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東北で人気の渓谷・峡谷TOP10!みんなが行っている渓谷・峡谷ランキング

取材・写真・文:

2022年6月16日更新

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出典:tripnote.jp

奥入瀬渓流や厳美渓、鳴子峡をはじめとする東北の渓谷・峡谷を、トリップノートの7万8千人を超えるトラベラー会員(2022年6月現在)が実際に行っている順に、人気ランキング形式でご紹介します!

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1位:奥入瀬渓流(青森)

奥入瀬川の子ノ口(ねのぐち)から焼山まで、全長約14kmにわたって続く「奥入瀬渓流」。

観光ポスターなどでよく目にする「阿修羅の流れ」や、3つの流れの合流地点で面白く美しい表情をみせる「三乱の流れ」、”ジャパニーズ・スモール・ナイアガラ”とも呼ばれる「銚子大滝」と、見どころが豊富です。

新緑は5月から6月、紅葉は10月上旬に色付き始め、10月中旬から下旬頃に見頃を迎えます。

奥入瀬渓流
青森 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / パワースポット / ハイキング / ツーリング
住所:青森県十和田市奥瀬字栃久保183地図で見る
電話::0176-51-6770(十和田市役所観光商工部観光推進課観光企画係)
Web:http://www.aptinet.jp/Detail_display_00000339.html

2位:厳美渓(岩手)

東北屈指の美しさを誇る「厳美渓」。磐井川の急流で侵食された、変化のあるダイナミックな景観が2kmにわたって続く渓谷で、国の名勝天然記念物にも指定されています。

渓流沿いには往復およそ45分間の遊歩道が整備されており、自由に散策が可能です。紅葉の名所としても知られており、見頃は10月中旬〜11月中旬。

また“空飛ぶだんご”とも言われる、対岸の茶屋からロープで飛んでくる厳美渓の名物グルメ「郭公(かっこう)だんご」もぜひお試しを。

厳美渓
一関市 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / パワースポット / 桜の名所 / インスタ映え / ツーリング
住所:岩手県一関市厳美町地図で見る
電話:0191-23-2350
Web:https://iwatetabi.jp/spot/detail.spn.php?spot_id=7...

3位:鳴子峡(宮城)

大谷川が侵食して形成された、深さ100mにもおよぶV字渓谷。一帯は白色凝灰岩が多く露出しており、独特の景観を演出しています。

春には新緑、秋には紅葉とのコントラストが美しく、約2.6kmの遊歩道を気持ちよく散歩できます。峡谷の岩肌には、ブナ、ミズナラ、カエデなどの木々が群生しているので、岩肌の荒々しさと相まって、色鮮やかな紅葉が際立つよう。なお11月下旬から4月下旬までは冬季閉鎖となります。

鳴子峡レストハウス付近には、駐車場が3か所設置されているので、いずれかに駐車できると便利です。しかし3つの駐車場の収容台数を合わせても、わずか250台弱。特に紅葉シーズンが混雑するため、早朝以外なら、駐車場が空くのをひたすら待つしかありません。

そこで、1点アドバイスできるのは、国道47号線を進んでいく際、鳴子トンネルを抜けたところから、5か所の駐車場があります。どこも数十台程度の小さな駐車場ではありますが、空いていれば駐車して、そこから歩くことをお勧めします。

鳴子峡
宮城 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / ハイキング / ツーリング
住所:宮城県大崎市鳴子温泉地図で見る

4位:猊鼻渓(岩手)

猊鼻渓(げいびけい)とは、岩手県一関を流れる北上川の支流・砂鉄川にできた全長2kmほどの渓谷。高さ100mを超す迫力ある岸壁の間を、澄んだ川がゆったりと流れています。

渓谷を往復90分ほどかけてめぐる舟下りは、船頭が棹一本で舟を巧みにあやつります。舟の上で飲食もできるので、ビールや鮎の塩焼きなどを購入して乗船するのがおすすめ。12月〜2月の間はこたつ舟として運行しています。

そして折りかえし地点の三好ヶ丘に着いたら、一度舟を下りて周辺の散策が楽しめます。ここでぜひ試したいのが「うん玉」投げ。対岸に空いた穴に、「福」「縁」「寿」「愛」「願」など願いが刻まれたうん玉(3個で100円)を投げて、見事入れば願いが叶うというものです。

猊鼻渓
一関市 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / パワースポット / 花畑(5月) / 花畑(6月) / ツーリング
住所:岩手県一関市東山町長坂町 猊鼻渓地図で見る

5位:抱返り渓谷(秋田)

田沢湖や角館をながれる玉川中流につづく全長約10kmの渓谷で、秋田県屈指の景勝地です。毎年10月下旬〜11月上旬頃の紅葉の季節はとくに美しいですが、新緑の季節も負けてはいません。

回顧の滝をはじめとする大小の滝や、独特の碧い渓流、そして遊歩道の入り口には荘厳な佇まいの抱返神社と、見どころが多くあります。

抱返り渓谷
仙北市 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / パワースポット / ハイキング / インスタ映え / ツーリング
住所:秋田県仙北市 田沢湖卒〜角館町広久内地図で見る
電話:0187-43-2111(仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」)
Web:http://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/...

