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17位:スフォルツェスコ城 ミラノ市立博物館(イタリア)
「スフォルツェスコ城」は、イタリアのルネサンス期を代表する芸術界の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが建設に関わったと言われている古城です。1300年代にヴィスコンティ家が建てた後、1450年にフランチェスコ・スフォルツァが改築したとされています。
出典:tripnote.jpphoto by Matmakさん
現在のスフォルツェスコ城内部は市立博物館となっており、レオナルド・ダ・ヴィンチや、同じくイタリアを代表する芸術家ミケランジェロなどの作品を鑑賞することができます。特に、ミケランジェロの遺作『ロンダニーニのピエタ(未完成)』が展示されていることで有名です。
そのほか古代美術から近代美術まで、様々な作品が展示されています。

- スフォルツェスコ城 ミラノ市立博物館
- イタリア / 博物館・美術館 / 博物館
- 住所:Piazza Castello - 20121 Milano地図で見る
- Web:https://www.milanocastello.it
18位:エディンバラ城(イギリス)
出典:tripnote.jp
ブリテン島の北に位置するスコットランドの首都・エディンバラにある「エディンバラ城」。
大きな岩山の上に聳えるお城で、尖塔こそありませんが、映画『ハリーポッター』に登場するホグワーツ城のモデルになったと言われています。
城内で最も古い建築物は12世紀初期に建てられたセント・マーガレット教会堂で、その他には16世紀以前にできた戦争記念館やホール等、石造りの重厚な建物があります。
夏に行われる「ロイヤル・ミリタリー・タトゥー」という、兵隊の行進のお祭りショーが人気。ショーを見るための特設観客席が設置され、エディンバラ城正門を背景にショーが行われます。

- エディンバラ城
- イギリス / 建造物 / 観光名所
- 住所:Edinburgh EH12NG, Scotland地図で見る
- Web:https://www.edinburghcastle.gov.uk
18位:ホーエンザルツブルク城(オーストリア)
ホーエンザルツブルク城は、市内中心部を流れるザルツァッハ川に面した小高い丘の上に立つ城塞です。
700年もの年月をかけて建築された堂々たる姿は、市内のどこからでも望むことができ、まさにザルツブルクのシンボル。麓から急こう配のケーブルカーで登ることができ、城内は音声ガイドツアーで自由に見学することができます。
出典:tripnote.jpphoto by ヴィンさん
“ザルツブルク=塩の城”という名の由来ともなったかつての重要産業・塩の貯蔵庫や、築城の過程が学べる模型などを見学し、クライマックスは展望台から見下ろす旧市街の絶景!ザルツブルクの旅では必訪の観光スポットです。

- ホーエンザルツブルク城
- オーストリア / 建造物
- 住所:Mönchsberg 34, 5020 Salzburg, オーストリア地図で見る
20位:ブダ城(ハンガリー)
出典:tripnote.jp
ドナウ川の西岸、ブダの丘の上にあるお城です。このブダ城はオスマン帝国の侵略や19世紀の革命によって何度も破壊され、その度に再建を繰り返し、現在の姿になったのは1980年とのこと。
城の周囲から見下ろすペスト地区の景色も圧巻で、城の周辺を散策するだけなら入場料もかかりません。
また、夜間にはライトアップもされていて、光に照らされる荘厳なブダ城の姿を眺めることもできます。
ブダ城へは歩いても上がれますが、ケーブルカーでも行くことができます。レトロで可愛らしいケーブルカーが急な勾配の斜面を上り下りする姿は写真映えします。

- ブダ城
- ハンガリー / 建造物
- 住所:Budapest, Szent György tér 2, 1014 ハンガリー地図で見る
- Web:http://www2.budavar.hu/index.php?menu=136
20位:ヴァヴェル城(ポーランド)
クラクフの旧市街から少し歩いたヴィスワ川沿いに建つこのお城は、歴代のポーランド国王によって増改築を繰り返され、現在の姿となっています。
外観だけでも見ごたえのあるお城ですが、広い敷地内には大聖堂、博物館、旧王宮があり、旧王宮内には調度品の展示も。
ぜひ内部も見学したいところですが、1日の入場人数制限や、施設によっては入場時間などに制限があるので、特に夏季のピークシーズンは朝一番に訪問するのがおすすめです。

