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11位:真実の口(イタリア・ローマ)
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「真実の口」は、6世紀に造られた赤いレンガが特徴的な、サンタ・マリア・コスメディアン教会(Santa Maria in Cosmedin)の外壁にあります。円盤状の石には海の神が彫られており、元々は、古代の下水溝のマンホール、はたまた井戸の蓋だったという説も。
そんな「真実の口」には、あまりに有名な面白い言い伝えがあります。嘘をつく人がそこに手を入れると、抜けなくなるという伝説です。映画『ローマの休日』でおなじみですね。伝説とはいえ、隠し事などがある人は、手を入れないほうが良いかもしれませんね。
13位:大英博物館(イギリス・ロンドン)
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ロンドンと言ったら忘れてはならないのが、世界三大博物館の一つでもある「大英博物館」です。世界の民族資料から考古学的価値の高い古代の出土品まで、貴重な文化遺産となる所蔵品の数は800万点ともいわれていますが、一般公開されているのはそのわずか2%ほど!それでも1日ではすべて見られないほど、その展示数は膨大です。
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そんな展示物の中でも、エジプト考古学史上最重要な発見とされるロゼッタストーンと、ギリシャのパルテノン神殿を飾った大理石彫刻は必見!見逃さないように展示エリアなど事前にチェックしておいてくださいね。
14位:ヴェルサイユ宮殿(フランス・パリ)
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仏王ルイ14世によって建設された、フランス随一の豪華さを誇る「ヴェルサイユ宮殿」。歴史上有名なマリー・アントワネットも住んでいました。とにかく広いヴェルサイユ宮殿内には様々な見所がありますが、なかでも一番人気なのが「鏡の回廊」です。
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クリスタルのシャンデリアと、578にも及ぶ鏡が埋め込まれた豪華絢爛な空間の長さは、75mにも及びます。こちらの回廊は、当時宮殿を訪れた人々の待合室として使用されたほか、祝宴や儀式の場としても使用されました。あの歴史的なヴェルサイユ条約の締結もこの場で行われています。
15位:ドゥオモ(イタリア・ミラノ)
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「ドゥオモ」とは、街を代表する大聖堂のこと。正式名称は「サンタ・マリア・ナシェンテ教会」といい、日本語にすると「聖母のための教会」という意味を持ちます。その名の通り、135本ある尖塔の一つには黄金に輝くマリア像が設置されており、長年に渡ってミラノの街を見守り続けています。
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重厚でどっしりした佇まいでありつつも、見るものを圧倒する華美な装飾が施されたこの建物は、イタリアで最大かつ最高傑作のゴシック建築物と称されています。空へ突き刺すようにそびえ立つ尖塔は全部で135本、装飾の一部となっている聖人の彫像は2,245体にも及び、目にするだけでも迫力満点!
16位:サン・マルコ広場(イタリア・ヴェネツィア)
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ヴェネツィアの主要な観光スポットが集まる「サン・マルコ広場」。
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広場の正面には「サンマルコ寺院」、左右に「時計塔と鐘楼」がそびえ、寺院の隣には「ドゥカーレ宮殿」が建っています。またかつての皇帝ナポレオンがこの広場に足を踏み入れた際、「世界一美しい広場だ」と絶賛したと言うことで有名な広場でもあります。
17位:オペラ座(フランス・パリ)
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かの有名なミュージカル『オペラ座の怪人』の舞台となった「オペラ座」ことガルニエ宮。公募された171件のデザインの中から選ばれた設計者シャルル・ガルニエの名前がそのまま宮殿の名前となりました。
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別名「オペラ座」とも呼ばれていますが、1989年に「オペラ・バスティーユ」が誕生して以降、こちらの施設ではバレエや小規模なオペラ公演が主体となっています。公演は夜に行われるため、日中は施設内の見学が可能です。まさに『オペラ座の怪人』を彷彿とさせる豪華絢爛な内装は一見の価値ありです!
18位:フォロ・ロマーノ(イタリア・ローマ)
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紀元前753年「パラティーノの丘」にローマが建国された後、その麓に整備された場所がこちらの「フォロ・ロマーノ」で、かつて繁栄を極めた古代ローマの中心地です。
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「フォロ」とは、政治、経済、宗教の中枢となる公共広場を意味し、古代ローマ時代は神殿や凱旋門、裁判所などに加えて、歴代の皇帝たちが権威と財力を誇示するために次々と巨大建造物を建設していました。驚くことに、今もなお当時の遺跡の発掘作業が続いています。
また「すべての道はローマに通ず」という言葉が生まれた場所でもあります。ここがイタリアのすべての道の終着点となることを目指して、時の皇帝カエサル・アウグストゥスが、このフォロ・ロマーノに立てた石柱も確認することができます。
19位:パンテオン(イタリア・ローマ)
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「パンテオン」は、高さと直径どちらも43.3メートルで、石で造られたドーム型建築物としては世界最大の傑作と言われています。紀元前25年頃、すべての神々の神殿として建設されましたが、火事で焼失し、現在の建物は西暦118年、ハドリアヌス帝によって28年かけて再建されたものです。後に、カトリックの聖堂となりました。
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内部には、イタリアの著名な画家であり建築家である、ラファエロのお墓があります。また夜間のライトアップによって、浮かび上がる神秘的なパンテオンの姿も人気があります。
20位:グエル公園(スペイン・バルセロナ )
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「グエル公園」はもともと、ガウディのパトロンであったグエルが、ガウディに依頼して都市開発プロジェクトを行なった場所です。当初は60戸の田園住宅街として建設されたものの、売れたのは2戸(しかも買い手は、グエルとガウディ)。結局、住宅地としては成功せず、後に公園として市民に開放されました。
グエル公園は無料エリアと有料エリアに分かれており、人気写真スポットであるモザイクのドラゴンがいる中央階段や列柱ホール、タイルやガラスで飾られた波型のベンチがあるテラスなどは有料ゾーンとなっています。
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また有料ゾーンのテラスからは、バルセロナの街を一望することもできます。かつてガウディが暮らした家は現在、ガウディ博物館として公開されています。
21位:モンサンミッシェル(フランス)
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フランスの言わずと知れた世界遺産「モンサンミッシェル」。小島の上に建てられた修道院は、満潮時には海に浮かんだように見え「西洋の驚異」と称されています。
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実際目の前に立つとその迫力に圧倒されるとともに、まるで芸術作品のような美しい姿に感動します。対岸の草原から遠くに見えるモンサンミッシェルも絵になりますよ。
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モンサンミッシェルのメイン通り沿いには、お土産屋さんやレストラン、カフェなどが並んでいます。なかでもオススメは「ラ・メール・プラール」。モンサンミッシェルに来たら「ラ・メール・プラールのオムレツ」と言われるほど、フワフワしたオムレツが有名です。
22位:タワー・ブリッジ(イギリス・ロンドン)
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ロンドンのランドマークとして、ロンドナーからも観光客からも愛されているのがこちらの「タワーブリッジ」。東京でいう所の東京タワー、パリでいう所のエッフェル塔ともいえる、ロンドンを代表するランドマークです。
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洗練されたそのデザインと橋自体が生み出すロンドンの街の景観で人気を集めていますが、実はこのタワーブリッジ、「跳ね橋」であるということも忘れてはいけません!
大型船からの要請に応じて開閉が行われるために不定期での開閉となりですが、どうしても見たいという場合にはタワーブリッジの公式ホームページ上で1~2か月先程度までの開閉予定時刻を確認することができます。橋が左右に分かれてダイナミックに開閉する様子は、圧倒されること間違いなし!