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【1日目】下関駅周辺で関門海峡の夜景&ふぐ料理を堪能しよう!
17:30 下関のシンボルタワー「海峡ゆめタワー」へ
ホテルでひと休みした後は、関門海峡の夜景観賞を楽しみましょう!おすすめは、ホテルから歩いてすぐのところにある「海峡ゆめタワー」。高さ153メートルで、頂上にある球形の展望室は総ガラス張り。下関のランドマークとして、人気を集めている展望タワーです。
入口で受付した後、シースルーエレベーターに乗って、最上階の展望室へ。約70秒で到着します。展望室からは、瀬戸内海をはじめ、関門橋(かんもんきょう)や火の山、唐戸市場といった下関の観光名所を眺めることができ、夜になると写真映えしそうなライトアップした街並みが広がります。
また、下関駅方面からも美しい眺望を楽しむことができ、源平の合戦で平家が滅亡する前に最後の陣地として使った彦島(ひこしま)や、響灘(ひびきなだ)などの名所を眺められます。夜は下関駅周辺にネオンが点り、ロマンチックな夜景を楽しめます。
夜景とともにあわせて楽しみたいのが、恋愛のパワースポット巡り!タワーの28階には、山口県で初めて認定された「恋人の聖地」があります。ハートのモニュメントの前で記念写真を撮れるほか、ハート型の南京錠(1個・税込500円)にメッセージや名前を書いて、取り付けるコーナーもあります。
さらに28階には、恋愛や友情など、様々な「縁」を結んでもらうことを願って作られた「縁結び神社」もあります。ここでは恋みくじ(1回・100円)をひけるほか、縁結びや合格祈願ができる絵馬「お願いふだ」(1枚・100円)も書けます。ご利益が得られるように祈願してみては。
- 海峡ゆめタワー
- 山口 / 展望・景観 / 夜景 / 縁結びスポット / 展望台
- 住所:山口県下関市豊前田町3−3−1地図で見る
- 電話:083-231-5600
- Web:http://www.yumetower.jp/
19:00 お得な価格でふぐディナーを味わえるお店「春帆楼茶寮」へ
下関で一度は食べたいのが、名物のふぐ料理。1万円以上のフルコースを提供しているお店もありますが、リーズナブルな価格でふぐ料理を堪能できるお店が下関駅周辺にあります。それが下関大丸内にある「春帆楼茶寮(しゅんぱんろうさりょう)」。下関を代表する料理旅館「春帆楼」の姉妹店で、御膳形式でふぐ料理を味わえます。
おすすめは、「ふくつくし御膳」(1人前・税込3,850円)。定番のふぐ刺しは、天然のトラフグを使用しており、もっちりと弾力のある食感を堪能できます。最初は何もつけずに味わった後、もみじおろしやあさつき、すだちをかけたポン酢につけて、地元の安岡ねぎを巻いて味わってみて。
また御膳には、ふぐの唐揚げやふぐ汁、サラダ風ふぐのタタキといったふぐ料理も提供。名店の味をぜひ堪能してみましょう!
- 春帆楼茶寮 下関大丸店
- 山口 / 魚介・海鮮料理 / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:山口県下関市竹崎町4-4-10 下関大丸7階地図で見る
- 電話:083-235-8029
- Web:https://www.shunpanro.com/location/shimonoseki-dai...
20:30 「ドーミーインPREMIUM下関」の天然温泉に入って、旅の疲れを癒す
1日目はいよいよ締めくくりへ。ふぐ料理を堪能した後は、再びホテルに戻って自慢の天然温泉に入って旅の疲れを癒しましょう。ホテルの10階にある天然温泉「関門の湯」では、疲労回復や冷え性、やけどなどに効能がある天然温泉が湧いています。内湯だけでなく、露天風呂もあり、関門海峡の景色を眺めながら、温泉を楽しめます。
温泉に入った後は、お休み処へ。漫画や雑誌、テレビなどが設置してあるほか、アイスキャンディーや乳酸菌飲料なども提供しているので、お風呂上りに立ち寄ってみましょう。
また1階のレストランでは、21時30分~23時まで宿泊者限定で夜鳴きそばを無料で提供。あっさりとした醤油スープとちぢれ麺との相性は抜群です。
【2日目】源平合戦ゆかりのスポットを散策しよう!
