写真：あやか段々と暑くなってくると、自ずと冷たいものが飲みたい食べたいと感じるようになりますよね。冷たい食べものと言えば、アイスクリームやかき氷を思い浮かべませんか？ここ数年、見た目のインパクトが凄いかき氷屋さんが沢山あります。そしてもちろん味も良いんです！今回はそんな見た目も味も抜群な東京都内のかき氷屋さんを紹介します。
この記事の目次表示
【1】三軒茶屋：和kitchenかんな
和kitchenかんなのこだわりとは？
2013年、世田谷区の三軒茶屋にオープンしたかき氷屋さんが和kitchenかんなです。
写真：あやか和キッチンかんな 入り口の看板
かんなには3つのコンセプトがあります。
1つ目は、こだわり抜いたソース作り。かき氷の味の決め手となるソースに徹底的にこだわっており、旬の素材はもちろん、和洋の食材を組み合わせる事により、フワフワ感のある氷に適したソースを作っています。これまで考案されたメニューはなんと数百種類。試作を何度も重ね、本当に美味しいと思えるソースだけを厳選して毎月新しいメニューを提供しているのだとか。
「夏だけのお楽しみ」と思われがちなかき氷を、季節を問わずに楽しめるスイーツとして親しんで頂きたいというかんなの願いが込められています。
2つ目は、天然氷の使用です。天然の氷や雪を貯蔵し、冷温貯蔵庫として機能する専用施設があります。それが、「氷室(ひむろ)」というものです。これはなんと日本全国にたったの6軒しかなく、その中でも3軒(吉新氷室・松月氷室・三ツ星氷室)が集まるのが栃木県日光市。
そしてその中でも絶大な人気を誇るのが「松月氷室」です。かんなのかき氷は、この貴重な「松月氷室」の氷を使用して作られています。透明で溶けにくく育てられた氷は、適切な温度で削り出すと、ふんわりとした口溶けになるのです。
3つ目は、店内のロケーション。世田谷公園にもほど近い閑静な住宅地にある三軒茶屋店。 広々とした店内で、ゆったりと寛ぎながらかき氷を味わっていただけるよう、席と席の間隔も広めに設定しているのだとか。
以上の3点がかんなのこだわりです。かき氷に対する熱い思いが伝わってきますね。それでは、次にかんなのかき氷を紹介します。
和kitchenかんなのかき氷とは？
こちらのお店は人気店ですので、夏は特に2時間待ちもよくあること。筆者も2時間程待ってから店内に入りました。できれば開店時間に合わせての来店がおすすめです。
席に案内されるとこのようなメニューが渡されます。
- 写真：あやか和キッチンかんな メニュー表
とても可愛らしい手作りのメニュー表で、期間限定のかき氷も沢山あるのが分かるかと思います。
今回ご紹介するのは、期間限定の長野のあんずヨーグルト味。(2018年6月現在は提供終了)
- 写真：あやか和キッチンかんな 長野のあんずヨーグルト(小サイズ 850円)
しっかりと味がついており、あんずヨーグルトの味とふわっとしたかき氷が口の中に広がって行きます。
- 写真：あやか和キッチンかんな 長野のあんずヨーグルト味 横から
こちらは小サイズですが、かなりのボリュームがあるので、女性には小がおすすめです。ソースもかき氷も徹底的にこだわったかんなのかき氷を是非食べてみてください。
《営業日》
月〜日曜日(水曜日を除く)
《営業時間》
11時〜19時(夏季営業時間延長)
《アクセス方法》
東急田園都市線三軒茶屋駅より徒歩12分
- 和kitchenかんな
- 自由が丘・三軒茶屋・二子玉川 / カフェ・喫茶店 / スイーツ / かき氷
- 住所：東京都世田谷区下馬2-43-11 COMS SHIMOUMA 2F地図で見る
- Web：http://kanna-kakigori.jp
【2】谷中銀座：ひみつ堂
ひみつ堂のこだわりとは？
谷中銀座商店街の中にある、雑誌やテレビなどでも紹介される大人気のかき氷屋さんがひみつ堂です。
- 写真：あやかひみつ堂 外観
今でこそ「東京一」と言われるほどのかき氷屋さんですが、その始まりはなんと一台の屋台。昔ながらのかき氷機を乗せて、店主が始めた小さな店だったのです。
ひみつ堂のひみつには、「自然素材の美しい色と濃厚な香りをもった 氷蜜(ひみつ)でかき氷を作ろう」という店主の思いが込められており、削りから蜜までが全て店主の手によるものです。
- 写真：あやかひみつ堂 外観
季節によってメニューが変わり、かき氷のベストシーズンでもある夏は、太陽をたっぷり浴びたフルーツで蜜を作っています。また、氷の削り方にも強いこだわりがあり、今時珍しい手動のかき氷機を使っており、席の目の前で削ってくれます。
- 写真：あやかひみつ堂 店内と氷を削っている様子
天然氷の良さが際立つように、気温や湿度によって削り方も変えているのだとか。
削り方にこだわりがあるということは、もちろん氷自体にもこだわっています。谷中店を開店する際、鎌倉の人気かき氷屋「埜庵(のあん)」から紹介された、日光市の三ツ星氷室の天然氷を使用しています。店主は、毎年日光市まで採氷に訪れているとのことです。
以上がひみつ堂のこだわりです。こだわりにこだわりぬいたひみつ堂のかき氷を食べてみたくなりませんか？それでは、次にひみつ堂のかき氷を紹介します。
ひみつ堂のかき氷とは？
ひみつ堂でかき氷を食べるには、まず整理券を貰らわないといけません。夏は特に、一年のうちで一番行列ができるため、お店の開店時間に合わせて行くのがおすすめ。整理券をもらったら、整理券に書かれた時間に再度来店という形になります。
- 写真：あやかひみつ堂 待っている列の様子
指定された時間に再来店すると、並んでいる際にメニュー表が渡されるので、何を食べるか決めましょう。メニュー表はかんなと同様に手作り。
- 写真：あやかひみつ堂 メニュー表
初来店の方におすすめといった書き込みもあって、とても親切ですね。メニューが決まったら店員さんに伝え、案内されたら店内に入ります。
- 写真：あやかひみつ堂 入り口
今回は初来店の方におすすめなこちらのかき氷を紹介します。
それが、ひみつのいちごみるく味。
- 写真：あやかひみつ堂 ひみつのいちごみるく味(1,100円)
ふわっとしたかき氷といちごの甘酸っぱさが口の中で一気に広がります。筆者が訪れた際もこちらのかき氷を注文しているお客様が多く、ひみつ堂に来たらまずはこれといった印象を受けます。いちご好きにはたまらないかき氷です。
