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ハルク・ハキダシュ祈念公園(Halk Hakydasy Memorial Complex)
アシガバートを見下ろす小高い山の上に、面積およそ60万㎡にもおよぶ巨大なメモリアルコンプレックスがあります。趣向の違う3つのモニュメントがお互い向き合うように建っており、それを囲うように博物館が併設されています。
永遠の栄光の記念碑(Monument Baky şöhrat)
一つ目のモニュメントは、1941 - 1945年の大祖国戦争を記念して建てられた碑と、後程ご紹介するギョクテペ(GeokDepe)の戦いで亡くなった英雄たちのメモリアルです。
開いた花を体現した27メートルの高い碑文が5つ。その間の空間には「永遠の炎」が絶えることなく灯っています。
1970年にAshgabatの中心部に設置されましたが、2014年にこちらへ移されました。
アシガバート地震の犠牲者に捧げる記念碑(Monument Ruhy Tagzym)
二つ目は、1948年に起きたアシガバート地震の犠牲者に捧げられた記念碑です。青銅の彫刻は高さ10メートルで、大理石の上に建てられています。
金色の男の子の記念碑(Monument Milletiň ogullary)
三つ目は、雄牛の角の上に地球と思しき球体。そして、その上に女性が座り、金色の男の子を抱いているモニュメントです。地震の際、子供を守ろうとして亡くなった多くの女性たちに敬意を表しています。一説によると、この金色の男の子(Golden Boy)は初代大統領のニヤゾフ氏本人なのだとか?
博物館
三つのモニュメントを囲むように建設されたこちらの博物館には、2つのホールがあり、それぞれ戦争博物館と地震博物館となっています。
- ハルク・ハキダシュ祈念公園
- トルクメニスタン / 公園・動植物園 / 公園
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ルーフ・モスク/キプチャク・モスク(Ruhy Mosque/Gypjak Mosque)
ルーフ・モスク(又はキプチャク・モスク)は、アシガバートから西へ11Km、中央アジア最大のモスクです。大理石で造られた壁面には、伝統的コーランのフレーズが掲げられ、4つのミナレットは高さ91メートル、周りの公園も入れた総面積は18㎢にもおよびます。建設には、1億米ドル(約105億8,985万円)かかったといわれています。
中に入ると、白い大理石の柱と青い天井ドームが印象的です。
床は、トルクメニスタン絨毯が敷き詰められ、中心部にはさらに星形の絨毯が置かれています。こちらは、このモスクのために織られたハンドメイドで、完成までに相当な時間がかかったとか。機械とハンドメイドでは、ここまで違うのか!と驚くほど肌触りが良かったです。
約1万人を収容することができる大規模なこのモスクは、トルクメニスタンの紙幣である500マナトにも描かれています。
テュルクメンバシュ廟(Turkmenbashi Mausoleum)
ルーフ・モスクのすぐ隣には、トルクメニスタン初代大統領のニヤゾフ氏の霊廟があります。
中央の石棺に埋葬されており、その周りを両親と兄弟が囲っています。
- キプチャク・モスク(ルーフ・モスク)
- トルクメニスタン / 社寺・教会
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サパルムラト・ハジ・モスク/ギョクテペ(Saparmurat Hajji Mosque/Geokdepe)
アシガバートから西へ50Kmの場所には、ターコイズブルーのドームが美しいハジ・モスクがあります。ここは、先ほどご紹介したギョクテペ(Geokdepe)の要塞があった場所で、1881年1月、6,000人のロシア兵に取り囲まれて砲撃され、15,000人のトルクメン兵士と一般市民が殺害された悲劇の場所でもあります。
1995年、その跡地に建てられたこのモスクは、ギョクテペの戦いで亡くなったトルクメンの命を弔う大変に重要なモスクであり、初代大統領ニヤゾフ氏の命により名付けられ、トルクメニスタン紙幣の10,000マナトにも採用されています。
ギョクテペ博物館(Geokdepe Museum)
ハジ・モスクの敷地内、すぐ隣にあるギョクテペの戦いに捧げられた博物館です。大きな肖像は2007年より就任した2代目大統領グルバングル・ベルディムハメドフです。ここだけに限らず、トルクメニスタンを旅する人は、あちこちでこの彼の肖像画を観ることになると思います。
入場料は外国人1人あたり5ドル(約530円)です。
- サパルムラト・ハジ・モスク
- トルクメニスタン / 社寺・教会
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ユルドゥズ・ホテル(Yyldyz Hotel)
ここからは、アシガバートにある少し変わった形の建築物をご紹介します。
ユルドゥズ・ホテルはもともとは外資系のホテルでしたが、現在はトルクメニスタン政府が買い取り、管理・運営している高級ホテルです。
バグト・コシュギ/ウエディング・パレス(Bagt Kosgi/Wedding Palace)
トルクメン語で「幸福の寺院」を意味する結婚式場です。
八角形の側面を持つユニークな建物は、6つの結婚披露宴用ホール、7つの宴会用ホール、数多くのショップ、その他の結婚式の手配に必要な設備(ビューティーサロン、ウェディングドレスブティック、22室のホテル客室など)などが全て揃っています。
アシガバートに住む人々は、ここで結婚式を挙げる方が多いそうですよ。
そして、トルクメニスタンの結婚式では、デコレーションした車に新郎新婦を乗せ、20~30台の友人の車を引き連れて、クラクションを鳴らしながら公道を走り回る慣習があるようです。筆者も度々見かけ、少し煩さはありましたが、皆様とても楽しそうでした。
- ウエディング・パレス(バグト・コシュギ)
- トルクメニスタン / その他スポット
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