7:00 「ドーミーインPREMIUM下関」で朝食を堪能
ゆっくりと休んだ翌朝は、ホテルで朝食を味わいましょう。1階のレストランでは、一口分の小鉢に取り分けられた和洋食バイキングを提供。サラダや豆腐のほか、ふぐの一夜干しやふぐ飯、ふぐ雑炊といったふぐ料理や下関名物の「瓦そば」など、山口県や下関の郷土料理を堪能できます。
9:00 源平合戦終結の地「壇之浦古戦場跡」へ
ホテルでチェックアウトしたところで、2日目の旅がスタート!下関の歴史スポットを散策しましょう。最初にご紹介するのは、「壇之浦古戦場跡(だんのうらこせんじょうあと)」。下関駅から路線バスで約12分のところにあり、下関と福岡・門司(もじ)を結ぶ「関門橋」を間近で眺められます。
平安時代末期から長きにわたって戦いを繰り広げてきた「源平合戦」。その中で1185年に最終決戦が行われたのが、「壇ノ浦の戦い」です。現在は「みもすそ川公園」として整備され、壇ノ浦の戦いで活躍した源義経(みなもとのよしつね)と平知盛(たいらのとものり)の像や石碑、歌碑が設置されています。
また江戸時代末期に長州藩(ちょうしゅうはん)が異国船を砲撃したことにちなんで、公園内には「砲台跡」や「長州砲(ちょうしゅうほう)」のレプリカも展示されています。美しい関門海峡と関門橋の景色を眺めながら、散策を楽しんでみては。
- 壇之浦古戦場跡
- 山口 / 公園 / 観光名所
- 住所:山口県下関市みもすそ川町1番地図で見る
- 電話:083-231-1350(下関市観光政策課)
- Web:https://www.oidemase.or.jp/tourism-information/spo...
9:45 平家一門を慰霊する神社「赤間神宮」へ
源平合戦ゆかりの地の散策であわせて訪れたいのが、少し歩いたところにある「赤間神宮(あかまじんぐう)」。壇ノ浦の戦いで幼くして崩御した安徳天皇(あんとくてんのう)を祀る神社で、まるで竜宮城のような朱塗りの鮮やかな「水天門(すいてんもん)」が参拝者を迎えます。
石段を上がると「大安殿(だいあんでん)」に到着。ここで祈願をしましょう。水難除けや子宝祈願、家内安全などにご利益があるといわれています。また近くにある「宝物殿」では、軍記物語のひとつ『長門本平家物語(ながとほんへいけものがたり)』や、『源平合戦図』など、貴重な史料が展示されています。
あわせて訪れたいのが、「芳一堂(ほういちどう)」。明治時代に活躍した小説家・小泉八雲(こいずみやくも)の怪談『耳なし芳一(みみなしほういち)』の木像が祀られています。さらに源平合戦で敗れた平家一門の墓「七盛塚(ななもりづか)」もあるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
- 赤間神宮
- 山口 / 神社 / パワースポット
- 住所:山口県下関市阿弥陀寺町4−1地図で見る
- 電話:083-231-4138
- Web:http://www.tiki.ne.jp/~akama-jingu/
【2日目】小説や映画で有名な名勝負の舞台「巌流島」を散策!
11:05 「巌流島連絡船」に乗って「巌流島」へ
下関の歴史スポット散策で欠かせないのが、名勝負の舞台として有名な「巌流島(がんりゅうじま)」。関門海峡に浮かぶ周囲約1.6キロメートルの無人島で、唐戸市場の近くにある「唐戸ターミナル」または、福岡・門司港にある「マリンゲートもじ」から乗船できます。
唐戸からは、9時~16時までの時間帯に1時間に1~2本運航。海峡を揺られて約10分、巌流島に到着します。
11:15 巌流島へ上陸
巌流島に到着した後、最初に迎えるのは小さな小屋。屋内には1612年、全国を巡り歩く武芸者・宮本武蔵(みやもとむさし)と、剣豪・佐々木小次郎(ささきこじろう)が、巌流島を舞台に決闘を行った「巌流島の戦い」や、2人の剣豪について詳しく紹介しています。
また小屋の近くには、島唯一の神社「舟島神社(ふなしまじんじゃ)」があります。地の神と龍神のご神体が祀られており、島の正式名称にちなんで、この名がつけられました。ここで祈願すると、勝負ごとにご利益があるといわれています。
少し歩くと、「巌流島文学碑(がんりゅうじまぶんがくひ)・決闘の地木碑(けっとうのちもくひ)」があります。右側の石碑には、決闘の様子と、小説家・村上元三(むらかみげんぞう)の小説『佐々木小次郎』の一説が刻まれているほか、木碑には決闘の日付が刻まれています。
さらに歩くと、島のメインスポット「武蔵・小次郎像」に到着。関門橋と関門海峡を背景に決闘の様子を再現しています。ぜひ像を前に記念写真を撮ってみましょう!
武蔵・小次郎像から少し歩くと、「伝馬船(てんません)」が見えてきます。武蔵が島に渡る際に使った小舟をイメージして作られたもので、決戦時の歴史を感じさせられます。
この周辺はビュースポットとなっており、美しい関門海峡と関門橋、下関と門司港の街並みを見渡せます。ベンチもあるので、ゆっくりと景色を眺めてみましょう。
12:15 連絡船で再び唐戸桟橋へ
約1時間散策をした後は連絡船乗り場に戻り、再び唐戸ターミナルへ。ここで巌流島散策は締めくくりです。
- 巌流島
- 山口 / 島・離島 / パワースポット
- 住所:山口県下関市大字彦島字船島地図で見る
- 電話:083-231-1350(下関市観光振興課)
- Web:https://shimonoseki.travel/story/ganryujima/index....