【Ruth's Chris Steak House ルースクリス・ステーキハウス 】は、アメリカを代表する老舗の高級ステーキハウス。日本にはまだ東京は霞が関の1店舗しかないためか、ワイキキ店は日本人に大人気!そんなルースクリスのステーキの魅力や、その他お勧めメニュー、またスタッフやお店の雰囲気などをご紹介いたします。
この記事の目次表示
アメリカ老舗の高級ステーキハウス''【Ruth's Chris Steak House ルースクリス・ステーキハウス 】''とは?
創業者の「Ruth ルース」がステーキハウスを始めたのは1965年。その頃は小さなステーキハウスでしたが、【Ruth's Chris Steak House ルースクリス・ステーキハウス 】(以下「ルースクリス」と表記します)は、今やアメリカを代表する老舗の高級ステーキハウスになりました。
ホームページ を見ても、アメリカ全土に店舗を展開しているのがわかりますね。…と言うと「なーんだ、チェーン店か。」と日本人は思うかもしれませんが、いえいえ!
ただのチェーン店ではありません。実際、高級ステーキハウスの多くはアメリカ全土に展開していますし、ルースクリス の提供する料理はとてもクオリティも高く、スタッフの対応然り、間接照明の穏やかで高級感ある雰囲気がとても良いのです。
創業者が ニューオーリンズ出身のルース ということで、今でも ニューオーリンズスタイルの料理がたくさんあります。
本格的な「ドライ・エイジング・ビーフ」が食べられる!
アメリカでは「Dry aged beef ドライ・エイジド・ビーフ」と呼ばれる熟成肉、日本では「Dry aging beef ドライ・エイジング・ビーフ」という呼び方で浸透していますね。
日本でも一時期、熟成肉が流行りましたが、やはり熟成テクニックは歴史の長いアメリカの方が優れています!というのも、熟成して旨味が増すのは、和牛のような狭い場所で太らせた霜降りではなく、USDA(アメリカ農務省)認定の 赤身の詰まった上質な牛肉 だから。
日本と違い、アメリカの牧場は広大!牛にとってはストレスフリー!そんな環境で、トウモロコシや大豆など栄養豊富な穀物を与えられて育った牛肉を、USDAがランク付けしているんです。
熟成スキルは各ステーキ店で異なると思いますが、ルースクリス は長年培った独自の製法で熟成、そして「最高峰のビーフのみを使用」しているそうです。
ワイキキ店はカジュアルな雰囲気♪
そんな ルールクリス は日本には東京の霞が関店の1店舗のみ。東京に縁がないとなかなか行けません。
だからなのかは定かではないのですが、ルースクリス ワイキキ店 は日本人に大人気!…というより、もしかしたら日本での認知度は 「ワイキキ店 >> 霞が関店」かも(笑)?!
アメリカ本土や霞が関店はとても高級感があるのですが、ワイキキ店はやはりリゾート地。カジュアルで入りやすい雰囲気です。
広々としたテラスにはテーブル席がたくさんあり、とっても開放的!また、中に入ると目の前にある大きなU字カウンターでは、みんながカジュアルな服装で、気軽に飲んでいます。テーブル席も、気取らない雰囲気。
お得な「パッピーアワー」に「プライムタイム」
ハワイならではなのが、「ハッピーアワー」や「プライムタイム」といった、ちょっと早い時間のお得なサービス。ワイキキ店にも、もちろんあります。
16:30〜19:00の「ハッピーアワー」は予約はできずバーカウンターのみなのですが、指定されたおつまみやお酒がお得な価格に!また、16:30〜18:00の「プライムタイム」は要予約で、コース料理をお得な料金でいただけます。
だから早い時間からとても賑わっているのですね。筆者が行った時は18:00でしたが、カウンター含め、テーブル席も満席で賑わっていました。
記念日にピッタリなシチュエーション作りも巧い!
「ハネムーンにハワイへ」「誕生日祝いをちょっとリッチに過ごしたい」と言った特別な日にルースクリスに来る方も多くいると思います。実は筆者もその一人。ディナー として普通に予約をして来ました。
そんな方は、入口近くのワイワイガヤガヤといった雰囲気のテーブルではなく、奥まった部屋に通されます。ここはしっとり落ち着いた感じ。
そして、テーブルにはこんな花びらが。(本当は中央にロウソクがあり、もっと素敵なデコレーションでしたが、息子が手を出そうとしたので、すぐ避けてしまいました)
また、テーブル担当の方も、丁寧に「Happy anniversary.(おめでとうございます)」と出迎えてくれます。
こんな素敵なセッティングはお店からのサプライズで、予約時に「結婚記念日です」とか「ハネムーンです」と一言添えておけばOK。ちなみに、サプライズその2もありますヨ。それは後ほど。
ちなみに、日本人の客が多いからか、メニューは日本語ヴァージョンもあります。細かいテイストについてもバッチリ説明してあるので安心!ただし、テーブル担当の方とは英語でやり取りします。
では、筆者がオーダーしたものを参考に、ルースクリスのディナーをご紹介いたします。
appetizer アペタイザー(前菜)
アペタイザーの中で一押しなのが 「ブルークラブケーキ」 ($26 = 約3,400)。メニューにも赤字で表示されています。ケーキと言ってもデザートではなく、ブルークラブという渡り蟹の身をほぐして丸めたもの。レモンバター の香りが食欲をそそります。
なお、ホテルによって違うのかもしれませんが、筆者が泊まったホテル「アウトリガー ワイキキ」にはクーポン冊子があり、ルースクリスも掲載されていました。その内容を見てびっくり!アントレー(メイン)を2つ頼めばアペタイザー(前菜)が$20(約2,600円)OFF という何とも太っ腹なサービス。
salads & Soups サラダ&スープ
これは「ルース特製チョップサラダ」($17 = 約2,200円)。創始者ルースのオリジナルレシピのサラダだそうです。たくさんの野菜を千切りにした ジュリエンヌサラダ で セルクル仕立て(円筒形)。上に乗っている オニオンフライ が、また香ばしくて良いアクセントです。