ここは一年中クリスマス。サンタの家に遊びに行こう、フィンランド・サンタクロース村

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• サンタクロースの故郷、ロヴァニエミ
• 北極線上に位置するサンタクロース村
•    おしゃれなクリスマスグッズのギフトショップ街
•    サンタクロースに会いに行こう
•    村のカフェでくつろぐ時間
• サンタクロースからの手紙

サンタクロースの故郷、ロヴァニエミ

• 写真：まきまき
• 写真：まきまき

フィンランド北部のロヴァニエミ。北極圏から8km南にある街で、サンタクロースの故郷としても知られています。本来サンタクロースについては様々な説があるようですが、雪深いラップランドの森に住む、長いひげのおじいさんというイメージは、現在世界中に定着しているようです。

• 写真：まきまき

ロヴァニエミの街は規模が小さいながらも都市として栄えている場所で、街の至るところでクリスマスグッズやキャンドルが売られており、とても温かくかわいらしい街といった印象です。

中心部からバスで20分ほど移動した郊外にはサンタクロース村があります。12月のシーズンだけでなく一年中サンタクロースに会うことができ、季節を問わずクリスマス気分を楽しめます。

北極線上に位置するサンタクロース村

• 写真：まきまき

サンタクロース村は北緯66度の北極線上に位置します。建物内の通路にその線が記されており、つまりここから向こうは北極圏。北極圏といえば地球の軸にほど近く、夏は白夜で冬は極夜、そして凍りつく海にオーロラ発生など、数々の神秘が広がるエリアです。

訪れた人たちはここで北極圏への一歩を踏みしめ、記念撮影を楽しんでいます。

おしゃれなクリスマスグッズのギフトショップ街

• 写真：まきまき

建物の入り口付近はたくさんのギフトショップが並んでいます。雑貨や洋服やバッグなど品揃えは様々で、北欧のおしゃれで温かみのあるデザインに心を奪われます。お土産はもちろん、見ているだけでも楽しめるショッピング街で、スーツケースなどの荷物を有料で預かってくれる店もあるので、立ち寄った際に訪ねてみるといいでしょう。

サンタクロースに会いに行こう

• 写真：まきまき

ギフトショップの外に出ると広場なっていて、かわいらしい建物がいくつか並んでいます。ひときわ目立つのはサンタクロースの家で、目印は玄関前の大きな雪だるまです。中に入ると遊園地のアトラクションのように暗い通路がライトアップされています。さて、いったいサンタクロースはどこにいるのでしょう。

• 写真：まきまき

この時計の横に部屋があり、そこに憧れのサンタのおじいさんが待っています。中へ入るのは一組ずつ順番で、手前のテーブルに全ての荷物を置いた後にサンタクロースの隣に座ります。残念ながらマイカメラでの撮影は禁止ですが、館内のカメラで記念撮影をしてもらい、写真は部屋の出口で購入することができます。

• 写真：まきまき

イヴの夜には世界の夜空を飛び回るだけあって、サンタクロースは各国の言葉がとてもお上手。ここは是非遊び心で欲しいものをおねだりしてみてください。「次のクリスマスにも日本に行くから、それまでいい子にしててね」と言ってくれますよ。

村のカフェでくつろぐ時間

• 写真：まきまき

サンタクロース村にはいくつかの建物があり、小屋の中がカフェになっているものもあります。レストランでゆっくりするのもいいですが、休憩するならこのようなカフェで過ごしてみると、さらに村の雰囲気が味わえそうです。

• 写真：まきまき

ストーブのそばにあるヤカンにはコーヒーが入っていて、注文するとここから注いでもらえます。木のテーブルやキャンドルの温もりが、心と体に染み渡る癒しの時間となるでしょう。

サンタクロースからの手紙

• 写真：まきまき

サンタクロースのお仕事は、世界中の子供たちに手紙を書いたり、クリスマスに届けるプレゼントの準備をすることです。それは夢の中の話だけでなく、私たちもサンタクロース村から日本の自宅に、エアメールを届けてもらうことができますよ。

館内のポストオフィスで申し込みができ、すぐに届くポストとクリスマスに届くポストの2パターンに分かれています。お気に入りのカードとともに、大切な人へのクリスマスプレゼントにしてもいいですね。サンタクロース村からの夢のある手紙は、手にした方はきっと喜んでくれることでしょう。