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【東京】屋外散策も一緒に楽しめる、おすすめ美術館5選

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東京在住
訪問エリア:35都道府県

2021年4月16日更新

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写真:jihen2

お散歩ついでに美術館を訪れてみてはいかがでしょうか?屋外アート、隣接する公園、敷地内の庭園などなど、美術鑑賞と一緒に屋外でのお散歩や散策も楽しめる都内の美術館をご紹介します。

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【1】アート×皇居!「東京国立近代美術館(MOMAT)」

日本に5つある国立美術館のひとつで、皇居のすぐ近くに位置するという立地がポイントです!お堀沿いの風景や、美術館から徒歩3分ほどの場所にある乾門付近をお散歩するなどして、美術鑑賞と共に屋外散策をするのに絶好の美術館でしょう。

  • 写真:jihen2

美術館の建物の外には、屋外作品を見ながらひと休みできるスペースが作られているので、ここでも外の雰囲気を楽しめますよ。

  • 写真:jihen2

MOMATの展示の特徴は、国内最大級の膨大なコレクション。数ヶ月ごとに入れ替わる所蔵作品展「MOMATコレクション」はとても見応えのある展示です。会期ごとに異なる魅力が盛りだくさんなので、MOMATコレクションにはぜひ一度足を運ぶことをおすすめします!

2021年5月までの会期では、春ということで草花や桜を描いた作品や、東日本大震災から10年のタイミングで当時を振り返る展示、またここ1、2年で新しくコレクションに加わった作品などが展示されています。

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教育や普及活動にも力を入れているだけあって、多くの人が親しみやすいよう、それぞれの作品に丁寧な解説や鑑賞ガイドが付けられているのも特徴です。

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また毎年春には「美術館の春まつり」という展示が行われ、2021年4月現在も開催中です。春の訪れを感じるような、桜や水辺の景色を描いた作品が集められ、それらに囲まれて”美術館の春”を楽しむことができます。展示室内には移動式の畳やスツールが並べられ、まるで屋内のお花見のよう。

  • 写真:jihen2眺めのよい部屋

館内にも「眺めのよい部屋」というのがあり、千鳥ヶ淵の景色を一望できます。アート×皇居はここだけの見どころですよ!

  • 写真:jihen2

なお、2021年の春まつりと同時開催の企画展「あやしい絵」展では、明治〜大正にかけて描かれたちょっと不気味な絵画や、日本の『古事記』や人魚伝説をモチーフにした作品が並びます。派手さはないけれど、じっくり鑑賞するとじわじわおもしろさを感じられるような展示が魅力です。

東京国立近代美術館
秋葉原・神田・御茶ノ水 / 雨の日観光 / 美術館
住所:東京都千代田区北の丸公園3−1地図で見る
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
Web:http://www.momat.go.jp/

【2】現代アートに楽しく触れる「東京都現代美術館(MOT)」

現代美術のコレクションの豊富さと大規模な企画展で知られ、常に新しいコンテンポラリー・アートを発信する美術館です。

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とても広い屋外スペースは、常設の立体作品の他、企画展の際の展示にも使われています。

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周囲は意外と下町のエリア。すぐ隣に東京都内でも有数の広さを誇る木場公園があり、美術館にも子ども連れがよく訪れています。木場公園側にある中庭のような空間は、子どもが遊ぶのにも良さそう。もちろんここにもアート作品が織り交ぜられていて、屋外を散歩しながらアートに気軽に親しむのにもぴったりな場所です。

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開放感があり明るい建物は、地下も含めると展示スペースがとても広く、丸い穴から室内に差し込む光がつくる模様が印象的。ジブリ美術を手がける男鹿和雄氏や、ミナ ペルホネンの皆川明氏など、著名な作家の大規模な個展もよく開催されています。

2021年4月現在は、アーティスト「Perfume」とのコラボレーションで知られるクリエイター、ライゾマティクスの個展が行われています。

  • 写真:jihen2

ここの所蔵作品展である「MOTコレクション」もかなり充実していて見ものなのですが、2021年4月現在はお休み中。再開時には要チェックですよ!

現代アート、現代美術館というと足が遠のきがちですが、現代美術という言葉のイメージよりももっと幅広く楽しめる展示がたくさん行われているので、近辺をお散歩がてら訪れてみてはいかがでしょうか。

東京都現代美術館
錦糸町・両国・清澄白河 / 美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1地図で見る
電話:03-5245-4111(代表)
Web:http://www.mot-art-museum.jp/
木場公園
錦糸町・両国・清澄白河 / 公園 / 遊び場
住所:江東区平野4-6-1地図で見る
電話:03-5245-1770(木場公園サービスセンター)
Web:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index020.h...

【3】アールデコと庭園「東京都庭園美術館」

  • 写真:jihen2

目黒・白金エリアにある、通称「庭園美術館」。もとは皇族・朝香宮一家の邸宅だった場所です。フランスのインテリアデザイナー、アンリ・ラパンが内装デザインを手がけ、アール・デコ様式がふんだんに取り入れられた瀟洒な建物になっています。迎賓館や公邸として使われていた時代もあり、国の指定文化財でもあります。

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庭園とつくだけあって、建物よりも広い庭園が魅力。子どもも遊べる西洋庭園と、茶室もある日本庭園があり、都心のど真ん中とは思えない緑豊かな空間が広がります。企画展料金と庭園料金とが分かれていて、企画展だけでなく庭園と建物を目的に訪れることもできるのがポイントです。公園のようにのんびり過ごす家族もいて、人によりいろいろな楽しみ方がありそう。

  • 写真:jihen2
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建物内で行われる展示では、伝統と格式が漂う各部屋の内装と、アートとのコラボレーションがとても素敵なんです。下の赤い衣装の写真は、2階にある殿下・姫殿下の居室でのコンテンポラリーアートの展示。これらのような、不思議な組み合わせによる印象的な空間が、この庭園美術館の展示の見どころ!

2021年4月までは、1900年代後半のタイポグラフィを取り上げた展示が行われています。重要文化財の建物×タイポグラフィというのもなかなか斬新ではないでしょうか。

  • 写真:jihen2
  • 写真:jihen2

3階にはウィンターガーデンという、冬でも庭を楽しめる温室としてつくられた部屋もあります。こちらは普段は非公開なので、公開された際には必見です。下の写真は過去公開時のもので、以下の記事でも詳細を紹介しているので参考にしてみてください。

  • 写真:jihen2
東京都庭園美術館
品川・目黒・大井町 / 庭園 / 美術館
住所:東京都港区白金台5丁目21−9地図で見る
電話:03-3443-0201(代表)
Web:http://www.teien-art-museum.ne.jp/

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この記事を書いたトラベルライター

プランナー 兼 トラベラー / 旅のきっかけをつくるひと
内装やイベントブース設営の仕事をしながら、世界各地へ旅に出ています。旅のキーワードはアートとデザイン、雑貨、世界遺産。
いろいろな国の文化や芸術が好きすぎて世界遺産検定1級とりました。
カナダ・トロント→なんちゃって世界一周→再び日本。

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