ミルキーな青さの白金青い池や、コバルトブルーの湖面が印象的な洞爺湖をはじめとする北海道の湖沼を、トリップノートの9万1千人のトラベラー会員(2023年11月現在)が実際に行っている順に、人気ランキング形式でご紹介します!
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1位:白金青い池
- 出典:tripnote.jpphoto by 月夜野さん
白金青い池の写真を、AppleがMacintosh OSXの壁紙の1つに採用したことで知名度が爆発的に拡大し、世界中から観光客が訪れるようになった人気スポット。空の青さとも海の青さとも違う、乳白色が混ざったような自然界ではあまり目にすることのないミルキーな青さが特徴で、最近では”美瑛ブルー”とも称されています。
- 出典:tripnote.jpphoto by 150さん
春〜夏にかけて緑の木々に囲まれた青い池も美しいですが、秋のカラフルな紅葉に囲まれた姿や、冬の白銀の世界とのコントラストもまた見事です。
- 出典:tripnote.jp
そして毎年11月〜4月にかけて、夜にライトアップが行われます。ライトアップは冬に一番多い曇り空に合わせて作られているそうですが、晴天の日には、夜空に現れる星々とのコラボに支障がない明るさに設定されるのだとか。
- 白金青い池
- 美瑛町(上川郡) / 自然・景勝地 / 紅葉 / インスタ映え / 観光名所
- 住所:北海道上川郡美瑛町白金地図で見る
- 電話:0166-92-4378(美瑛町観光協会)
- Web:https://www.biei-hokkaido.jp/ja/sightseeing/shirog...
2位:洞爺湖
- 出典:tripnote.jpphoto by ジャビさん
周囲43kmの、日本で9番目に大きな湖。コバルトブルーの湖面が印象的なカルデラ湖で、その美しい景観が訪れる人々を魅了します。サイロ展望台は洞爺湖の大パノラマが広がる絶景ポイント。洞爺湖をはじめ、中島、有珠山、昭和新山等を一望できます。
- 出典:tripnote.jpphoto by いちねさん
また洞爺湖の中央に浮かぶ中島と、温泉街近くの桟橋を約50分で往復する遊覧船に乗って、湖上から四季折々の風景を楽しむのもおすすめ。4月末から10月末頃まで、毎夜あがる花火も見どころのひとつです。
3位:阿寒湖
- 出典:tripnote.jpphoto by Rua9さん
北海道で5番目に大きい淡水カルデラ湖。冬には全面結氷となり、ワカサギ釣りやスノーモービル・スノーチューブなど、冬ならではのアクティビティを楽しむことができます。
- 出典:tripnote.jp
阿寒湖の透明度は5mほどしかありませんが、これは水質が悪いというわけではなく、かつて天然記念物のマリモが絶滅の危機に瀕したときに水質改善に努め、マリモの生育に適した環境を保っているということなのです。阿寒湖を周遊する遊覧船もあり、景勝地の「滝口」やマリモの観察ができる「チュウルイ島」にも行くことができます。
また阿寒湖では、風が吹かないマイナス15度を超えた寒い朝に、「フロストフラワー」という奇跡の自然現象を楽しむことができます。霜の結晶が花びらのように膨らむもので、まるで湖上に真っ白な花が咲いているような光景です。
- 阿寒湖
- 釧路市 / 自然・景勝地 / 観光名所 / ツーリング / 湖
- 住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉地図で見る
- Web:http://ja.kushiro-lakeakan.com/news/area/area_akan...
