3月17日はアイルランドの聖人「聖パトリック」の命日で、アイルランドでは祝日にもなっています。アイルランドに行かなくても、セント・パトリックス・デーを楽しむ方法と、アイルランド発祥のビール「ギネス」を飲める都内のおすすめパブを紹介します。
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セント・パトリックス・デーって?
3月17日はキリスト教をアイルランドに広めた聖人、聖パトリックの命日で、「セント・パトリックス・デー」と呼ばれています。アイルランドでは祝日にもなっていて、3月17日から数日間はお祭りムード。緑色を身に付けた人々で、街中埋め尽くされます。
また世界中にアイルランド系の人達が住んでいるので、各国でイベントが開催されています。日本でも、多くの都市でイベントが開催されていますが、中でも表参道で開催されるパレードは、アジア一とも言われるほど。アイルランド大使も参加するイベントなんです。2024年は、3月17日(日曜日)に開催予定。
表参道のイベントは例年、アイルランド人だけでなくアイルランドに関係のある人達も参加しています。アイリッシュ・ダンス、アイルランド音楽、アイリッシュ・セッター、アイリッシュ・パブ、アイルランド発祥のギネスビール、そしてアメリカ軍人の音楽隊までも参加する大規模なイベントなんです。
何で緑を身につけるの?
セント・パトリックス・デーでは、皆、緑色のものを身に付けてパレードやパブに行きますが、何故緑色を身につけるのでしょうか?それは、アイルランドはオーロラ・アイランドという別名があるぐらい、緑が多い国だからなんです。
アイルランドに行ったことがある人は、緑の多さに驚かされたでしょう。また国花のシャムロック(三つ葉のクローバー)を、プリントしたTシャツや髪飾りなども身につける人も多くいます。
緑の洋服がなくても大丈夫!手頃な値段で購入できるお店に行けば、緑色のスカーフやTシャツ、帽子などが購入できます。多くの外国人は、ここまで緑にするの?というぐらい全身緑でコーディネートしているので、ぜひ緑で着飾ってイベントやパブに行ってみましょう。
パブでギネスを飲もう
ギネスビールは、1759年にアイルランドのダブリンで誕生した黒ビールです。東京には多くのパブがありますが中でも、生のギネスが飲めて、外国人が多く集まるパブがあるんです。アイルランドに行った気分にさせてくれますよ。
ホブゴブリン渋谷
渋谷駅から数分のホブゴブリンは、驚くほど外国人が多く訪れます。日曜にはサンデー・ローストが頂けるとあって、母国の味を求めてたくさんの人が集まってきます。またスポーツ観戦もできるので、スポーツイベント中は、母国を熱狂的に応援する人の姿が見られます。
店内に入ったら、まず席を確保しましょう。席が決まった後に、カウンターでオーダーします。飲み物は、その場で受取り、食事はでき次第お店の人が席まで運んでくれます。
おすすめは、生のギネス(¥900~)や、イギリスのサイダー、サッチャーズ・ゴールド(¥800~)。サイダーと言うと炭酸系のソフトドリンクを想像してしまいますが、これはれっきとしたお酒。林檎酒のような飲みやすいお酒ですが、アルコール度数は意外に高くて4.8%あるんです。
食べ物は一口サイズの白身魚のフライ、フィッシュ・バイツ(¥900)や、ブリティッシュソーセージ・バイツ(¥800)など。シェアして頂くのにおすすめです。
- ホブゴブリン渋谷
- 渋谷 / パブ
- 住所:東京都渋谷区道玄坂1-3-11 一番ビル3F地図で見る
- 電話:03-6415-4244
- Web:https://www.hobgoblin.jp/
ダブリナーズ新宿店
ダブリナーズは、若者から年配者まで多くの外国人が訪れています。カウンター席は、一人で訪れる常連さん達の特等席。セント・パトリックス・デー近くになると、店内はシャムロックで飾られていて、そこはまさにアイルランドのパブといった雰囲気です。
生のギネス(¥650~)はもちろん、セント・パトリックス・デーの頃には、グリーンのビールを飲むことができます。ぜひ、セント・パトリックス・デーにグリーンのビールを飲んでみてください。