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モロッコ観光
活気あるマラケシュから世界遺産の町にサハラ砂漠まで

保存版!マラケシュからの2泊3日サハラ砂漠ツアー♪最終日にフェズへ抜ける方法も!

取材・写真・文:

トラベルライター

2018年5月29日更新

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最終日はサンライズからスタート

5:30 早起きして朝日を見に行こう

  • 写真:トラベルライターご来光とはまさにこのこと!

砂漠での朝日を見たい場合には、早起きをして砂山の方へ歩いていきましょう。ここでしか見ることのできない、素敵な朝日を堪能することができます。

朝日を見終わってテントへ戻る頃には、キャメルライドでホテルへ戻る組はすでに出発しています。おそらく6時前には出発するので、キャメルライドでホテルへ戻る場合でも早起きは必須です。

  • 写真:トラベルライター

キャメルライド組から少し遅れて、車組も出発です。準備された車を見て「どうやって中に6人乗るのかな…」と思っていたら、やっぱりルーフの上に乗せられました。そう、わりと普通の乗用車でサンドバギーinサハラ砂漠です!

筆者は南米ペルーのイカでもサンドバギーをした経験がありますが、サハラ砂漠の方が断然スリリングです。 なんせ普通の乗用車で、シートベルトも何もなく、ルーフに付いている取手を掴む自分の腕だけが命綱です。かなり恐怖のサンドバギーとなりますが、楽しいこと間違いなしです!また翌日は身体中の筋肉痛も約束されます。

  • 写真:トラベルライター6人乗っても大丈夫です!

キャメルライド組を一気に追い越し、わずか15分ほどでホテルに到着。ラクダに乗ると片道90分でしたが、実はホテルとキャンプ場までの距離は意外と近かったようです。

待ちに待ったシャワータイム♡

車でホテルに到着した後は、念願のシャワータイムです。プールのシャワー的なものを想像していたのですが、なんとホテルの部屋にあるシャワールームを使わせてくれます。

  • 写真:トラベルライターなんとも豪華な洗面台。ちょっとお城みたいです
  • 写真:トラベルライターたぶんこのシャワールームがどの宿よりきれいでした

しかもお部屋はかなり豪華!モロッコ感溢れるシャワールームです。アメニティはありませんが、タオルは部屋に用意されているものを借りることができます。

キャメルライド組がホテルに到着するまでたっぷり時間があるわけではないので、歯磨きやトイレ、シャワーをさっさと済ませましょう。砂漠後のシャワーは、日本では感じることがあまりない、水の恵みを痛感します。またホテルのお部屋はあまり汚さないように使いましょう。

朝食

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライターこのパンも3日間でたくさん食べました

キャメル組が到着すると、朝食タイムになります。3日目の朝も、おなじみのモロッコパン、ジャムなど。次の食事、ランチタイムまで意外と時間がかかるのがこのツアー。ひもじい思いをしないためにも、ここでしっかりと朝食を食べておきましょう。

以上で、Sabaku tours3日間の主な行程は終了です。朝食を食べたあとは、各々の目的地へと帰ります。

8:30 フェズに向けて移動

ここで、Sabaku toursで一緒だった他国の人や、一緒にお酒を飲んだベルベル人ともお別れです。前日に預けていた荷物をホテルのクロークから出し、ささっと荷物整理。お互い、この後も楽しんでね!と言い合い、フェズへの移動費の残りの200DH(約2,300円)を支払って車に乗ります。

心配していたフェズ行きのタクシー移動ですが、キャメルスタッフ達は他のツアーの参加者にも行き先を聞いており、その人数分にあったバンを数台手配してくれていたので、何の問題もなく乗車することができました。

  • 写真:トラベルライター意外とちゃんとした車で一安心!冷房もちゃんと付いていましたよ

結果、このホテルスタッフ兼キャメルスタッフの人たちにはとても良くしてもらいました(昨日はあんなに疑ってごめん…と心の中で謝りました)。

ちなみに筆者達はキャンプ場からホテルまで車で戻ったので、シャワーを浴びたりする時間がありましたが、キャメルライドでホテルまで戻ってきた組はあれよあれよと言う間にホテルを出発。ゆっくり朝食を食べて、顔を洗って…という時間もなかったようです。

また、ホテルの洗面スペースもツアー参加人数に対しては少ない印象。ツアー客が30人くらいいる中、トイレと洗面所は2つしかありませんでした。

同じSabaku toursに参加していたセルビア人のカップルとフェズまで一緒でしたが「歯を磨く時間もなかった」と言っていました。ホテルからフェズまでは約7時間、マラケシュへ戻るには約12時間くらいかかるので、ドライバーも早く出発したいのでしょうね。

砂漠から戻ってきた直後は疲れていると思いますが、洗顔などしたい場合は、さっさと朝食を済ませた方が良さそうです。または、朝食のパンをいくつかピックアップして、車内で食べてもいいかもしれません。

9:30 ガソリンスタンドに寄り道

ホテルを出発してフェズに向かう道中、ガソリンスタンドに寄って休憩を行います。ここで久しぶりに冷たい飲み物を飲みました。また決してキレイではありませんが、トイレも行っておきましょう。

13:00 途中の街でランチ

  • 写真:トラベルライター男性しかテラスにいない。イスラムの国ならではの光景です
  • 写真:トラベルライターこちらは意外とバラエティーありました!

Sabaku toursに参加してから通算5回目のクスクス、タジン鍋を食べます。こちらでのランチはもうSabaku toursから抜けているため、実費となります。フェズへの同行者の中には、わざわざ違う店まで行ってケバブを買ってきた人も居ました。その判断、正しいです。

ランチのあとはひたすらフェズを目指します

  • 写真:トラベルライター
  • 写真:トラベルライター週末の犠牲祭のために売られて食べられて行く羊さんたち。まさにドナドナ。フェズに行くまでにすごい数のドナドナを見ました

今回のフェズ行きのタクシーを運転してくれたドライバーは、トイレ休憩を小まめにとってくれないドライバーでした…。筆者は我慢出来たので良かったですが、途中トイレがありそうな休憩所らしきところもあったので、トイレに行きたい場合はドライバーに交渉する方がいいと思います。

筆者が乗ったタクシーのドライバーはおそらく、キャメルスタッフから頼まれているただのドライバーで、Sabaku toursとは関係のない人だと思います。悪い人というわけでは決してなかったのですが、特に気を遣ってくれることもなかったので、必要なことは都度交渉しましょう。

17:00 ようやくフェズに到着!

  • 写真:トラベルライター有名なブルーゲート!フェズに到着です

筆者たちはたまたま車の通り道が予約していた宿泊先から近かったので、いい場所で降ろせてもらえました。ここでも、次の信号!次の曲がり角!のように、ドライバーに道を伝えて目的地までしっかり乗せてもらいましょう。

ホテルを出発してからランチ休憩も入れると、およそ9時間の長旅&大移動が終了です。フェズでの夜は、クスクス、タジン鍋以外の夕飯を食べたくなるかもしれません。筆者も実際にそうしました。部屋に戻ってシャワーを浴び、ゆっくり眠りましょう。

フェズ
モロッコ / 町・ストリート
住所:モロッコ フェス地図で見る

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