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東京の本格カレーおすすめ厳選5選!

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:23都道府県

2021年5月11日更新

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写真:aka-region

子供から大人まで大好きなカレー。東京都内には、お店独自の秘伝スパイスを混ぜたこだわりが光るカレーをつくるお店が点在します。今回はスリランカカレーから欧風カレーまで、都内の本格カレーを提供するおすすめのお店を厳選して5店舗ご紹介します。

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1. Nandhini(ナンディニ)(虎ノ門・清澄白河)

  • 写真:aka-region虎ノ門のナンディニ外観

オフィスが建ち並ぶ虎ノ門に、インド出身者も絶賛する南インド料理屋さんがあります。それがNandhini(ナンディニ)です。南インド出身の8人のシェフが「本場の味」を提供するモダンスタイルのレストランとして、虎ノ門と清澄白河の都内2店舗で展開しています。

メニューは前菜、おつまみのほか、肉、海鮮やベジタリアン対応のカレーなど、メニューも豊富。素材の旨みとスパイスが溶け込んだ非常に奥深い味は、日本広しといえども、なかなか食べられないような本格的な味です。カレーは辛さも様々で、辛いものが苦手な人や子供にも優しい味付けのものもあります。

  • 写真:aka-regionマサラドーサ(1,000円)

カレーの付け合わせとなるご飯・パンにも様々な種類があるのがナンディニの特徴です。例えば、ライス一つとっても、レモンライスやココナッツライス、各種ビリヤニ(インド版チャーハン)やクミンのスパイスが効いたジーラライスがあります。

またパンは、王道のナンの他に、インド式のピザであるクルチャやクレープのようなドーサ、パイのような食感のポロッタ、カリカリ薄揚げパン風のプリなど、あまり馴染みのない主食パンを選ぶことができます。

メニューを眺めても一口食べるまでどんな味かわからないワクワクする食体験。お店でいただく南インドカレーを通じて、まるでインドに瞬間移動したかのような疑似体験もできますよ。

ナンディニ 虎ノ門店
新橋・汐留 / インド料理 / カレー
住所:東京都港区西新橋2丁目22−1地図で見る
Web:https://twitter.com/nandhini_tiger

2. Taprobane(タップロボーン)(南青山、門前仲町、神保町)

  • 写真:aka-regionスパイシービストロ タップロボーン 南青山本店外観

自然由来の知恵から生まれた、スリランカの伝統医学「アーユルヴェーダ」の考え方に基づき、シェフの地元から取り寄せる様々なスパイスを配合して作った、こだわりの本格スリランカ料理を楽しめるのが南青山、門前仲町、神保町に店舗を持つTaprobane(タップロボーン)です。店名のタップロボーンは、スリランカの以前の国名が由来となっています。

  • 写真:aka-regionスパイシービストロ タップロボーン 南青山本店の店内。

2011年に東京・南青山に店舗を構えて以来、カレー好きの胃袋を掴んでやまないタップロボーンのカレーは、カルシウムやカリウムなどのミネラル分やビタミンB群を多く含むスリランカ産高級赤米を使用しており、秘伝のスパイスブレンドで作られたカレーとの相性が抜群です。

  • 写真:aka-regionテイクアウトをして、ぜひスプーンではなく現地流で手で食べてみたいもの。

中でも一番人気は、青々としたバナナの葉に包まれた、スリランカのお弁当「ランプライス」(1,650円)。 なんと25種類のスパイスを配合して作られた7種類のおかず(ピクルス、揚げ茹で卵、モージュ(野菜の煮込み)など)とともに、ココナッツオイルと秘伝スパイスで味付けされ、炒めたパスマティライスがバナナの葉で包まれています。

そしてチキンカレーやレンズ豆のドライカレーなど汁気の少ないカレーが綺麗に盛り付けられているのも特徴の一つ。スリランカでは、すべてのカレーとお米をビビンパのようによく混ぜて食べます。

  • 写真:aka-regionLamp Riceは、バナナの葉で包まれており、テイクアウトにもぴったり。
  • 写真:aka-regionLamp Riceの包みを開けると数種類のカレーが出現。

様々な具材の味が混ざり合い、スリランカの母の味を東京にいながらにして楽しむことができる、スリランカカレーの名店です。ぜひお試しください。

タップロボーン南青山店
原宿・表参道・青山 / スリランカ料理 / ランチ / カレー
住所:東京都港区南青山2丁目2−15−1317地図で見る
Web:https://taprobane.info/

3. エチオピアカリーキッチン(お茶の水)

  • 写真:aka-regionカレーの名店エチオピアの外観

カレー激戦区と言われる神田エリアで、ファンの多いカリーライス専門店 エチオピアのカレー。インド風カレーを銘打ちながら、日本人の口にも合うスパイスたっぷりのカレーが人気です。12種類のスパイスを混合させ、たっぷりの野菜を長時間煮込むことで出汁をとったカレーは、とろんとしていて、日本米との相性も抜群です。

そのエチオピアの姉妹店であるエチオピアカリーキッチンでも、昭和時代から愛される本店の味をそのままに楽しむことができます。大きめの鶏肉が入った人気メニューのチキンカリー(920円)、とろとろになったビーフが入ったビーフカリー(920円)のほか、女性に人気の野菜カリー(970円)、プリプリの海老がたっぷりと入ったエビカリー(1,080円)も人気です。

