船の上から東京を観光できる「TOKYO CRUISE」や、東京都庁45Fにある入場無料の展望室、寅さんでお馴染みの柴又帝釈天など、定番から穴場まで、60代女性におすすめしたい東京の観光スポットをご紹介します。
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1.東京都観光汽船
隅田川と東京湾を定期的に運行する水上バス「TOKYO CRUISE」。いくつか航路がありますが、とくに観光客に人気なのは、浜離宮近くの「日の出桟橋」と「浅草」の間を約40分ほどで往復する「隅田川ライン」です。隅田川にかかる12もの橋の下を船でくぐることができ、“水の都”としての東京を船の上から観光することができます。
お花見の季節には、浅草の手前で土手からこぼれ落ちそうなほどの隅田公園の桜が望め、さらに背後にはスカイツリーの姿も!水上からのお花見は、季節限定の贅沢な東京観光スタイルです。
基本情報
運行スケジュール
季節によって異なるため、公式サイトで要確認
定休日
不定休
料金
大人1人1,000円
- 東京都観光汽船
- 浅草・上野・谷根千 / クルーズ / 一人旅
- 住所:浅草乗船場:東京都台東区花川戸1-1-1地図で見る
- 電話:0120-977-311
- Web:http://www.suijobus.co.jp/
2.東京都庁展望室
- 出典:tripnote.jpphoto by s2_シマエナガさん
東京都庁の45Fに設けられた、入場無料の展望室。富士山や伊豆が見える北展望室と、東京タワーや六本木ヒルズが見える南展望室の2つあり、1Fにある展望室専用エレベーターで向かいます。
- 出典:tripnote.jpphoto by ハルヒさん
展望室からは、西新宿の高層ビル群はもちろん、東京のシンボルである東京タワー、東京スカイツリー、そして季節や天候によっては富士山までも望みます。またいずれの展望室にも、コーヒーなど各種飲み物や軽食を購入できる売店があるので、良い景色を眺めながら一息つけますよ。
基本情報
営業時間
- 南展望室:9:30~21:30
- 北展望室:9:30~17:00
定休日
- 南展望室:第1、第3火曜(祝日の場合は翌平日)
- 北展望室:第2、第4月曜(祝日の場合は翌平日)
- ※店舗設置工事のため、北展望室は2024年11月から2025年1月頃まで、南展望室は2025年2月から4月頃まで休室の予定あり。詳しくはホームページを要確認。
入場料金
無料
- 東京都庁展望室
- 新宿 / 展望・景観 / 絶景 / 穴場観光スポット / 展望台
- 住所:東京都新宿区西新宿2丁目8−1 東京都庁45階地図で見る
- 電話:03-5320-7890(展望室専用案内電話/平日10時~17時)
- Web:http://www.yokoso.metro.tokyo.jp/tenbou/index.html
3.柴又帝釈天
- 出典:tripnote.jpphoto by N2さん
映画『男はつらいよ』の舞台として有名な、葛飾区にある柴又帝釈天。柴又駅からから続く約200メートルほどの参道には、名物の草だんご、焼きせんべい、くず餅、飴、漬物、矢切の渡しもなか、どらやきなどが売られています。店の外からおだんごを作ったりおせんべいを焼いたりする様子も見え、参道を歩いているだけで楽しいです。
- 出典:tripnote.jp
6分ほど参道を歩くと、柴又帝釈天の門が姿を現します。日蓮宗の寺院であり、1629年に日忠とその弟子の日栄によって開かれました。正式には「経栄山題経寺」という名前ですが、通称の柴又帝釈天の方が一般に知られています。
- 出典:tripnote.jpphoto by Kingdom YJCさん
1896年に江戸期建築の名匠、坂田留吉により建てられた「二天門」は、日光東照宮の陽明門を模していると言われています。また、樹齢およそ500年と言われる帝釈堂と瑞龍の松や、10人の彫刻師が仕上げた帝釈堂(本堂)の法華経説話彫刻、造園師永井楽山の作りあげた「邃渓園」なども見どころ。
境内には「浄行菩薩」が鎮座していることから、別名「不老不死の寺」と呼ばれています。浄行菩薩の、自分の身体の治したいところと同じ箇所をこすると治るんだそう。
基本情報
開門時間
5時〜20時
定休日
無休
料金
無料(※庭園・彫刻ギャラリーは有料400円)
- 柴又帝釈天参道
- 柴又・亀有・北千住 / 町・ストリート / 一人旅 / 食べ歩き
- 住所:東京都 葛飾区柴又4-8-14地図で見る
- Web:http://shibamata.net/index.html
- 柴又帝釈天
- 柴又・亀有・北千住 / 寺 / パワースポット / 縁結びスポット
- 住所:東京都葛飾区柴又7−10−3地図で見る
- 電話:03-3657-2886
- Web:http://www.taishakuten.or.jp/
4.東京国立近代美術館
- 出典:tripnote.jp眺めのよい部屋
日本に5つある国立美術館のひとつで、1952年(昭和27年)に日本初の国立美術館として開館しました。皇居のすぐ近くに位置するという立地がポイントで、最上階の休憩室「眺めのよい部屋」からは皇居の緑を展望することができ、見どころのひとつとなっています。
