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Tiraspol Dubossary Diocese
金色のドームと緑の屋根を持つ正統派大聖堂です。
外観のエレガントさがひときわ目を惹きます。内部はイコンで埋め尽くされており、厳かな雰囲気が印象的です。
- Tiraspol Dubossary Diocese
- モルドバ / 社寺・教会
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Monument of Suvorov
300年近く前、ロシア軍隊を率い数々の戦争を勝利へと導いたヒーロー、アレキサンダー・スボロフの銅像がありました。ここティラスポリも彼が創設したため、未だに影響力があります。この街の観光案内図でも、外せないスポットの一つとして大きく取り上げられています。
- Monument to Suvorov
- モルドバ / その他スポット
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Complex Memorial
ここには、モルドバとのトランスニストリア戦争による犠牲者の慰霊碑があります。戦車も置いてあり、その主砲はモルドバの方へ向いています。
- Complexual Memorial
- モルドバ / その他スポット
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Saint George Chapel
その横には「Saint George Chapel」という細長い形の教会がそびえています。まるで、これらの慰霊碑を見守るように建てられていますよ。
- 聖ジョージ教会(トランスニストリア)
- モルドバ / 社寺・教会 / 教会
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Kirov Park
以下の写真は、こちらの公園の入り口にあるゲートです。連なる鐘が可愛いですね。頭の金ピカは、さすが事実上ロシア配下にある街の建物です。
デザインのユニークなゲートです。
- Kirov Park
- モルドバ / 公園・動植物園 / 公園
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Presentation of the child Jesus church
Kirov Parkの中心に立つ教会です。
外観は可愛らしい印象ですので、内部もさぞかしユニークなのだろうと思いましたが、工事中で入れませんでした。聞いたところによると、もう5年も工事中なのだとか……(2018/9現在)
- Presentation of the child jesus church
- モルドバ / 社寺・教会 / 教会
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ティラスポリの観光客向けインフォメーション
日本では、トランスニストリアのガイドブックもなく情報が極めて少ないですが、街中にはトラベルインフォメーションがあり、ティラスポリの観光地図も無料で配布しています。
英語を話す案内の人から詳しい観光情報を聞くことができるうえ、トランスニストリアの珍しいお土産物も売っていますので、是非立ち寄ってみてください。
- ティラスポリ インフォメーション
- モルドバ / 観光案内所・ビジターセンター
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通貨は独自のルーブル紙幣
モルドバ共和国に属しながら、事実上独立しているトランスニストリアは、独自の通貨を使用しています。筆者が街中で買い物をしようとしても、モルドバ通貨であるレウはほとんど使えませんでした。また、クレジットカードを使用できる店も限られますので、現金が必要な方は、列車やバスの終着駅、もしくは、ティラスポリ街中の両替所にて換金しましょう。
珍しいのは、トランスニストリア独自発行のルーブル硬貨です。
プラスチックでできており、まるでオモチャのようです。
※ティラスポリからキシナウ行きのバスは、車内にてモルドバレイで支払うことができます。
最後に
トランスニストリアは観光資源に乏しい面もありますが、現在でも世界的に問題になっているロシアによる他国の自治州併合(例えばクリミアなど)をリアルに感じられる国でもあります。
旧ソビエト連邦から独立し、ロシアを見据えて軍事強化する国もあれば、ロシアによる併合を熱望してあからさまにアピールし、自ら属する国と戦争にまで発展する自治州もあります。特にここトランスニストリアは、現ロシアの経済的な支援なしには国家として成り立たないということを、実際に訪問することで、複雑な市民感情とともに知ることもできます。
また、モルドバ共和国に属しながら、事実上ロシア配下にあるトランスニストリアは、資本主義の常識が通じない場面もあります。未承認国家のため日本の大使館がなく、モルドバ共和国の主権も及んでいませんので、万が一何かあった時に助けてくれる公的機関はありません。
治安は極めて良いうえ、住民は至って大人しく親切な人々ですが、訪問される方は、特異な動きは極力避け、特にロシア警察にはお気をつけくださいね!