また野菜カリーとの組み合わせも可能で、チキン+野菜カリー、エビ+野菜カリーなど(いずれも1,290円)野菜とお肉をバランス良く味わえるメニューもあります。

付け合せに出てくる小ぶりのポテトは、おかわり自由でカレーとの相性もぴったり。食後には数量限定で自家製マンゴープリンもついてくるので、口の中がさっぱり!嬉しいサービスです。

  • 写真:aka-regionビーフカリー(920円)。ホクホクポテトはおかわり自由。
エチオピアカリーキッチン 御茶ノ水ソラシティ店
秋葉原・神田・御茶ノ水 / カレー / ランチ
住所:東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティB1地図で見る
Web:https://www.ethiopia-curry.com/

4. Aubergine(オーベルジーヌ)(四谷、三田ほか)

宅配・テイクアウト専門の欧風カレーで有名なのがAubergine(オーベルジーヌ)。芸能人のロケ弁としても定番で、玉ねぎを丸3日間煮込み、24種類ものスパイスを調合して作るという、手間ひまかけられらカレーは有名人からも人気の高い一品です。

辛さは、お子様・甘口・中辛口・辛口・大辛口から選ぶことができます。一番人気で国産バラ肉をほろほろになるまで煮込んだビーフカレーのほか、鳥もも肉をオリーブオイルでソテーしたチキンカレー、ゴーダチーズを2層に重ね合わせたチーズカレーなども人気です。その他にも、海鮮の旨みが凝縮された海老カレーやあさりカレーなど、各カレーこだわりたっぷりの逸品となっています。

  • 写真:aka-region欧風カレーオーベルジーヌのランチセット(ビーフ)(ポテトは別途注文)

お得なのは、ランチセット(宅配の場合は1,080円、テイクアウトの場合は864円)。バターライスとミニサラダがつき、7種類のカレーから好きな辛さのカレーを選ぶことができます。オーベルジーヌの目玉ともなっているポテト(105円)をつけることもできます。

またコンビネーションカレー(1,600円)として、7種類のカレーから2種類を選ぶこともできます。バターライスの他にポテトもあらかじめついているので、いろんな味を楽しめる贅沢なセットです。その他にも、会議や会食、イベント用向けに10個からいわゆる「ロケ弁」のような箱に入った特別セットも注文することができ、店舗限定で期間限定メニューもあるので、要チェックです。

オーベルジーヌ三田店
浜松町・田町 / カレー / 弁当 / テイクアウト
住所:東京都港区三田2丁目10−14 佐野アパート地図で見る
Web:http://aubergine-mita.com/

5. SPOON(西荻窪)

  • 写真:aka-region西荻窪・SPOON外観

中央・総武線の西荻窪駅のほど近くにお店を構えるのが、フレンチカレーを出すカレー屋さんSPOONです。フレンチとカレーはなかなか結びつきにくいと思われるかもしれませんが、SPOONでは、フランス料理出身のシェフがフレンチの技法を生かして考案したカレーが提供されています。

フォン・ド・ヴォーという仔牛のすね肉や骨からとった出汁とともに、13種類ものスパイスを混ぜ、3日間煮込んだ熟成カレーが人気です。一口食べると、野菜や肉の旨みが凝縮されており、スパイスが効いていながら食べやすい印象。それもそのはず、毎日でも食べられる身体にやさしいカレーを目指しているといいます。

お店の看板商品は、やはりまず最初に試してみたいシンプルなフレンチカレー(950円)で、その他には焼きチーズフレンチ(1,170円)、野菜フレンチ(1,340円)、期間限定・月替わりのカレーもあります。

  • 写真:aka-regionSPOONのスペシャルフレンチカレー(1,630円)

カレーにつくお肉は、牛肉の赤ワイン煮(トロ肉)で、ブルゴーニュ地方の郷土料理「ブフ・ブルギニヨン」が着想しているといいます。スプーンでも切れるようなほろほろと肉の繊維同士が剥がれ落ちる柔らかさのお肉で、SPOONならではの個性が光るカレーに仕上がっています。

フレンチカレー SPOON
吉祥寺・中野・荻窪 / カレー
住所:東京都杉並区松庵3丁目38−19 1a地図で見る
Web:https://ameblo.jp/frenchcurryspoon/

まとめ

いかがでしたか?

かつて欧米を経由して日本にもたらされた「カレー」は、その後、様々な国のカレー文化を取り入れつつ、日本独自のカレー文化へと発展してきました。

現在では、インドを中心とした「本場」の味を楽しむことができ、地域によっても異なる世界のカレー文化をより身近に感じられるようになっています。テイクアウトも気軽にできる今日だからこそ、自分が好みのカレーを見つけるカレー巡りをぜひ身近なところから始めてみたいですね。

  • 写真:aka-regionオーベルジーヌのカレーをテイクアウト

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この記事を書いたトラベルライター

暮らすように旅をする
aka-regionです☘
計4年間、ヨーロッパ(フィンランド、アイルランド)で住んでいる間に見聞きしたこと、経験したことを紹介します。旅のテーマは、「暮らすように旅をする」。旅のある暮らし方、ライフスタイル、文化に関する情報を発信していきます!

♬Countries & Areas: Europe (アイルランド、フィンランド他),日本(島根、山陰地方、東京他)
♬Hobbies: アイリッシュフィドル、水泳
♬Speciality: 島好きです!
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