2018年10月26日にリニューアルオープンした、「山陰海岸国立公園 鳥取砂丘ビジターセンター」。鳥取砂丘入り口のすぐ横にあり、砂丘観光と合わせて見学することができます。今回は、様々な角度から鳥取砂丘の魅力について発信する「鳥取砂丘ビジターセンター」の見どころについてご紹介します。
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山陰海岸国立公園 鳥取砂丘ビジターセンターとは?
長らく改装中だった鳥取砂丘ビジターセンターが、2018年10月26日にリニューアルオープンしました。
鳥取砂丘入り口のすぐ横にあり、有料駐車場の敷地内に建っています。
館内では、自然の造形としての砂丘の美しさや、そこに生きるものの生命力を伝えるゾーン、鳥取砂丘のなりたちや特徴を学べるゾーンなど、鳥取砂丘の魅力があますところなく伝えられています。
こちらの施設を見学しておけば、鳥取砂丘への関心と理解をより深めることができ、鳥取砂丘観光がより楽しくなるに違いありません。
リニューアルオープンして、より魅力を増した鳥取砂丘ビジターセンターの見どころを5つご紹介していきます。
【1】映像ミニシアター「すなくら」
2階の展示室中央部にある映像ミニシアター「すなくら」。
刻々と変わりゆく砂丘の世界をテーマにした映像シアターで、壁と床面が一体となったマルチ映像と、風や光の動きを感じられる造りとなっています。
日頃はなかなかお目にかかることができない、変化に富んだ美しく迫力ある砂丘の姿を体感することができます。
【2】大地のゾーン
大地のゾーンでは、何万年もの時をかけてカタチづくられた鳥取砂丘の美しい景観の「成り立ち」や、砂の特性や砂による文様の仕組みなどについて解説されています。
広大な鳥取砂丘の景観がどのように形成されていったのか、その秘密について探れるゾーンです。
ただ鳥取砂丘を歩くだけでは判らない、地形や地質に関する情報を知って、新たな視点と共に砂丘を歩いてみてはいかがでしょう?
【3】生き物のゾーン
砂丘という特殊な環境に順応しながら暮らす動物や、植物の生態情報を中心に学ぶことができる生き物のゾーン。
鳥取砂丘では、夏の晴天時には砂丘の表面温度が摂氏50度を超えることもあり、生き物にとっては過酷な環境です。
この特殊な環境のなかでも、たくましく生きている昆虫や小動物たち、植物が数多く存在しています。
生き物ゾーンでは、厳しい自然環境のなかでも生きている小さな生命について探れます。
砂丘を歩く際には、目の前の広大な景色だけではなく、足元の植物や砂に隠れている虫たちも、ぜひ意識してみて下さいね。