「ビリニュス」と聞いて、どこの国でどこにあるか、すぐにわかる方はあまり多くないのではないでしょうか?ビリニュスはリトアニアの首都で、リトアニアはバルト三国の一つです。観光地として日本ではそれほど馴染みのない国かもしれませんが、街中に教会やアートが溢れており、物価が安く料理も美味しく治安も良い、言葉では表しきれないほど魅力的な街です。この街のフォトスポットをピックアップしてご紹介します。
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フォトスポット7選
【1】Aušros Vartai(夜明けの門)
ビリニュス歴史地区の入り口になっている門です。2階建てになっており、2階部分は礼拝堂になっています。地元の方々は、この門をくぐると振り返って祈りを捧げています。旧市街の内側から見たら青く、外側から見ると白く、言われなければ同じ門とは思えないぐらいの見た目の違いがあります。外側から撮影する場合、横断歩道を渡り、少し離れると全貌を写すことができます。
【2】Literatų gatvė(リテラトゥ通り)
「文学の道」として知られているリテラトゥ通りは、リトアニアの文学にちなんだオブジェが壁に埋まっているアートな小道です。一つ一つも素敵ですが、少し下がって全体を撮ると、どれほどたくさんの作品があるかがわかる写真が撮れます。
【3】Arkikatedra Bazilika(ビリニュス大聖堂)
カトリック教会の大聖堂です。隣接する鐘楼も含め、白く荘厳な雰囲気が青空に映えます。大聖堂と鐘楼を一緒に写すもよし、バラバラで写すもよしです。
【4】Three Crosses(三つの十字架の丘)
処刑された修道士を悼んで3つの十字架が建てられた丘です。ビリニュスの街を一望することができます。ところどころ壊れている階段と舗装されていない坂道を20分程登りますので、歩きやすい靴で行かれるといいと思います。
【5】St. Anne's Church(聖アンナ教会)
フランボワイアンゴシック建築という、燃え上がる炎のような装飾が施されている教会です。夕日に照らされるとより赤さが増し、より炎らしい写真を撮ることができますので、撮影は夕方がオススメです。
【6】Užupis(ウジュピス共和国)
2002年に独立した共和国です(独立宣言をしているが、国家として正式に認めてはおらず、リトアニアの一部とのこと)。このエリアは地元のアーティストが多く住んでおり、ストリートアートやギャラリーで賑わっています。歴史地区とは全然違った雰囲気を楽しむことができます。
【7】Angel of Užupis(天使像)
【6】でご紹介したウジュピス共和国の独立を記念して建てられた像で、シンボル的存在です。正面からではなく横から撮る方が、羽やラッパが目立って良い写真が撮れます。
ビリニュスへの行き方
日本からビリニュスまで飛行機で行く場合
成田国際空港からビリニュス国際空港への直行便はありません。周辺各国からのアクセスとなります。フランス・ドイツ・オランダ等から直行便が出ています。ビリニュス国際空港からビリニュスの街までは、バスで15分ほどです。
ラトビアの首都リガからバスで行く場合
リガのRiga Bus StationからビリニュスのVilnius Bus Stationまで、バスで約4時間半です。
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