6位:磊々峡(宮城)

秋保温泉入り口にある磊々峡(らいらいきょう)は、名取川沿いに約1kmにわたって広がる渓谷です。

温泉街の入り口にかけられた「覗橋(のぞきばし)」がちょうど渓谷の中心にあたり、下流に向かって約700mほど遊歩道が続いています。橋の上からではあまり全容が見えませんが、遊歩道を歩いてみるとそのダイナミックな渓谷美に驚かされます。

「八間岩(はちけんいわ)」「鳴合底(なりあいそこ)」など、奇勝と言われる巨岩も見どころです。

秋保・里センターに約25台分の駐車場があります(大型自動車は要予約)。

磊々峡
仙台 / 自然・景勝地 / ドライブスポット / 紅葉 / パワースポット / ハイキング
住所:宮城県仙台市太白区秋保町湯元枇杷原地図で見る
Web:http://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/view/7...

7位:小安峡(秋田)

栗駒国定公園にある小安峡は、全長約8kmのV字渓谷。周辺の断崖から温泉の蒸気が何箇所も吹き出す「大噴湯(だいふんとう)」が有名です。

遊歩道に向けて轟音を響かせ、勢いよく蒸気が噴き出すさまは、別名「地獄釜」と呼ばれるのも納得の迫力。地球のエネルギーを肌で感じながらゆっくりと散策したいスポットです。

小安峡
湯沢市 / 自然・景勝地 / 絶景 / 紅葉 / パワースポット / 観光名所
住所:秋田県湯沢市皆瀬地図で見る
電話:0183-73-2111(湯沢市まるごと売る課)

8位:久慈渓流(岩手)

久慈市郊外、国道281号線沿いを流れる「久慈渓流」は、ドライブしながら新緑や紅葉を楽しむのに最適なスポット。

渓流の途中では「鏡岩」や「不老泉」などの見どころもあり、車を停めて歩いて散策するのもおすすめです。

久慈渓流
久慈市 / 自然・景勝地 / 紅葉
住所:岩手県久慈市大川目町地図で見る

8位:雪割渓谷(福島)

福島県内を流れる阿武隈川上流にある、4kmにわたって続く渓谷。アーチ式の赤い鉄橋「雪割橋」が最大の見どころで、周囲を雑木に囲まれており紅葉が見事なことから、特に秋には多くの観光客が訪れます。

ほとんどの観光客は、雪割橋を見ただけ、もしくは渡っただけで終了してしまいますが、時間が許せば橋の奥に続く、西の郷遊歩道の散策もおすすめ。滝や渓谷などが点在する、全長3.2kmほどの遊歩道です。

雪割渓谷
福島 / 自然・景勝地 / 絶景 / 紅葉 / パワースポット / 穴場観光スポット / ハイキング / ツーリング
住所:雪割渓谷地図で見る
Web:http://www.nishigo-kankou.jp/shizen/index.html

10位:最上峡(山形)

最上川の中流域に、全長約16kmにわたって続く渓谷。

雄大な景色を眺めながらゆったりと川を下る「最上峡芭蕉ライン舟下り」が運行されており、船頭が唄う最上川舟唄を聴きながら、風情ある船旅を体験できます。舟下りは1年を通して楽しめ、冬にはこたつ船に変わります。

最上峡
戸沢村(最上郡) / 自然・景勝地 / 絶景 / 紅葉
住所:山形県最上郡戸沢村古口山の内地図で見る

10位:長内渓流・滝ダム(岩手)

長内川上流にある「長内渓流」は、高さ約80mの断崖が約3kmにわたってつづく渓谷。下流には「滝ダム」があり、ダム湖遊覧船を利用して渓谷美を眺めることもできますよ。

滝ダムは久慈湾からほど近く、ダムから海が見える珍しいダムでもあります。管理事務所で「ダムカード」が配布されているので、訪れた方は記念にもらってみてくださいね。

長内渓流・滝ダム
久慈市 / 自然・景勝地 / 絶景 / 滝 / 紅葉 / ダム
住所:岩手県久慈市小久慈町第1地割35-23地図で見る

10位:霧幻峡(福島)

  • 出典:tripnote.jp撮影:奥会津郷土写真家・星賢孝

霧幻峡と呼ばれる三更(みふけ)集落周辺は、福島県奥会津に位置する山あいの小さな廃村集落。只見川沿いに集落が点在し、冬は積雪が2メートルにもなる豪雪地域です。この一帯は、温度差によって川霧が発生することでも知られ、渓谷全てを白い世界へと誘う幻想的な景色を作り上げます。

限界集落からの脱却をめざして立ち上げられた霧幻峡プロジェクトでは、毎年4月下旬から11月中旬までの土日祝日は、和船(要予約)に乗り旧三更地区を散策できます。

廃村になってしまった集落には、大山祇神社や小安観音、霧幻地蔵や古民家が当時のままに残されており、厄災から免れたこれらの施設に宿る力が、訪れる人の運気をあげ、願いをかなえるパワースポットとして注目を浴びています。

霧幻峡
福島 / 自然・景勝地 / 絶景 / 紅葉 / パワースポット / 穴場観光スポット
住所:大沼郡三島町早戸地図で見る
電話:0241-55-3103(霧幻峡プロジェクト)
Web:https://www.mugenkyo.info/

※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2022年6月時点)を元に算出しています。

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