所に装飾されたモザイクや彫刻、絵画などの美しさに多くの病人たちが癒され、元気をもらっていたそうです。現在は博物館として、内部の様子を一般公開しています。
- サン・パウ病院
- バルセロナ / 建造物 / 観光名所
- 住所:Carrer de Sant Quintí, 89, 08026 Barcelona地図で見る
- 電話:+34 932 91 90 00
- Web:https://www.santpaubarcelona.org/en
12位:グラシア通り(バルセロナ)
- 出典:www.flickr.comphoto by François MORARD CC BY-SA 2.0 from flickr
バルセロナ市内の地下鉄「Diagonal(ディアゴナル)駅」と「Catalunya(カタルーニャ)駅」をつなぐ通りが、グラシア通りです。
ディアゴナル駅を起点にした場合、まず最初に出会うのが「カサ・ミラ」。アントニ・ガウディが設計したアパートメントで、世界遺産にも登録されている有名な観光スポットです。そのまま通りをまっすぐ進むと、シャネルやルイ・ヴィトン、グッチなどの高級ブランドショップが軒を連ね、ショッピングが楽しめます。
- 出典:tripnote.jpカサ・アマトリェ
ブランド街を通り過ぎると、「カサ・ミラ」と同じくガウディ設計のアパートメント「カサ・バトリョ」が見えてきます。「カサ・バトリョ」の隣の三角屋根の建物は、有名なモデルニスモ建築家が設計した「カサ・アマトリェ」。その先にもサン・パウ病院を設計したドメネクが手がけた「カサ・リェオ・モレナ」があり、グラシア通りはまさにユニークな建築物の宝庫!デザインや建築が好きな方は必見です。