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【12】ブレラ絵画館(ブレラ美術館)
ミラノを代表する観光スポットのひとつ「ブレラ絵画館」は、ミラノ最大の美術館です。ラファエロなどのルネッサンス期を代表する芸術家の作品をはじめ、ピカソやモディリアーニなどの作品も鑑賞することができます。
中でも特に有名な作品は、アンドレア・マンテーニャによる『死せるキリスト』。500年以上も前に描かれたとは思えない斬新な構図が注目ポイントで、こちらを訪れた際には、必見の絵画となっています。
- 出典:tripnote.jpルーベンス作『最後の晩餐』
- 出典:tripnote.jpヴェロネーゼ作『最後の晩餐』
また、ブレラ絵画館には「最後の晩餐」を描いた作品がなんと3点も展示されています。ルーベンス作の絵は、レオナルド・ダ・ヴィンチのものとは構図が異なっており、悪びれる様子もなくこちらを見るユダに少しドキッとさせられます。ヴェロネーゼの作品も、どの『最後の晩餐』とも構図が異なっています。イエスがパンをあげようとしている人がユダでしょうか。もう一つの最後の晩餐はダニエーレ・クレスピ作のもので、こちらは肉や魚やフルーツなどが贅沢に並べられた豪華な食卓が特徴的です。
- ブレラ絵画館
- イタリア / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Via Brera, 28 20121 Milano地図で見る
- Web:http://pinacotecabrera.org
【13】ナヴィリオ地区
ミラノで大人気の観光スポットの一つ!「ナヴィリオ地区」は、ミラノで近年人気急上昇中のスポットです。運河沿いには気取らないけどどこかエレガントでオシャレなお店が軒を連ね、トレンドに敏感なミラノっ子たちが夜な夜な集う場所でもあります。
ナヴィリオ地区を訪れるのにおすすめの時間帯は、太陽が沈む夕暮れ時から。夕日に照らされた運河がオレンジ色に染まり、運河沿いのショップはライトアップされ、辺り一帯が華やかな雰囲気に包まれます。
またナヴィリオは、イタリア発祥の食文化、夕食の前に軽食とお酒をたしなむ「アペリティーボ」を楽しむ場所としても有名なスポット。ほとんどのバルでハッピーアワーを実施しており、ワンドリンクをオーダーすれば、ビュッフェスタイルの食事を時間無制限で楽しむことができます。ドリンクにはもちろん、アペリティーボに欠かせない「アペロールスプリッツ」のオーダーがおすすめ!賑やかな雰囲気の中で、イタリアならではのアペリティーボをぜひ体験してみてくださいね。
【14】アンブロジアーナ図書館&絵画館
- 出典:tripnote.jpアンブロジアーナ絵画館(残念ながら内部は写真撮影禁止です)
1609年に世界初の公共図書館として開館された「アンブロジアーナ図書館&絵画館」。時代を経ていく中で様々な絵画の寄贈を受けたことによって、多くのコレクションが展示される絵画館となりました。館内は、時代ごとに仕切られた23室の展示室で構成されています。
有名な展示作品としては、レオナルド・ダ・ヴィンチの『斈師の肖像』、ラファエロの『アテネの学童』のデッサン、ボッティチェリの『天涯の聖母子』、カラヴァッジョの『果物の篭』などが挙げられます。
また、17世紀前半にミラノで活動していた画家ヴェスピーノによる、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』の模写にも注目です。この絵では、人物の上半身部分(テーブルより上)のみが描かれており、きれいに色も残っているので、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の本物よりも各人物の表情をクリアに鑑賞することができます。
- アンブロジアーナ絵画館
- イタリア / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Piazza Pio XI, 2 - 20123 Milano, Italy地図で見る
- Web:http://www.ambrosiana.eu/cms/pinacoteca/2-pinacote...
ミラノから日帰りで行けるおすすめ観光スポット
【15】ベネチア
ベネチアといえば「水の都」と、すぐに頭に思い浮かぶくらいイメージの強い街です。その言葉通り街全体に水路が広がっていて、とても入り組んでいます。その水路と歴史あるレンガ造りの建造物が織りなす景色は、また格別です。
- 出典:tripnote.jp
市内の移動には水上バスや水上タクシーといった、船での移動になるので、他の都市とはまた違った経験ができます。観光するならゴンドラには一度乗ってみたいものです。ハネムーンで訪れる人も多いベネチアならではのロマンティックな体験ができますよ。
- ミラノからの移動時間目安:特急電車で約2時間〜2時間半
【16】コモ湖
- 出典:tripnote.jp
イタリアで3番目に広い湖水面積を持つ「コモ湖」。イタリアとスイスの国境近くに位置することから、湖畔の街はヨーロッパ随一の避暑地として人気があり、夏場になると多くの観光客で賑わいます。観光の拠点となるのは、主に湖の南東端のレッコ、南西端にあるコモの都市。
避暑地として賑わうとはいえ、広大な湖畔にはゆったりとした空気が流れています。都会の喧騒から離れてのんびり過ごすにはもってこいのレイク・リゾートで、自然の中に身を置くこと自体を楽しむことが主な過ごし方となります。湖畔の街を結ぶ遊覧船も出ているので、移動も便利。船に乗りながら、広大なコモ湖の景色をぜひ楽しんでくださいね。
- ミラノからの移動時間目安:普通電車で約40分〜1時間