美食の街とも知られるハンガリーの首都ブダペスト。ハンガリー料理は「マンガリツァ豚」や「フォアグラ」などが有名です。しかし近年では、そのハンガリー料理を新しいスタイルで提供する「ハンガリアンキュイジーヌ」が登場しています。ここでは、そのハンガリアンキュイジーヌの中でもミシュランガイドにも掲載されたレストラン"Fricska"をご紹介していきます。
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世界的に権威がある「ミシュランガイド」からリコメンドを受けたFricska
フランス人の美食家の友人から「美味しいレストランの味がリーズナブルに楽しめる」と強く勧められたFricskaのランチ。紹介された時点ではミシュランガイドに掲載されているという事実を知りませんでした。
ミシュランガイドの公式サイトでは、Fricska自家製のパスタ・平日のランチがオススメされています。
MICHELIN Guide
お店はドブ通り沿いの地下1階にあります。
店内はカジュアルな雰囲気。1人でも気軽に入店できます。平日のランチは火曜日〜金曜日の12時〜15時です。日曜・月曜は定休日なので、ご注意ください。
Fricskaのランチを堪能
Fricskaのランチメニューはコースメニューのみ。前菜・メイン・デザートの中から2アイテムを選ぶコースは2,250フォリント(約967円)、3アイテムを選ぶと2,450フォリント(約1,053円)です。ミシュラン掲載店のランチが約1,000円で楽しめるなんて驚きですよね!
今回、筆者は3アイテムをチョイスしました。
1.前菜のスープ
前菜では、野菜のスープをいただきました。手作りパスタも野菜たちも、アルデンテで歯ごたえも◎。スープも上品な味わいで、日本人にはハマる味付けです。
2.メイン料理
メインは魚です。メニューはシーバスとコーンのリゾット。シーバスは外はカリっ、中はふんわりの絶妙な焼き加減です。コーンのリゾットも、お米の炊き方もアルデンテでした。コーンのクリーミーさとあっさりとした味わいの魚が絶妙にマッチしています。
3.デザート
デザートは、チェスナッツのガナッシュ。ガナッシュのカカオのほろ苦さとチェスナッツの香ばしさが、酸味のあるプラムソースによく合っていました。
Fricskaランチの感想
印象としては、やはりフレンチとイタリアンの良いところをハンガリー料理にミックスしていると感じました。パスタやリゾットの歯ごたえでわかるように、絶妙で繊細な調理法をされている点に感動しました。良質な素材と上品な味付けで、舌の肥えた日本人の美食家も認める味なのではないでしょうか?
ちなみに今回のランチ、筆者は40分でペロリと全て完食。このレベルのランチコースが日本円で約1,000円というリーズナブルさに驚きです。新しいスタイルのハンガリー料理を楽しめて大満足でした。
まとめ
ブダペストのハンガリアンキュイジーヌ"Fricska"をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?ハイレベルな料理が約1,000円で楽しめる驚きのレストランです。
ブダペストには、Fricskaのように美食家を唸らすレストランが多数存在してます。美しい観光スポットや温泉以外に食を楽しめるスポットもありますので、ぜひ、ブダペストでの美味しいレストラン巡りも楽しんでみてくださいね。
※日本円の表記は、2017年9月現在のレート(1フォリント=0.43円)によるものです。
- Fricska Gastropub
- ハンガリー / 洋食・西洋料理
- 住所:Dob utca 56-58., Budapest 1072, Magyarország地図で見る
- 電話:1 951 8821
- Web:http://fricska.eu/en/