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可愛すぎるカラフルな色使い、陶器と食器
モロッコではテーブルグッズの可愛さにいちいちテンションがあがってしまいます♪
鮮やかなデザイン、独特なパターンは日本ではなかなか見かけないものばかりです。ひとつひとつ違うので、迷ってしまいますね。
中でも筆者はこのフェズブルーのデザインに一目ぼれ。
モロッコを旅すると、このロイヤルブルーは色々な所で出くわし、その美しさにはっとさせられます。
それと言うのも、この色はイスラム教にとって神聖な色なのだそう。ラクダ使いもこの色のジュラバを着ています。
筆者たちはフェズで食器を買う事を決めていたので、Kamalさんに予め食器屋さんに連れて行ってほしいことを伝え、品揃えがとても良い、広いお店に連れて行ってもらいましたよ!こちらも値段は交渉なのですが、Kamalさんが手伝ってくれます!筆者はティーポット、小鉢4つ、コップ2つで500DH(約5,500円)でしたよ♪
お土産の定番中の定番!アルガンオイル
モロッコと言えば、アルガンオイルは必ず買うお土産の一つでしょう。これは特にフェズに限ったお土産ではないのですが、Kamalさんがとても良いお店に連れて行ってくれたのでご紹介します。
お店のおじさんが色々説明をしてくれたのですが、アルガンの実が生る木はモロッコでも一部の地域にしか生えないそうです。その実を農家の女性たちが昔ながらの石臼を使って、手作業で絞ります。その為、手絞りのオイルは少し濁っており、実のかけらなどが入っているそう!
- 写真:トラベルライター手前の黒っぽいものがアルガンの実。剥くと奥のクリーム色の実が出てくるので、それを搾ります。
- 写真:トラベルライターうっすら茶色いものがアルガン実のかけらです。オイル自体も濁っています!
おじさんが言うには、世界でアルガンオイルが出回っているけど、それはその手搾りした後の実を業者が買い取り、機械でプレスしているとのこと。機械で搾られる時はもう残りのオイルしか出ないので、それは最初に比べ濁りがないそうです。確かに日本で売っているオイルは、濁っているものはありませんよね。
こちらで買ったオイル、なんだか実の香りが混じっており手搾りの温かみを感じます。使い心地もさらっとしており、しっかり潤います!
実は美容オイルに目がない筆者。今回マラケシュのスークやスーパーでも何種類かアルガンオイルを買って使い比べをしてみました。やはりこのフェズで買ったアルガンオイルが1番質が良かったように感じます♪こちらは75DH(800円)でした。
職人さんのこだわり、想いが守る迷宮の街
いかがでしたか?フェズの迷路っぷりには本当に驚きましたが、街の至る所で、職人さんの手作業によって生み出された素晴らしい品々が出迎えてくれます。
迷路路都市フェズならではですが、この周辺はきまった住所がないところも多く、記事中で紹介したお店は、ずべて地元の人のみぞ知るようなお店だそうです。詳しい場所をお伝えできないのが心苦しいですが、ぜひ公認ガイドさんと一緒に掘り出し物を見つけにまわってみてくださいね!
どの職人さんも、「I'm a artist.」と、ご自身たちの仕事に誇りを持っていました。息の飲むほど素晴らしい、モロッコの装飾や模様は、昔からの職人さんたちの手で守られ、受け継がれているのです♡