- 出典:tripnote.jp
横山大観、高村光太郎、菱田春草、岸田劉生らの重要文化財指定の作品を含む、国内最大級の13,000点を所蔵し、これらのコレクションの中から約200点を常設展示しています。
また館内には、三國清三シェフがプロデュースした本格的なレストランもあり、窓の外の美しい景色を眺めながらゆっくりとお食事ができます。
基本情報
営業時間
10:00〜17:00(金・土曜日は〜20:00)
定休日
月曜日(祝休日は開館し翌平日休館)、展示替期間、年末年始
料金
所蔵作品展、企画展により異なる
- 東京国立近代美術館
- 秋葉原・神田・御茶ノ水 / 雨の日観光 / 美術館
- 住所:東京都千代田区北の丸公園3−1地図で見る
- 電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
- Web:http://www.momat.go.jp/
5.塩船観音寺
- 出典:tripnote.jpphoto by かまなつさん
「花の寺 塩船観音寺(しおふねかんのんじ)」として知られる、東京都青梅市にあるお寺さん。花の寺と呼ばれるようになったのは、境内に植栽されているツツジがきっかけです。昭和41年に植栽がはじまり、昭和43年にはじめてつつじ祭りが開催されました。
- 出典:tripnote.jp
現在は15種類、約17,000本のツツジが、4月中旬〜5月上旬にかけてお寺を囲むように色とりどりに花を咲かせ、まさに日本らしい春の風景が楽しめます。春に東京を訪れるならぜひ足を運びたい、60代女性におすすめの観光名所です。
基本情報
営業時間
8:30〜16:30
定休日
無休
料金
ツツジの見頃の時期のみ有料:大人(中学生以上)300円
- 塩船観音寺
- 西東京・福生・青梅 / 寺 / インスタ映え / つつじの名所
- 住所:東京都青梅市塩船194地図で見る
- 電話:0428-22-6677
- Web:http://shiofunekannonji.or.jp/
6.巣鴨地蔵通り商店街
- 出典:tripnote.jp
古く懐かしい雰囲気と近代的なスタイルが融合した、ほのぼのとした街並みが広がっています。かつて一世風靡した赤パン(赤い下着)が売られるショップや、昭和を感じさせるおせんべい屋さんなどがあり、60代女性が旅行でのんびり散策するには面白い場所ではないでしょうか。
- 出典:tripnote.jp
商店街の途中にある「とげ抜き地蔵尊」は巣鴨を代表する観光名所で、病気平癒や健康長寿のパワースポットとして有名です。お寺の奥へ進むと洗い観音と呼ばれる像があり、観音様のカラダを水で洗うとご利益があるといわれています。自分の身体の治したい部分と同じところを洗うと病気が快方に向かうのだそう。
- 出典:tripnote.jp塩大福1個140円
また巣鴨の名物グルメといえば塩大福。地蔵商店街だけでも塩大福が売られている店は数軒ありますが、中でも塩大福の元祖と言われているのが「みずの」です。昭和12年の創業以来長く愛され続けている名店であり、塩大福を求めて行列ができることも珍しくありません。喫茶スペースもあるので、休憩がてら立ち寄ってみて。
基本情報
とげ抜き地蔵尊
- 営業時間:24時間参拝自由(本堂開門は6時〜17時)
- 定休日:無休
- 参拝料:無料
みずの
- 営業時間:9:30〜18:30
- 定休日:年中無休
- 巣鴨地蔵通り商店街
- 巣鴨・大塚・駒込 / 町・ストリート / 食べ歩き
- 住所:東京都豊島区巣鴨4-22-8地図で見る
- Web:https://www.sugamo.or.jp/
- とげぬき地蔵尊 高岩寺
- 巣鴨・大塚・駒込 / 寺 / パワースポット
- 住所:東京都豊島区巣鴨3-35-2地図で見る
- 元祖塩大福みずの
- 巣鴨・大塚・駒込 / スイーツ / 和菓子 / 和菓子店
- 住所:〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3丁目33−3地図で見る
- 電話:03-3910-4652
- Web:https://shiodaifuku.co.jp
7.豊洲市場
- 出典:tripnote.jp
「築地市場」から移転した「豊洲市場」。敷地面積は、407,000㎡で「築地市場」の約1.7倍もの広さがあり、大きく分けて3つの街区で構成されています。「市場前駅」から直通で、歩行者用デッキで街区は繋がっていますので、看板を見ながら進めば、目的の場所に到着できます。
- 出典:tripnote.jp
お寿司や海鮮丼などの新鮮な魚介グルメのお店が揃っているのはもちろんのこと、マグロのセリの様子を見学できたり、魚について学べるギャラリーがあったりと、観光スポットとしても十分に楽しめます。東京観光でのランチついでに訪れてみて。
基本情報
営業時間(飲食エリア)
5時〜17時※店舗によって異なる
定休日
市場の休市日(主に水曜日、日祝日)に準ずる
料金
入場無料
- 豊洲市場
- お台場・豊洲 / 市場・朝市
- 住所:東京都江東区豊洲6丁目3番1号地図で見る
- 電話:03-5320-5720
- Web:https://www.toyosu-market.or.jp/
