旅好き女子の間で大人気なのが台湾。台湾の朝食ではおなじみの豆漿ですが、今回はこちらの豆漿を東京で味わえるお店をご紹介します。ここのお店、超本格派なのです…!
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台湾の人気朝食「鹹豆漿」とは?
台湾語で「鹹=辛味」、「豆漿=豆乳」という意味。暖かい豆乳にお酢が入れられ、しょうゆやラー油で味付けされた温かい「おぼろ豆腐入り豆乳スープ」と言ったところでしょうか。
さらに、具として干しエビ・ザーサイ・ネギ・パクチー・油條(台湾風揚げパン)等が入っているので、エビの出汁や、ザーサイの歯ごたえが楽しめ、油條もあるのでボリュームもなかなかたっぷり。台湾では朝食としてとても人気です。
東京で台湾の本格鹹豆漿が味わえるお店「東京豆漿生活」
五反田駅から徒歩5分のところに、鹹豆漿が味わえる「東京豆漿(トウジャン)生活」があります。流行の最先端と思われうような表参道や渋谷や原宿ではなくなぜ、五反田なのか…それは「色々な人に日常的に利用してほしい」という願いから、オフィス街でもあり住宅地でもあるこの地を選んだのだとか。
朝から行列!
筆者が行ったのは平日の9時半頃。平日だし、朝ごはんだし、と軽く考えていたらなんとお店の前には行列が。
結局、20分くらい待って入店できたのですが、平日の朝にこれだけの行列…とても人気なのがわかります。
お店はほっこりする雰囲気
お店の外見も、内側も、シンプルながらにとても可愛らしい雰囲気です。
外にある看板は手書きでとても可愛らしいです。
ドアに貼ってある「押す」「引く」のステッカーは台湾の文房具屋さんで見るもの。
中はとってもシンプルでスッキリしています。
入り口に入ってすぐ左に豆乳を作る部屋があります。
キッチンはオープンキッチンです。鹹豆漿を作っている過程が見えます。
メニュー
メニューは大きく分けて「豆乳」「鹹豆漿」「台湾式パン」の3つ。
豆乳
産地や銘柄にまでこだわったしぼりたての豆乳(260円)のほか、黒ゴマ・白ゴマの風味が豊かな「胡麻豆漿」(410円)、黒糖シロップを使った「黒糖豆漿」(410円)もあります。
鹹豆漿(450円)
お酢の酸味と、甘い風味豊かな豆乳が混ざった、なめらかな優しい味わいのスープ。日本では、なかなか本格的な鹹豆漿を食べられるところが少ないのですが、お店のホームページを見てみると、求人のページの「求める人物像」のところに「台湾で鹹豆漿を作る経験をしていた人」という一文も。日本で鹹豆漿を作る経験をした人を見つけるのは難しいのでは…? でもそこまで本格的な味を追求しているという証拠です。
台湾式パン(1つ220円~)
豆乳と豆乳に合う台湾系のパンがずらり。すべてお店で手作りで大人気商品です。パンはお持ち帰りをしている人も多く、次から次へと売り切れになってしまってました。
いざ、いただきます!
今回は鹹豆漿と黒ゴマ豆漿をオーダー。素朴な食器に入れられて、給食で使われるようなアルミトレーに載せられて運ばれてきます。
黒ゴマ豆漿は、私たちが普段豆乳と言われて想像するようなものではなく、もったりとした本当に濃い飲み口。大豆の豊かな香りと甘みが口いっぱいに広がります。
鹹豆漿の方も、大豆の甘みとお酢の酸っぱさがとてもマッチしています。おぼろ豆腐、そして油條も入っているのでボリュームもあり、何よりスープの温かさに心が癒されます…!
大人気のお店、売り切れたら閉店
朝食のお店なので朝早くからオープン(7:30から)していますが、売り切れ次第閉店。だいたい11時くらいに売り切れてしまうことが多いそう。早いと10時くらいには売り切れることもあるのだとか。
筆者が訪れた日は、行列の前は台湾の方でした。店内で鹹豆漿を食べ、後ほど会う友人たちにパンをたくさん買っていかれていました。台湾の方からしてもとても本格的な味なのだとか。
都内には台湾スイーツ「豆花」専門店も…実は姉妹店!
そして実は、このお店は神田にある豆花専門店「東京豆花工房」の姉妹店なのだとか。そちらのお店についてはこちらの記事をご覧ください。朝ごはんに鹹豆漿を食べて移動でおなかをすかせてからデザートに豆花を楽しむ…なんていう贅沢もできそうです。
ぜひぜひ、東京豆漿生活と併せて訪れてみてください。
- 東京豆漿生活
- 品川・目黒・大井町 / 台湾料理 / 『嵐にしやがれ』で紹介 / モーニング・朝ごはん
- 住所:東京都品川区西五反田1-20-3 MKYビル 1F地図で見る
- 電話:03-6417-0335
- Web:https://www.instagram.com/tokyomamehana/