クリスマスが近づくと、街にはイルミネーションも増えていきます。この時期はヨーロッパ、特にドイツを中心として「クリスマスマーケット」という伝統的なお祭りが開かれます。屋台でオーナメントなどの雑貨やお菓子、グリューワイン(ホットワイン)が売られ、みんなで「アドベント(=クリスマス前の4週間)」を楽しみます。そんなドイツのクリスマスのような雰囲気を楽しめる、都内で開かれるクリスマスマーケットを紹介します。
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東京クリスマスマーケット
地下鉄の日比谷駅や霞が関駅から行ける、日比谷公園。ここで毎年12月に行われる「東京クリスマスマーケット」は、ドイツの伝統に倣った本場の雰囲気が楽しめる、充実度満点の野外イベントです。
ワイン・お菓子・オーナメントに加えてドイツビールや肉料理の屋台、楽団やアーティストによるライブもあり、見どころが盛り沢山!
テント内のステージではノリノリのバンドやサンタクロースによるクリスマスライブが行われ、みんなでクリスマスを楽しもう!という一体感のある空間に。こういう雰囲気は欧米ならではだと思います。
テントは、屋台で買ったものの飲食スペースも兼ねているので、週末はかなり混雑します。ライブを存分に楽しむなら、ステージ近くの良い席を確保しておくのがベター。
クリスマスマーケットのシンボル、「クリスマス・ピラミッド」。中には人形が並んでいて、夜はライトアップされます。ドイツではクリスマスツリーよりも歴史が深い木工民芸品で、木のあたたかみが「聖なる夜」を演出してくれます。こんなふうに本場さながらの風景があるのもこのイベントの見どころ。
あわせて訪れたいのが、フラワーショップでおなじみの日比谷花壇。日比谷公園の敷地内にお店があり、お花はもちろん、モミの木、リース、そしてお花と一緒に特別な気分を味わうためにワインも販売しています。
2017年は12月15日から始まるので、どんな企画があるのか楽しみ!(日比谷花壇以外の写真はすべて過去開催時の様子です。)都会の真ん中で満喫するドイツのクリスマスマーケットは、寒空でも心はワクワクなおすすめスポットです。
- 日比谷花壇 日比谷公園店
- 銀座・有楽町・築地 / その他ショッピング
- 住所:東京都千代田区日比谷公園1-1地図で見る
- 電話:03-3501-8783
- Web:http://www.hibiyakadan.com/?sc_sid=goli_20111
- 日比谷公園
- 銀座・有楽町・築地 / 公園 / 花畑
- 住所:〒100-0012 千代田区日比谷公園1-6地図で見る
- 電話:03-3501-6428
- Web:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index037....
マルシェ・ド・ノエル
東京メトロや都営地下鉄の六本木駅から直結している東京ミッドタウン。館内のガレリアでは毎年「マルシェ・ド・ノエル」と題した期間限定のショップが登場します。
ノエルはドイツ語でクリスマスの意味。2017年は11月15日からスタートしており、3つのショップによるオーナメント、ポストカード、靴下などの素敵なクリスマスグッズが売られています。雑貨好きなら見ているだけでも心踊ること間違いなし!
おすすめは「materi(マテリ)」という輸入雑貨のショップで、クリスマスの間だけでなく普段もずっと飾っておきたいくらいかわいいグッズもたくさん扱っています。オーナメントは1,000円未満のお手軽なものから10,000円もする本格的なものまでさまざま。
2017年はショップの顔ぶれが前回までとは少し変わり、ホーム雑貨も多くなったようです。訪れる人はみんな真剣に、でもウキウキしながら選んでいます。
マルシェ・ド・ノエル以外にも、ミッドタウンでは館内のいたるところでクリスマスディスプレイが展開されています。ドイツの伝統的なマーケットを楽しむだけでなく、いわば「流行の最先端のクリスマス」も同時に満喫できるのが、ミッドタウンのクリスマスマーケットのいいところ。
テレビでよく紹介される、ガーデンテラスの巨大なイルミネーションも同じ敷地にあります。
流行発信地ならではの素敵なラインナップとともに楽しむクリスマスマーケット。アクセスも良いので、ぜひ一度は訪れてみてほしいスポットです。
- 東京ミッドタウン
- 六本木・麻布・赤坂 / ショッピングモール・デパート
- 住所:東京都港区赤坂9−7−1地図で見る
- 電話:03-3475-3100(東京ミッドタウン・コールセンター)
- Web:http://www.tokyo-midtown.com/jp/
まとめ
日本ではクリスマスのお出かけというと、最近は特にイルミネーションがメジャーになっていますが、ヨーロッパでは伝統を大切にしているところが多くあります。都内の素敵なクリスマスマーケットでショッピングやワインを楽しんで、ドイツ流の「アドベント」を過ごしてみるのはいかがでしょうか。