8.銀座中央通り
銀座8丁目から1丁目を通り抜ける「銀座中央通り」は愛称であり、とくに正式な名称はないものの、銀座のメインストリートとして、いまや銀座を象徴する通りです。土日祝の午後の決まった時間は歩行者天国となり、多くの人で賑わいます。
松屋や三越などの老舗デパートから、FENDIやシャネルなどのラグジュアリーブランド、そしてユニクロやZARAなどのカジュアルブランドまで、さまざまなショップが立ち並んでいるので、ウィンドウショッピングを楽しんでみては。
9.増上寺
- 出典:tripnote.jpphoto by ななしさん
東京タワー近くにある浄土宗の大本山「増上寺」。徳川家の菩提寺としても知られています。国の重要文化財にも指定されている「三解脱門」や堂々たる「大殿」など、見ごたえのある大伽藍が鎮座。
- 出典:tripnote.jp増上寺・安国殿
2012年に建立された「安国殿」には、天下統一を果たした徳川家康公が深く信仰していた黒本尊阿弥陀如来(くろほんぞんあみだにょらい)が祀られており、勝運をはじめ、あらゆる強運が得られるとされています。なお、黒本尊は年3回、1月、5月・9月の各15日のみご開帳されます。
参拝の後は東京タワーを背後に抱いた増上寺の前で写真を撮れば、東京観光の良い記念になりますよ。
基本情報
営業時間
6:00〜17:30(安国殿は9:00〜17:00)
定休日
年中無休
料金
無料
- 増上寺
- 浜松町・田町 / 寺 / パワースポット
- 住所:東京都港区芝公園4-7-35地図で見る
- 電話:03-3432-1431
- Web:http://www.zojoji.or.jp/
10.皇居東御苑
- 出典:tripnote.jp大手門
かつて江戸城があった場所で、旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸を整備し、昭和43年(1968年)から無料で一般公開されています。敷地の面積は約21ヘクタールと広大な庭園です。
天守閣跡や二の丸庭園、大番所、富士見櫓など、見どころがたくさん。また本丸跡は芝生広場として整備されており、お弁当を持ち込んで食べることもできます。広々としているので東京の人混みに疲れたら、東御苑でのんびり散策を楽しんでみては。
基本情報
営業時間
- 3月1日~4月14日:9時~17時(入園は16時30分まで)
- 4月15日~8月末日:9時~18時(入園は17時30分まで)
- 9月1日~9月末日:9時~17時(入園は16時30分まで)
- 10月1日~10月末日:9時~16時30分(入園は16時まで)
- 11月1日~2月末日:9時~16時(入園は15時30分まで)
定休日
不定休(公式サイトの休園日カレンダー参照)
料金
入場無料
- 皇居東御苑
- 東京駅・丸の内・日本橋 / 庭園
- 住所:東京都千代田区千代田1-1地図で見る
- 電話:03-3213-1111(宮内庁 代表)
- Web:http://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higas...
11.築地本願寺
- 出典:tripnote.jpphoto by しゃり蔵さん
江戸時代前期、京都・西本願寺の別院として建立された寺院。1657年の明暦の大火や1923年の関東大震災による火災で焼失しましたが、1934年に古代インド仏教様式の外観で現本堂が落成。2014年には、国の重要文化財に指定されました。
- 出典:tripnote.jp
本堂に入って正面には、御本尊・阿弥陀如来(あみだにょらい)のほか、正面から右側には、浄土真宗の広めた親鸞(しんらん)聖人の御影(ごえい)などが祀られているので、あわせてお参りしましょう。
基本情報
営業時間
6時~16時
定休日
無休
料金
無料
- 築地本願寺
- 銀座・有楽町・築地 / 寺
- 住所:東京都中央区築地3−15−1地図で見る
- 電話:03-3541-1131
- Web:http://tsukijihongwanji.jp/
12.トラヤトウキョウ
- 出典:www.flickr.comPhoto by Jun Seita,CC BY 2.0 from flickr
丸の内南口の東京ステーションホテル2階にある、トラヤトウキョウ。東京駅のシンボルの1つ・南ドームのある改札を出て、南エレベーターで2Fにあがるとお店があります。
レストランとショップを併設しており、レストランでは季節の生菓子はじめ、とらや自慢の和スイーツや、種類は少ないものの食事メニューの用意もあります。東京駅構内とは思えないゆったりした空間で、のんびりとくつろげますよ。
- 出典:tripnote.jp小型羊羹5本セット ¥1300̟+税
また東京土産に、ショップで販売している、丸の内駅舎モチーフの箱に入った小型羊羹5本入セットがおすすめ。フランス人画家・フィリップワイズベッカー氏が描き下ろしたデザインだそうです。羊羹は重くて持ち運びが大変ですが、小型羊羹なので気になりませんよ。
基本情報
営業時間
平日 10:00~19:00(18:30 L.O.)、土日祝 10:00~18:00(17:30 L.O.)
定休日
無休