写真：トラベルライター数少ない社会主義国で、アメリカと永きに渡り国交が無い状態であったキューバでは、他の多くの国で見られるアメリカや先進国資本のチェーン店などを見かけることはありません。また街中を走る車はもう何十年も走り続けているに違いないクラッシックカー達ばかり。空港に降り立ち、ハバナの街に出た頃には、心地の良いカルチャーショックと時が止まった街にやってきたという錯覚を覚えます。そんなフォトジェニックな街でもあり、街の至るところでカメラを向けたくなること必至のハバナの街をご紹介しましょう。
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SNS映え間違いなし！！ 街の象徴・クラシックカー
写真：トラベルライターカピトリオとクラシックカー
ハバナの街では至る所でクラシックカーを見ることができます。もちろんどれも現役で街を疾走していますが、そのクラシックカーのほとんがアメリカと国交を無くす前に輸入されたアメ車、または旧式のロシア車で、バスは中国製のものが多く目立ちます。
そんなハバナの街で、クラシックカーを楽しむにはいくつかの方法がありますのでご紹介します。
セントラル公園に自慢のクラシックカーが勢揃い
- 写真：トラベルライターセントラル公園に並ぶクラシックカー
旧市街で街の中心にあるセントラル公園には、キューバ人自慢のクラシックカーが勢揃い！！写真を撮るにはピッタリのスポットです。
また公園周辺には、重厚なヨーロッパ風建築のホテルや旧国会議事堂であるカピトリオなどがあり、その建物達とクラシックカーを一緒に写真に収めるとまさにタイムスリップ感がUP！
実際に乗って、街をドライブしたい！！
眺めるだけでは物足りない方は、公園に並ぶたくさんの種類のクラシックカーから一台を選び、ハバナの街中を自分が選んだお気に入りの一台で観光することもできます。
ここに停車しているクラシックカーの多くは観光タクシーとして営業しているので、その場でドライバーと交渉して観光をお願いすることが可能です。気軽に利用してみては？
安く、効率よくクラシックカーを体験したい！
- 写真：トラベルライター街を走る乗り合いタクシー
上記で紹介したクラシックカーの観光タクシーはどうしても少し割高、しかもあくまでも時間制でいくつかの観光スポットを案内してくれるので、ただ単にA地点からB地点への移動には不向き。
でも、レストランやホテルへの移動も兼ねて、クラシックカーを安く利用できれば言うこと無し！そんな時は街中を走る乗り合いタクシーを利用しましょう！
乗り合いタクシーの多くも旧式のロシア車やアメ車。セントラル公園に並ぶ華やかなクラシックカーとは少し趣は異なりますが、日本では決して乗ることのできない年代物の車でドライブ体験が可能です！！
乗り合いタクシーって？
日本では聞き慣れない「乗り合いタクシー」ですが、キューバでは観光客だけでなく地元の人々も利用する一般的な乗り物です。日本のタクシーとの違いは、同じ行き先または同じ方向に向かうお客さんがいれば、みんなまとめて乗せていくというシステムです。
すでにお客さんが乗車しているタクシーでも、助手席が空いていたりすると、別のお客さんが途中で乗り込んでくる可能性があるわけです。そのため、料金が上記の観光タクシーより割安な訳ですね！ただ利用する際は、乗車時に必ず行き先を告げ、値段を確認してから乗車しましょう。
旧市街地はマストスポット！シャッター切り過ぎに要注意！
- 写真：トラベルライターハバナ旧市街
旧市街地はハバナ観光のメイン！街歩きだけで一日飽きずに過ごせること間違いなしです。一度、旧市街地に入り込めば、植民地時代のヨーロッパ風建築とキューバらしい雑多とした雰囲気が調和し、どの街角や路地も写真映えする景色が広がります。
気づけばシャッターが止まらなくなっているので、要注意。
ローカルの人たちも素晴らしい被写体に！
- 写真：トラベルライター公園で演奏する男性
街の路地や公園には地元の人が井戸端会議や、夕涼みなどをしている光景がよく見られます。キューバ人のファッションや、表情は本当に魅力的。本人に承認を得てからOKなら一緒に写真を撮ってもらいましょう！！素敵な旅の思い出になります。
チェ・ゲバラの前でのセルフィーはキューバ旅行の証
- 写真：トラベルライター革命広場
キューバを語る上で外せない人物が、革命家のチェ・ゲバラ。国中の至る所で、彼の顔を拝むことができますが、中でも日本でも有名なのが、革命広場にある彼の肖像の壁画。観光の要となっていて、旧市街地エリアからはタクシーで10分程度です。
周辺には特に何もありませんが、ハバナに来たならマストなスポットです！！この壁画の写真を見せれば、多くの人が、あなたがキューバに行ったということを一目で理解するはずですよ！
サンセットはウオーターフロント・マレコン通りへ
- 写真：トラベルライターマレコン通りの夕焼け
ハバナの一番輝く時間、それは夕暮れ時。サンセットは、ぜひウォータフロントのマレコン通りへ足を運んでみては？海と夕日、それに照らされる城塞など、ハバナに来て良かった！と思う瞬間です。
海辺のレストランやカフェで風を感じがらモヒートを飲むのがオススメ！！また夕方以降はハバナ市民の夕涼みの場所にもなるので、多くの市民が堤防沿いに座り、夜遅くまで語り明かしている姿を見ることができます。
