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【デンマーク】旅行中のランチにおすすめ!オープンサンドイッチを手作りしよう

取材・写真・文:

トラベルライター

2018年6月18日更新

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写真:トラベルライター

デンマークでは25%の消費税がかかることもあり、外食の場合はランチでも2,000円以上してしまうのが普通です。手頃な値段で食べられるマクドナルドなどのファーストフードはもちろんありますが、せっかくデンマークに来たのにファーストフードを食べるのもさみしいもの。そんな時に重宝するのがランチに定番のRugbrød(オーボル)という黒パンを使って作るオープンサンドイッチ!スーパーで材料を買い込んで、宿泊先のホテルでデンマークの一般家庭のランチタイムのようにサンドイッチを手作りしてみませんか?

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Rugbrød(オーボル)って何?

  • 写真:トラベルライター焼きたてのrugbrød 19kr(328円)。閉店前に売れ残りが10kr(172円)で手に入ることがあります。

日本ではパンといえば菓子パンのような甘みのついたものが多く、シンプルな白パンでも少し甘みを感じるものがほとんどですが、デンマークでは甘いパンはケーキのカテゴリーに分類され、パンは甘みのないものを指します。

デンマークではrundstykker(ゴンステゥッカー)というシンプルな丸い白パンも、週末や特別な日の朝食などによく食べられますし、夕食にフランスパンがついていることもよくあります。

  • 写真:トラベルライターRugbrødはひまわりの種が入っているものなど種類が豊富!大きいもので12kr(207円)ほどです。

一方で、ランチによく食べるパンはrugbrød(オーボル)という少し酸味のある硬めの黒パンです。黒パンはライ麦を主原料として作られていることから、普通の白パンに比べて栄養価が高いパンとなっています。

オープンサンドイッチのおすすめトッピング(pålæg: ポレーク)

  • 写真:トラベルライター

rugbrød(オーボル)と呼ばれる黒パンは、smørrebrød(スモアボル)というオープンサンドイッチによく使われ、多くのレストランで楽しむことができます。

しかし、お店で食べるとなるとどうしても値が張るので、わざわざレストランに行かずとも、デンマーク人と同じようにスーパーで好きなトッピング(pålæg: ポレーク)を購入して、ホテルでオープンサンドイッチを楽しんでみてはいかがでしょうか?

レバパテ(Leverpostej: レオポスタイ)

  • 写真:トラベルライターleverpostej 15kr(259円)

デンマークで一番定番とも言えるトッピングは、leverpostej(レオポスタイ)というレバパテです。デンマークでは豚のレバーを使ったレバパテが主流であり、デンマークの家庭には必ずといっていいほど冷蔵庫に常備してあります。

普段は冷蔵庫から出してそのまま食べるのが普通ですが、特別な日にはベーコンとマッシュルームをのせてオーブンに入れて焼き、暖かいレバパテを食べることもあります。

宿泊先のホテルだとそこまではできないかもしれませんが、電子レンジがあれば、それを使ってレバパテを温めるのもいいかもしれませんね!

ニシン(Sild: シル)

  • 写真:トラベルライター左kryddersild、右marinerede sild 両方18kr(311円)

Sild(シル)とはデンマーク語でニシンのことです。デンマークは魚が基本的に高く、肉に比べると家庭で食べられることが少ないのですが、ニシンは多くの家庭で食卓に並びます。

ニシンを使ったトッピングとしては主に、胡椒が効いた透明のMarineret sild(ニシンの酢漬け)や、酢に加えてスパイスが効いた赤色のKryddersild(ニシンのスパイス漬け)、またカレー風味のKarry sild(カレー酢漬け)が最も一般的です。

  • 写真:トラベルライターKarry sild 18kr(311円)

酢がかなり効いているので、漬物に抵抗がある方はカレー風味のものに挑戦してみてください。

ミートボール(Frikadeller: フリカデーラ)

  • 写真:トラベルライターFrikadeller 12kr(207円)

Frikadeller(フリカデーラ)とは、要するにミートボールのことです。Frikadeller(フリカデーラ)は夕食でもじゃがいもと一緒に出されたりしますが、黒パンの上にのせて食べることもできます。デンマークでは夕食で余ったFrikadeller(フリカデーラ)を次の日のランチに使うところも多いのではないでしょうか。

家で作る人が多いFrikadeller(フリカデーラ)ですが、スーパーでも買うことができます。また、Frikadeller(フリカデーラ)は豚ひき肉を使ったものですが、魚のすり身を使ったFiskeFrikadeller(フィスクフリカデーラ)もデンマークではおなじみです。

  • 写真:トラベルライターFiskefrikadeller 12kr(207円)

Fiskefrikadeller(フィスクフリカデーラ)には、Remoulade(レモラード)という酸っぱいマヨネーズのようなものをかけて食べるのが主流です。FiskeFrikadeller(フィスクフリカデーラ)を買うときは、Remoulade(レモラード)ソースも一緒に試してみてくださいね!

おわりに

いかがでしたか?今回はまずみなさんにぜひ挑戦して欲しいトッピングを紹介しましたが、黒パンのトッピングはこれだけではありません。スモークサーモンにディルドレッシングをかけたものや鯖のトマト煮、そしてチーズやハムなど種類は豊富です!

スーパーにいったら「Pålæg(ポレーク))」というサインを目印に、色々とチェックしてみてください。ちなみに、デンマークで一般的なスーパーはいくつかありますが、節約したい場合は比較的安いことで知られる「Rema 1000」、「Fakta」もしくは「Netto」をオススメします。

また、日本のスーパーと同様に、デンマークのスーパーでも賞味期限が近いものを安く売り出していることがよくあります。黄色いシールが値引きの目印!上手に節約してくださいね。

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