4位:摩周湖
- 出典:tripnote.jpphoto by キング&アドラーさん
日本で最も透明度が高いと言われる「摩周湖」。その透明度は、ロシアのバイカル湖につづき世界でも2番目と言われています。
- 出典:tripnote.jpphoto by つばさ21さん
摩周湖のまわりには、湖を見渡す3つの展望台があり、ひとつは標高857mの「摩周第一展望台」。レストハウスを併設しており、摩周ブルー&バニラをミックスした「霧ソフト」などをいただくことができます。そのほか混雑が少ない「摩周湖第三展望台」、標高が低いため、霧のかからないクリアな摩周湖を望める可能性の高い「裏摩周展望台」があります。
- 摩周湖
- 弟子屈町(川上郡) / 自然・景勝地 / 観光名所 / ツーリング / 湖
- 住所:北海道川上郡弟子屈町地図で見る
- Web:https://www.masyuko.or.jp/introduce/mashu/
5位:知床五湖
- 出典:tripnote.jpphoto by ta03z14さん
知床八景のひとつに数えられる観光名所で、名前の通り、湿地帯に大小5つの湖沼が鑑賞できます。世界自然遺産に登録されたとおり、手つかずの森には野生の動植物がたくさん生息しており、自然の息づかいが感じられるスポットです。
- 出典:tripnote.jpphoto by ta03z14さん
五湖をまわる「地上遊歩道」も整備されていますが、ヒグマの活動期(5月上旬〜7月末頃)は個人での散策は許可されておらず、登録引率者が引率するツアーへの参加が必要です。一湖まで設置されている「高架木道」についてはいつでも自由に散策でき、展望台から雄大な景色を楽しむことができます。
- 知床五湖
- 斜里町(斜里郡) / 自然・景勝地 / 観光名所 / ハイキング / ツーリング / 湖 / 世界遺産
- 住所:北海道斜里町地図で見る
- Web:http://www.goko.go.jp/
6位:支笏湖
- 出典:tripnote.jpphoto by 月夜野さん
新千歳空港のある千歳市に位置する、周囲40.4kmの淡水湖です。最大水深360.1m、平均水深265.4mは秋田県の田沢湖に次いで国内2番目に深い湖でもあります。また水は透明度も高く「支笏湖ブルー」と呼ばれています。
- 出典:tripnote.jpphoto by キング&アドラーさん
晴れた日には樽前山、恵庭岳、風不死(ふっぷし)岳などダイナミックな山々と湖の共演が楽しめますよ。
- 支笏湖
- 千歳市 / 自然・景勝地 / 紅葉 / ツーリング / 湖
- 住所:北海道千歳市地図で見る
- 電話:0123-25-2404(支笏湖ビジターセンター)
- Web:http://shikotsukovc.sakura.ne.jp/index.html
7位:屈斜路湖
北海道ではサロマ湖に次ぐ2番目に大きい湖で、カルデラ湖としては日本最大の大きさを誇る淡水湖。湖畔からは日本一の大きさを誇る中島に遮られ、全貌を見ることができないほど大きな湖です。
- 出典:tripnote.jpphoto by みゃーすさん
周辺は火山地帯となっているため温泉も多く湧いています。屈斜路湖の湖底からもお湯が湧いており、湖岸を掘るとお湯が出てくる「砂湯」が人気です。ベンチのある場所で砂を掘ると、自分だけの天然足湯の出来上がり!夏場は、水着を着て野天風呂を楽しむ人の姿も見られます。
- 屈斜路湖
- 弟子屈町(川上郡) / 自然・景勝地 / 夏のおすすめ観光スポット / ツーリング / 湖 / 観光名所
- 住所:北海道川上郡弟子屈町字美留和地図で見る
- Web:https://www.masyuko.or.jp/introduce/kussharoko/
8位:オンネトー
- 出典:tripnote.jp
北海道三大秘湖の一つ、オンネトー。アイヌ語では「大きな沼」「年老いた沼」という意味ですが、一般的には湖の扱いです。日の射す角度や見る角度、季節や天気などによって一日に何度も色を変えることから、五色沼の異名を持っています。
他にたとえようのない、青とも緑とも言いがたい独特の色で、風のない日には雌阿寒岳(めあかんだけ・上写真左)と阿寒富士(上写真右)を湖面にくっきりと映し出す様がとても美しい湖です。
周囲には木道も整備されているので散策が楽しめますが、ヒグマの生息域でもあるので食べ物を持ち込まない、ゴミを持ち帰るなどのマナーが必要です。
- オンネトー
- 足寄町(足寄郡) / 自然・景勝地 / パワースポット / ハイキング / ツーリング / 湖
- 住所:北海道足寄郡足寄町茂足寄地図で見る
- Web:http://ja.kushiro-lakeakan.com/sightseeing_around/...
