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【4】上海一の名園、豫園(ユィユエン)
16世紀造園の、上海を代表する名園です。明代の名造園師・張南陽が、18年もの歳月を費やして完成させた荘厳な庭園です。広い園内ですので、見学ポイントをここで抑えておきましょう。
三穂堂(サンスイタン)
「三穂堂」と呼ばれる建造物は、豊作を祈願して建てられました。扉には豊作物(穀物)の彫り物があります。
得月楼(ダーユエロウ)
かつて中秋節は、ここから池に映る月をめでたとされ、建造物の名前の由来となりました。立派な鯉が泳ぐ美しい池と、「得月楼」の風景に、心洗われます。
玉玲瓏(ユィリンロン)
浸食により、なんと72個の穴が開いている複雑怪奇な石です。
- 豫園
- 上海 / 庭園
- 住所:上海市安仁街218号地図で見る
- 電話:021-6328-3251
- Web:http://www.yugarden.com.cn/
見学後は、豫園商城(ユィユエン シャンチャン)で古い街並みをぶらり!
発展目まぐるしい上海で、昔ながらの街歩きをするならココです。赤い壁と黒い屋根が特徴的な、清代の建物が連なるこの「豫園商城」に囲まれるように、「豫園」が位置しています。歴史を感じながらの散策と、ショッピングと食べ歩きをココで楽しみましょう!
オススメは、至る所にある布屋さんで、ワゴンセールのように販売されている「スカーフ」です。様々な色柄大きさのものが積まれており、どこかしらでお気に入りの一枚が見つかると思います。値段はたった9~10元(約150円~165円)ですので、かさばらないお土産として、気軽に配ることも出来ますね。
- 豫園商城
- 上海 / ショッピングモール・デパート
- 住所:中國上海黃浦區方浜中路豫園商城地図で見る
- Web:http://www.yuyuantm.com.cn/yuyuan/Jp/Index/
【5】THE・オシャレスポット!新天地(シンティェンディ)
石庫門を使ったレトロなお店が並びます。石庫門とは、租界時代に作られた集合住宅の呼称で、石枠で覆われた中洋折衷スタイルです。まさにタイムスリップしたかのような感覚になるこのエリアでは、チャイニーズ&ワールドワイドなショップやレストランが楽しめます。
全体的にお値段は少々上がりますが、外国人観光客が多く、異国情緒タップリな雰囲気を味わえます。
この写真は、地下鉄新天地駅直結、ショッピングモール「新天地時尚(シンティェンディ シューシャン)」です。広々開放感がある店内は、カフェやシネコンが併設されています。暑い時期には涼を求めて、寒い時期には暖を求めて、新天地散策の後にここでひと休みするのも良いですね。
新天地へのアクセスは、地下鉄10・13号線新天地駅で、新天地南側に出ます。北側へは、地下鉄1号線黄陂南路駅が最寄りとなります。お散歩や、フォト目的だけでもオススメのエリアです!
【6】哈霊面館(ハーリンミェングァン)で、上海名物のカエルを食べよう!
最後にご紹介するのは、上海ならではの食材、「カエル」グルメです。地下鉄8号線大世界駅から徒歩3分ほどの場所にある、「哈霊面館」では、「カエルラーメン(招牌牛蛙面)」を頂けます。
地元の方でにぎわう店内では、まずレジで注文・お会計を済ませ、1階・2階の好きな場所に座り、料理が運ばれてくるのを待ちます。
カエル肉は骨がやや多いものの、鶏肉と白身魚の中間のようなお味と食感で、さっぱり食べやすいです。お肉がふんだんに入っており、スープは他の中国麺と比べてしっかりとした味付けで、麺はモチモチ、バランスが取れていて全体的にかなり高得点なラーメンです。
値段は30元(約490円)、お土産話になること間違いなしなグルメです!
2日あれば、上海をこれだけ楽しめる!
日本のお隣の国、中国。やはり気軽に行けることが嬉しいですね。異文化だけれども、どこか身近で懐かしさを感じる、そんな場所だと思います。「忙しい!でも旅行したい!」という人は、LCCチケットを組み合わせれば、金曜夜日本発、月曜朝日本着というフライトも可能ですよ。まさに、週末弾丸旅行!
今度のお休みは、上海行きのチケットを片手に出かけてみるのはいかがでしょうか。