- ヴァヴェル城
- ポーランド / 建造物
- 住所:3W3P+J5 クラクフ, ポーランド地図で見る
- Web:https://www.wawel.krakow.pl/pl/
22位:サン・ジョルジェ城(ポルトガル)
出典:tripnote.jp
かつて古代ローマ時代に要塞として建設されたのが起源とされるサン・ジョルジェ城。その後イスラム教徒、キリスト教徒など数百年の間に城の居住者は次々と変わり、14世紀から16世紀にかけては歴代ポルトガル王の王宮となりました。
出典:tripnote.jp
出典:tripnote.jp
現在城内は公園となっており、リスボンの街を一望できるとあって人気の観光スポットとなっています。さらに、残存している城壁の上を歩くことができるのも魅力の一つ。ぐるりと一周するためには結構歩きますが、場所によって違った風景を楽しめますよ。

- サン・ジョルジェ城
- ポルトガル / 建造物
- 住所:Rua de Santa Cruz do Castelo, Lisbon 1100-129, Portugal地図で見る
- Web:http://castelodesaojorge.pt/en/
23位:シュノンソー城(フランス)
世界遺産に登録されており、フランスではヴェルサイユ宮殿につぐ人気を誇る城。水辺に佇む真っ白で優美な城は、6代にわたり城主がすべて女性であったことから「6人の奥方たちの城」とも呼ばれています。
出典:tripnote.jpphoto by vh40216さん
地下1階から3階まで20以上の部屋がある城の見所のひとつが、ギャラリーとよばれる、長さ60m、幅6mの回廊。城のなかでも最も広い部屋のひとつであり、長くつづく白と黒の床が特徴的です。そのほか、歴代の城主たちが使っていた豪華絢爛な部屋の様子も見ることができます。
また城の周りに広がる美しい2つの庭園も大きな見所です。庭園には、カトリーヌ・ド・メディシスとディアーヌ・ド・ボワチエの二人の王妃の名前がそれぞれに付けられており、季節の花が美しく咲きます。
24位:シャンボール城(フランス)
フランソワ1世のために建てられた、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計に関与したと言われている城。ディズニー映画実写版『美女と野獣』の城のモデルとなったことでも有名です。
ロワール渓谷に点在する城のうち最大の広さをもち、世界遺産「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」の構成資産の一つに数えられています。
出典:tripnote.jpphoto by つばさ21さん
城の幅は156m、奥行きは117m。440もの部屋に、282基の暖炉、そして365本の煙突があり、階段の数は83。
城のシンボルである二重の螺旋階段は、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案したとされるもので、上る人と下る人がすれ違わない設計になっており必見です。
また、パリと同じぐらいの面積を誇る広大な公園「シャンボールの森」も見どころ。
24位:ディオクレティアヌス宮殿(クロアチア )
出典:tripnote.jp
クロアチア南部にある、アドリア海に面した美しい街「スプリト」。ローマ皇帝ディオクレティアヌスが晩年を静かに過ごすため、この地で3世紀末から4世紀初頭にかけて、「ディオクレティアヌス宮殿」を建設しました。
皇帝の死後は数百年にわたって廃墟と化していましたが、7世紀頃に人々が城内に住みはじめたことから、現在の街の様子へと発展を遂げています。
出典:tripnote.jpDioklecijanova palača
出典:tripnote.jpDioklecijanova palača
宮殿の敷地は、南北に約215m、東西に約180mと長方形に広がっており、周囲は20mもの高さの壁で囲われています。さらに地下にも巨大な地下宮殿が広がっており、現在は博物館として公開。世界的にも極めて保存状態の良い歴史的建造物を、じっくりと見ることができます。

- ディオクレティアヌス宮殿
- クロアチア / 建造物 / 観光名所
- 住所:Dioklecijanova Palaca,Papalićeva 1, 21 000 Split地図で見る
- 電話:(0)21360171