ジャマイカ旅行で困ったのは、分かり辛いジャマイカ英語だけでなく、お土産だったという方も多いのではないでしょうか。今回は、現地で見つけた「これは」という食べ物のお土産を4点ご紹介。定番のブルーマウンテン・コーヒーの他、買ってはならないNGなお土産までをご紹介します。これから訪れる方は、もう迷わない!?
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1. コーヒー
標高2,200m余り。ジャマイカの最高峰で、コーヒーであまりにも有名なブルーマウンテン。
鬱蒼とした深い緑は、島全体に安らぎを与えています。
晴れた日の朝は海の彼方にキューバを望み、夜には写真のように美しいキングストン全景を見渡すという絶景もあってか、キャンパーたちに愛されてきました。
近年UNESCOの世界遺産にも登録され、人気はますます上昇中。マウンテンバイクやハイキングのツアーもあります。
そのブルーマウンテンで栽培されているコーヒーが、ご存知ブルーマウンテン・コーヒー。栽培地域が非常に限定的であるために収穫量が少ないこと、またその美味しさから、高級コーヒーとして有名です。太陽を燦々と浴びて、美味しく育ちそう。
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ブルーマウンテン・コーヒーは、キングストンなど市内のスーパーマーケットや、空港で手に入ります。
キングストンの空港はとてもこぢんまりとしているのですが、コーヒーのお店には簡単なカフェがあって、試飲してから購入することもできました。
安いのはやはりスーパーマーケット。ブランドや、ブレンドか100%かなどによって値段に大きな幅がありますが、底値は100%のものでも1ポンド約2,500円くらいでしょうか。日本で購入する場合の、数倍安く手に入ることも。
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飲んでみると、とても軽くて酸味が強く、苦味がほとんど感じられないのに、上品でとても美味しい。
ブルーマウンテン・コーヒーは、全輸出量のうちなんと8割が日本向けだそう。日本人好みの味なのでしょうね。それでも、世界的に評価の高いコーヒーであることに変わりありません。ブランドを守るため、クオリティ・コントロールもしっかりしているとか。
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ブルーマウンテンを登ってコーヒー農園を訪れ、コーヒーのテイスティングが出来る人気ツアーもあります。日本の皇太子ご夫妻が訪れたという農園もあるそう。興味のある方は調べてみては。
2. ラム酒
ラム酒の本場・カリブ海ですが、中でもジャマイカの国民的ブランド・アプルトン(Appleton)は有名。
綺麗な琥珀色をしていますが、見た目だけでなくもちろん味も高評価。ジャマイカ市内のバーやレストランにはどこにでも置いてあるので、お試しされるのもよいのではないでしょうか。空港などで探すと品数も豊富ですし、デューティーフリーで良いですね。
またローカルの人に人気なのは、ホワイトラム。60度を越す強さなので、コーラやジュースなどで割って飲まれます。こちらも、どこにでも置いてあるので、ジャマイカにお越しの際にはぜひご賞味あれ。
醸造所を巡るツアーもあります。
3. ビール
ジャマイカのビールといえば、レッドストライプ。
ちょっとレトロな雰囲気の瓶はリサイクルしているということで、ロゴ部分が掠れていたり、よく見ると一つ一つに表情があります。
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気になる味の方は、軽くて爽やか、嫌味がないので誰にでも好まれるはずです。最近は、インポーティッドで日本にも出回るようになったそう。
更に軽いライトバージョンのレッドストライプは、あまりにも軽いので人によってはちょっと物足りないかも。でも、暑い国でジュースのように一気に飲めてしまえそうなのは、魅力ですね。レモンなど、フルーツ味のレッドストライプもあります。
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ジャマイカ名物のジャーク・チキンとの相性もバッチリです。スーパーマーケットでひと瓶200円くらい。
4. チップス
スーパーマーケットに行ったら購入したい庶民的土産の代表格が、セイント・メアリーズというブランドのチップス。
たくさんの味があります。お勧めはタロ芋とバナナ。タロ芋は、"Cassava"です。
メイド・イン・ジャマイカなのはもちろん、優しくて親しみやすい味わいなので、小さなお子様にもおすすめのお土産になりそう。一袋200円くらいだったでしょうか。
なお、スーパーマーケットはいくつかありますが、最も大きいのがその名もメガ・マート。キングストンやモンテゴ・ベイなどにあり、アメリカ合衆国のスーパーのように巨大。また、スーパーでの食料品の物価は、輸入品が多いこともあり、日本と比較して大差ありません。ご参考まで。
【番外編】NGお土産
メイド・イン・アメリカな食品類
ジャマイカは、食料品の多くをお隣のアメリカ合衆国からの輸入に頼っています。メイド・イン・ジャマイカを探すのに、一苦労するほどです。
スーパー・マーケットに並ぶ、ファンシーで可愛らしいパッケージデザインのお菓子や飲料水。思わず手に取ってよくよく見てみたら、メイド・イン・USAだった・・・。それでも良いという方は良いのですが、メイド・イン・ジャマイカに拘りたい方は、必ず原産国をチェックすることをおすすめします。
ドラッグ
ジャマイカは、カリブ海で最大の規模のマリファナの栽培地であり、コカインなどの取引も盛んな場所と言われています。ジャマイカに行くと、ドラッグの匂いが分かるようになるというのは決して嘘でも大げさでもなく、いかにもいかがわしい雰囲気の場所だけでなく、至る所にドラッグを使用する人たちがいます。
いかに流通していようと、ドラッグの取引は違法。残念ながら、自分でも気づかないうちに麻薬売買に巻き込まれていた、という巧妙な手口によるトラブルが日本人観光客から報告されているようです。
皆さんも、治安情報をあらかじめチェックして、くれぐれもお気をつけて!