「鳥取といえば、鳥取砂丘しか知らない・・・」いえいえそれだけではなく、日本神話ゆかりのパワースポットから砂を使ったアートスポット、さらに海の幸を使ったお店まで見どころ満載!今回は、初めて鳥取市内に訪れた方でも十分楽しめる鳥取砂丘を含めた観光、グルメのおすすめポイントを厳選してご紹介します。
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鳥取市内へはどうやって行くの?
鳥取市内への散策は基本的に車での移動ですが、運転免許を持っていない方は、バスを利用するのもおすすめ!市内をはじめ、鳥取砂丘や日本海の絶景を楽しめる浦富海岸、さらに日本神話ゆかりのパワースポット白兎神社など、様々な方面を結ぶバスが運行されています。
また、土日祝日限定(※8月は毎日運行)で鳥取砂丘や鳥取港海鮮市場「かろいち」を経由して鳥取駅前のバスターミナルを結ぶ周遊バス「ループ麒麟獅子(きりんじし)」も運行。1日6往復運行していますが、ループ麒麟獅子を含め、エリアによっては本数が少ないところもあるので、事前に計画を立てて観光しましょう。
<電話番号>
0857-22-3318(鳥取市観光案内所)
<運賃>
【1回乗車】おとな(中学生以上)300円、こども(小学生)150円、幼児は大人1人につき幼児1人無料、2人目からは150円
【1日乗車券】おとな・こども600円
<乗車券販売箇所>
鳥取市観光案内所、鳥取駅前バスターミナル、バス車内
<運行日>
土日祝日(平日と1月1日は運休。ただし、8月は毎日運行)
※詳細は公式HPでご確認ください
また鳥取市内だけでなく、中部にある倉吉や三朝(みささ)温泉、さらに西部にある米子や大山(だいせん)周辺を散策するなら、鳥取県内を走行するバスや、第三セクター「若桜(わかさ)鉄道」が3日間乗り放題の「鳥取藩のりあいばす乗放題手形」も購入するのもおすすめ。特定の観光施設やお店などで提示すると、お得な特典も受けられます。
<電話番号>
0857-23-1122(日本交通株式会社・鳥取)
<料金>
おとな・こども1,800円(3日間共通)
<乗車券販売箇所>
鳥取市観光案内所、鳥取駅前バスターミナルなど
※詳細は公式HPでご確認ください
【1】日本最大の砂丘海岸「鳥取砂丘」を散策しよう!
まずは鳥取を代表する観光スポット「鳥取砂丘」へ行きましょう!およそ10万年以上もの歳月をかけて生まれた日本最大の砂丘で、広さは東西16キロメートル、南北2.4キロメートル。1955年に国の天然記念物に、2007年には日本の地質百選に選ばれました。
まずは「鳥取砂丘ビジターセンター」で砂丘について学ぼう!
砂丘を散策する前に立ち寄りたいのが、2018年10月にオープンした「山陰海岸国立公園 鳥取砂丘ビジターセンター」。砂丘に生息する動植物や地形・地質などについてパネルや展示で紹介しており、砂丘についてより深く知ることができます。
センター内では、ウスバカゲロウやオオハサミムシなど、砂丘に生息する虫の生態をはじめ、4月下旬から5月下旬に見頃を迎えるハマヒルガオやラッキョウなど、砂丘に咲く花について知ることができます。また、鳥取砂丘の成り立ちについても紹介しており、初めて訪れる方でも十分楽しめます。
さらにセンターの2階には、ミニシアター「すなくら」があります。日本海と夕日のロケーションや雪化粧をまとった砂丘の景色など、四季を通してドローンで撮影された砂丘の迫力のある映像を約7分間見ることができます。
- 山陰海岸国立公園 鳥取砂丘ビジターセンター
- 鳥取 / 観光案内所・ビジターセンター / 雨の日観光
- 住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971地図で見る
- 電話:0857-22-0021
- Web:https://www.sakyu-vc.com/
いざ砂丘ウォーキングを楽しもう!
ビジターセンターで砂丘について学んだら、駐車場に隣接する階段を上って砂丘を散策しましょう!砂丘内には緩やかな凸凹があり、入口から約400m歩いたところには、高さ約47mの馬の背と呼ばれる絶景スポットやオアシス、火山灰の露出地などを見ることができます。
天気が良ければ、馬の背の頂上からはコバルトブルーの日本海を見ることができます。夕方には、夕日が沈むロケーションを楽しめるほか、運が良ければ、ウユニ塩湖のような写真も撮れちゃいます♪
なお散策する際、足元が砂に埋もれてしまうのでスニーカーやサンダルなど、歩きやすい靴を履くのがおすすめ。靴の中に砂が入っても、ビジターセンターの近くに足洗い場が設置されているほかタオルの販売機もあるので、散策した後は水道で足を洗ってから帰宅しましょう!
また鳥取砂丘では、大自然を満喫できるアクティビティが満載!ラクダに乗って砂丘の上を散策したり記念写真が撮れる「らくだライド体験」や「ファットバイク」を始め、パラグライダー、サンドボードなどを楽しめます。
- らくだライド体験
- 鳥取 / 体験・アクティビティ / 穴場デートスポット
- 住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2164-806地図で見る
- 電話:0857-23-1735(らくだや)
- Web:http://rakudaya.info/camel
- 鳥取砂丘
- 鳥取 / 自然・景勝地 / 観光名所 / パワースポット
- 住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2164-661地図で見る
- 電話:0857-22-3318(鳥取市観光案内所)
- Web:https://www.tottori-guide.jp/sakyu/
【2】「鳥取砂丘 砂の美術館」でフォトジェニックな砂のアートを鑑賞しよう!
鳥取砂丘から少し歩いたところにある「砂の美術館」。砂と水のみで作られるアート作品の砂像が展示されており、世界屈指の砂像彫刻家たちが、毎年テーマを変えて展示を行っています。大迫力のスケール感と、細部まで繊細に表現された技術の高い作品を楽しめます。
過去の展示では、ヨーロッパや南米、アジア、アメリカなど、世界各国の観光スポットや彫刻、仏像などを描いた作品を展示。2019年9月現在はインドやアフガニスタンなど、南アジアにある観光スポットや仏像などをイメージした作品が展示されており、インドの観光スポット「タージマハル」や、ガンジーの銅像といった圧倒的なスケールの作品を見ることができます。
さらに、かつて王都として栄え、「美の都」といわれているネパールの古都・パタンにあるダルバール広場や、幸運の神様で象をイメージした「ガネーシャ」、さらにインダス文明で最も栄えた「モヘンジョダロ」も再現。こちらの展示は2020年1月5日まで見ることができるので、あわせてチェックしてみましょう!
また美術館内にも鳥取砂丘を眺められるスポットがあります。それが美術館の奥手にある「展望広場」。鳥取砂丘や日本海の眺望を堪能できるほか、幸せの鐘もあり、大切な人と一緒に鐘を鳴らすと幸せになるといわれています。
さらにメインゲートの近くにある「ミュージアムショップ」では、砂にちなんだグッズを販売。きな粉を砂に見立ててまぶした「すなチョコ」をはじめ、オリジナルのボールペンやポストカード、ストラップが入った「砂の美術館オリジナルグッズ3点セット」(税込1,000円)などが手に入ります。
- 砂の美術館
- 鳥取 / 女子旅 / 観光名所 / 美術館
- 住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17地図で見る
- 電話:0857-20-2231
- Web:http://www.sand-museum.jp/