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解放塔(Liberation Tower)
解放塔は、東京タワーのように無線通信を行うタワーで、もともとは「通信塔」と名付けられていました。1990年8月に、イラクがクウェート侵攻する前に建設を開始しましたが、イラクから解放された1993年に完成したため、「解放塔」と改名されました。
クウェート・シティの中心にあり、ふとした瞬間に現れるので、方角を確認するのにちょうどよいです。
クウェート国立美術館(National Musium)
クウェート国立美術館は、クウェートの歴史的遺物が多く展示されており、原油が発掘される以前の静かな生活を垣間見ることのできる興味深い美術館です。歴史博物館、考古学博物館、プラネタリウムに分かれていて、それぞれ入場無料で観ることができます。
見学時間は、月曜日から土曜日:8:30~12:30/16:30~20:30 金曜日:16:30~20:30です。
こちらの昔ながらの船が目印です。(こちらも展示物の一つ)
グランド・モスクの近くにあるセイフ宮殿とクウェートの国会に隣接しています。
- クウェート国立美術館
- クウェート / 美術館
- 住所:Kuwait Musium 地図で見る
シュワイク・ビーチ(Shuwakh Beach)
シュワイク・ビーチは昔からある海岸線で、上述したイラクのバスラ港が攻撃された際に提供した港でもあります。
クウェート・シティの中心部を広く遠く眺められる美しい海岸線ですが、あまり日影がなく日中は非常に暑いです。クウェートに限らず、この周辺の国の方々は、暑い昼間を避けて夜に行動しますので、この公園も日が暮れると人出も多いことでしょう。夜景も美しいようです。
街中のオープンカフェ
街中は、あちこちにオープンカフェがあります。これもこの周辺ならではですが、水たばこを吸う方が多いためか、広めのオープンカフェが多い印象です。陽が照っている時間は、人はまばらですが、ビルの陰になると途端に人が増えてきます。
また、どのカフェも趣向を凝らしたスイーツが多い印象です。味も控えめでコーヒーによく合います。
レンタカーの借り方
クウェート国際空港には、ビル建物内の地下にレンタカー会社の多く集まったエリアがあります。あらかじめネットで予約し、日本で借りる際と同じように手続きをします。小さな都市で観光地が少ないため、レンタカーがあれば一日で主要な場所を回れます。道路は全てフリーウェイです。
クウェートへの行き方
日本からの直行便はなく、中東各国やインド、東南アジアを経由して行くことができます。
昔と今が混在する都市
クウェートは世界第七位の原油埋蔵量を誇るお金持ちの国です。湾岸諸国らしい高層ビルが、街の中心部に建っています。
しかし、高層ビルの合間には、昔ながらの古いアパートメントも多く存在しており、下町風情を醸し出しています。
また、大きなモスク以外は、小さく美しく凝ったデザインのモスクが点々としています。それぞれのモスクは、ミナレットにも特長があり可愛らしい印象です。
ぜひ、中東各国からのトランジットで行かれてみてはいかがでしょうか。