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5位:バチカン美術館(バチカン市国)
バチカン美術館は、大小合わせて24の博物館・美術館に、システィーナ礼拝堂をはじめとする複数の礼拝堂まで含めた総称です。その展示スペースは広大で、見学コースは全長7kmにも及びます。展示されているコレクションすべてを見学するには、1週間あっても足りないと言われるほど!
主な収蔵品は、貴重な文化遺産が海外に流出するのを防ぐために、歴代の教皇たちが集めたものなのだそう。なかでも必見なのは「ラファエロの間」。もともとは、ユリウス2世の居住域だった場所で、ラファエロとその弟子たちによって室内装飾が手がけられた場所です。
そして忘れてはいけないもう一つの見どころが、「システィーナ礼拝堂の最後の審判」。ミケランジェロ晩年の作品です。
- バチカン美術館
- バチカン / 美術館
- 住所:Viale Vaticano, 00165 Roma地図で見る
- Web:http://www.museivaticani.va/content/museivaticani/...
6位:プラド美術館(スペイン/マドリード)
- 出典:tripnote.jp
プラド美術館は世界最大級の国立絵画美術館で、世界三大美術館の1つにも数えられます。
- 出典:tripnote.jp
コレクションはスペイン王家の人々が収集した絵画や彫刻が中心で、所蔵数は絵画8,600点、彫刻700点以上。
展示されているのは膨大な所蔵品のごく一部だそうですが、ルーベンスの『三美神』、ゴヤの『裸のマハ』、ベラスケスの『宮廷の侍女たち』と、名前を挙げたらキリがないほどの大作ぞろいです。
7位:ニューヨーク近代美術館(アメリカ/ニューヨーク)
「MoMA」という愛称で親しまれている「ニューヨーク近代美術館」。現代アートを中心とした美術館で、ニューヨークの数あるミュージアムの中でも高い人気を誇ります。気軽にアートやデザインに触れることができ、アートの知識がなくても楽しめるのが大きな魅力。
- 出典:tripnote.jpphoto by RUさん
5階の常設展には有名作品が飾られているので、時間がない場合は5階だけでものぞいてみて。館内には1階「The Modern」、2階「Cafe2」、5階「Terrace5」と3つのレストラン、カフェもあります。
- ニューヨーク近代美術館
- ニューヨーク / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:11 W 53rd St, New York, NY地図で見る
- Web:https://www.moma.org/
8位:オランジュリー美術館(フランス/パリ)
- 出典:tripnote.jp
テュイルリー公園の西の端にある美術館。元々はテュイルリー宮殿のオレンジ温室として建設されましたが、1927年にモネの連作『睡蓮』を展示するために改築され、美術館として生まれ変わりました。蒐集家ポールギヨームによって収集された印象派・ポスト印象派と呼ばれるモネ、ゴーギャン、ロダン、セザンヌ、ユトリロなどの作品を多く所蔵しています。
- 出典:tripnote.jp
オランジュリー美術館最大の見所である『睡蓮』は、ギャラリーを二部屋使用して合計7枚の絵が展示されています。描いた時間や季節によって、それぞれに全く違う表情を見せてくれますよ。
- オランジュリー美術館
- パリ / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:ardin Tuileries, 75001 Paris, フランス地図で見る
- Web:http://www.musee-orangerie.fr/en
9位:ピカソ美術館(スペイン/バルセロナ)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By 1997 CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
ピカソの少年時代と晩年の作品を中心に、油絵をはじめとする絵画、彫刻、版画、陶器など、約4,000点もの様々なピカソ芸術を展示しています。ノートなどに書かれた少年時代の作品からは、早くからその非凡な才能が表れていたことが分かります。
- 出典:tripnote.jpphoto by 夕力さん
1881年にマラガで生まれたピカソは、14歳からの約9年間、パリやマラガなどを行き来しながらバルセロナで暮らしました。画家ピカソに大きな影響を与えた街、バルセロナだからこそ、これだけの多くの名作に出会うことができます。
13〜14世紀に建てられた宮殿を改装した歴史ある建物も趣があります。
- ピカソ美術館
- バルセロナ / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Carrer Montcada, 15-23, 08003 Barcelona地図で見る
- 電話:+34 932 56 30 00
- Web:http://www.museupicasso.bcn.cat/
10位:アムステルダム国立美術館(オランダ/アムステルダム)
オランダ国内において最大規模のミュージアム。絵画だけでもおよそ6,000点ものコレクションを所蔵しており、オランダ絵画の巨匠レンブラントやフェルメールを含め、中世から現代までオランダの芸術に関する様々な作品を観ることができます。
海外の美術館には「フラッシュを使わなければ撮影可能」な美術館が比較的多いのですが、アムステルダム国立美術館もそのひとつです。
- 出典:tripnote.jpレンブラント『夜警』
アムステルダム国立美術館の看板でもあり最も注目されているのが、世界三大絵画のひとつとも言われているレンブラントの作品『夜警』(Nachtwacht) です。作品は1642年に描かれ、その高さは約3.8m、横幅はおよそ4.5mにも及ぶとても大きな絵画で、世界中からこの『夜警』を一目見ようと、たくさんの人が見学に訪れています。
また、光の魔術師との異名を持つ「フェルメール」の作品も4点所蔵しています。彼が生涯で描いた絵画は50点と推定されており、現在37作品が確認されています。そのうちの4点もの絵画を一度に見られるのは大変貴重ですね。
- 出典:tripnote.jpフェルメール『牛乳を注ぐ女』
フェルメールの代表作のひとつ『台所の女中(牛乳を注ぐ女)』は、40センチほどの小さな絵画です。窓から差し込むやわらかい光に、そそがれる牛乳でさえも透明感を持ち、輝いているように見えます。
■オランダの名画家フェルメールとレンブラントに関する必見スポット特集
■オランダ絵画が大集結!激レアなフェルメール作品を4点も収蔵するアムステルダム国立美術館
■フェルメールにレンブラントに図書館まで?「アムステルダム国立美術館」と「マウリッツハイス美術館」は必見【オランダ】
- アムステルダム国立美術館
- オランダ / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Museumstraat 1, 1071 XX Amsterdam地図で見る
- 電話:+31 (0) 20 6621 440
- Web:https://www.rijksmuseum.nl/jp/general-information-...
11位:アカデミア美術館(イタリア/フィレンツェ)
- 出典:tripnote.jpphoto by みんすくさん
フィレンツェの美術学校に付属する形で、1784年にオープンした美術館。
最大の見どころはダビデ像で、元々は、シニョーリア広場に本物のダビデ像が置かれていましたが、1873年、ミケランジェロの生誕400年祭の時に、作品の保護のためアカデミア美術館に移設されました。
世界各国からこのルネサンスの最高傑作(人類史上最も美しい芸術作品と評されることもあります)を見るために多くの観光客が訪れます。
またダビデ像の他にもルネサンス期の絵画などさまざまな作品が展示されていますが、ウフィッツィ美術館ほど広くないため、ゆっくり見ても1時間半ほどで回りきれます。
- アカデミア美術館(フィレンツェ)
- イタリア / 美術館
- 住所:Via Ricasoli, 58/60, 50122 Firenze FI, イタリア地図で見る
- Web:http://www.galleriaaccademiafirenze.beniculturali....