アルバニアはアドリア海に面し、ギリシャ、モンテネグロ、コソボに囲まれ、美しい歴史地区、大自然、そして新鮮な食材を使った美味しい料理が楽しめる素晴らしい国です。国民の多くはムスリム教徒ですが、今ではキリスト教徒も多く、信仰に関しては保守的ではない国ですし、リラックスして観光できる国です。今回は魅惑溢れるアルバニアの訪れるべき観光スポットをご紹介します。
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はじめに
アルバニアの物価は日本に比べてとても低く、お財布に優しい国と言えます。観光地の中心地ですら、飲み物込みで1200円あれば美味しくお腹が満たされるディナーにありつけ、きちんとしたカフェの飲み物も100〜400円で頼むことができます。
旅行の際の移動手段は主にバスですが、国内長距離バスでも1000円以下。日本からは大体他のヨーロッパの国を経由していくことになると思います。
また、アルバニアはバルカン(またはバルカン半島)とされる地域の一つで、その地域の人々はゲストを歓迎し、おもてなしの心がある上にとっても明るく優しいのが特徴です。みなさん大好きになること間違い無いと思いますよ。
アルバニアの見どころ
ブルーアイ (サランダ)
アルバニアへ来たら、サランダにある湖、「ブルーアイ」を見ないわけにはいきません。その名の通り見事なブルーのグラデーションは、ただただ「美しい」の一言。豊かな森の中にあるので、みなさんの時間を邪魔するものは一切ありません。
敷地内にあるカフェで、また歩きながら、ゆっくりと思う存分自然を味わってください。
サランダビーチ
サランダのビーチは10月でも泳げてしまうほど水温も気温も暖かく、足元を魚が泳いでいるのがわかってしまうほど水の透明度が抜群です。クロアチアのビーチほど混雑していないので、ゆっくりできますし、街のレストランでは美味しいシーフードを堪能できるのも嬉しい限り。
ブトリント遺跡 (サランダ)
サランダ地区でも南端に位置しているブトリント遺跡は、20世紀にあのムッソリーニの命令で発掘作業が行われるまで知られていませんでした。劇場、洗礼堂、バシリカ教会など古代ローマを象徴する建築だけでなく、それを囲む豊かな自然も見所です。
ジロカストラ
ユネスコの世界遺産に登録されている街、ジロカストラの見所は、何と言っても旧市街です。オスマン帝国時代に建設されたクラと呼ばれる石造りの建物が並ぶ街並みは、風情漂う景色です。旧市街にある城からは、街全体を眺めることができその景色は圧巻です。
ベラト
この街もユネスコの世界遺産に登録されています。千の窓と言われているたくさんの小さな窓が並ぶ景色はベラト独特の美しさです。ここではぜひ旧市街を散策し、地元の人々の様子や綺麗な街並みを楽しんでください。
ベラトでは多くのレストランでディナーは夜6時から始まりますので、お腹が空いても我慢してくださいね。
ティラナ
ティラナはアルバニアの首都です。中央部にあるスカンベルグ広場には、アルバニアの建国から独立までを学べる国立博物館、街の中心部には安くて美味しいアルバニア料理を堪能できる店が並びます。とても活気のある街で、ナイトライフも充実していますよ。
日本とは全く違う景色が味わえるアルバニアを訪れて、素敵な思い出をたくさん作ってください。