9位:神の子池
- 出典:tripnote.jpphoto by 月夜野さん
神さまからの贈り物と称されている神の子(かみのこ)池。世界第2位の透明度を誇る摩周湖(神の湖)の伏流水が溜まってできたと言われています。池の周囲220m・水深5mの小さな池ですが、伏流水は12,000t/日も湧き出ており、水底まではっきりと見ることができます。
水質を守るため池の外周には木道が配されています。木道の上からでも、水底に沈んでいる倒木や、日本では北海道にしか生息していないオショロコマが泳ぐ姿を見ることができます。水温が年間を通して8℃前後と低いため、水の中でも倒木が腐ることなく化石のように悠久の時を超えているのだそうです。
- 神の子池
- 清里町(斜里郡) / 自然・景勝地 / パワースポット / ツーリング / インスタ映え / 観光名所
- 住所:北海道斜里郡清里町地図で見る
- 電話:0152 - 25 - 4111(きよさと観光協会)
- Web:http://www.kiyosatokankou.com/kaminokoike.html
10位:サロマ湖
- 出典:tripnote.jpphoto by キング&アドラーさん
北見市、佐呂間町、湧別町の3つの町にまたがる、北海道で最も大きな湖。全国でも滋賀県の琵琶湖、茨城県の霞ヶ浦に次ぐ3番目の大きさを誇り、東西に長く伸びた砂州が湖とオホーツク海とを隔てます。
また夕日の名所として名高く、湖面一面がオレンジ色に染まる光景は、思わず息を飲む美しさです。
11位:大湯沼
- 出典:tripnote.jpphoto by GEN0717さん
日和山の噴火活動によってできたひょうたんの形をした湯沼は、周囲1km、深さ22m。モクモクと湯煙があがり、辺りは硫黄の匂いに包まれています。広大な湯沼の底からは130度の硫黄泉が激しく噴出しており、看板には「中州に入ると埋ります」と恐ろしい一言が・・・。今は行われていませんが、昔はここから硫黄を採掘していたそうです。
12位:クッチャロ湖
- 出典:tripnote.jpphoto by しょっきーさん
浜頓別町に位置する周囲約27kmのクッチャロ湖。大沼と小沼という、細い水路で繋がる2つの沼の総称で、白鳥をはじめとする渡り鳥の飛来地であり野鳥観察が楽しめるスポットです。
湖周辺にはキャンプ場やサイクリングロードも整備されており、ドライブがてら立ち寄りたい場所です。
12位:然別湖
- 出典:tripnote.jp
然別湖は北海道で一番高い場所にある湖で、その標高は810m。北海道十勝管内の鹿追町北部と上士幌町(かみしほろちょう)南西部にまたがる湖で、大雪山国立公園唯一の自然湖です。
- 出典:tripnote.jpphoto by doryさん
湖の周囲は約13kmあり、トドマツやエゾマツ、ダケカンバなどの原生林に囲まれ、その雄大な自然のなかではナキウサギやミサゴ、オジロワシなどの貴重な野生動物たちが暮らしています。
14位:網走湖
- 出典:tripnote.jpphoto by T320さん
網走市と大空町にまたがる、周囲40kmを超える湖。湖畔にはキャンプ場があり、気候の良い時期はカヌーやボートなどのアクティビティも体験できます。また秋には湖畔の木々が色づく紅葉狩りスポットとしてもおすすめ。そして冬には全面氷結し、わかさぎ釣りが楽しめます。
※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2023年11月時点)を元に算出しています。