ニューヨーク
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24時間眠らない、世界一の大都会

NYをコスパ良く楽しく安全に旅する5つのポイント

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:30ヶ国

2018年5月29日更新

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写真:jihen2

ニューヨークといえばオシャレや経済の最先端で、日本に上陸した数々の素敵なショップの本場でもある憧れの地。そんなニューヨークを旅するなら、お得にオシャレに楽しく過ごしたい!一方で、アメリカには未知の事情やリスクがあるのも確か。そんなワクワクを高めたり、不安解消に役立つ入国や宿泊のポイント、そしてお得に楽しむコツをまとめました。

この記事の目次表示

【1】まずは入国、ESTA申請

日本からアメリカに観光で渡航する場合、ビザは不要ですがESTAという電子渡航認証が必要になります。これがないと空港で止められて入国できない!なんてことになりかねないので要注意。

申請方法は簡単です。ESTA申請公式サイトの日本語ページで、案内に従って名前や住所、パスポート番号や渡航日程を入力してポチッと申請するだけです。申請には14ドル(約1,540円)かかります。ちなみに14ドル以上要求されている場合は代行業者のページにアクセスしてしまっているので、日本語表示でしっかり確認しましょう!

  • 写真:jihen2保留中のステータス
  • 写真:jihen2受理された状態

申請が完了すると保留中のステータス(写真左)になり、72時間以内に結果が出ますという内容に。このあと受理されても特にメールなどはこないので、自分で再度ページにアクセスし、確認をします。

数日後には無事受理された状態の画面(写真右)が出て、プリントできるようになります。実際に入国する際には、ESTAの番号を聞かれたり書類提出を求められたりすることはないのですが、念のために印刷したものを持参するか、番号を控えておいたほうがベター。簡単だけど必須!なこの手続き、しっかり準備して旅へ出かけましょう♪

【2】どこに泊まる?ホテル事情

NYに来たら夜はナイトクラブやバーにも行きたいところですが、NYのホテルはとにかく高い!です。日本のビジネスホテルくらいのクオリティで、一泊だいたい10,000円弱〜。設備や駅・観光地へのアクセスや治安を考えると相場は15,000円前後。アジアだとかなり良いところに泊まれるお値段ですが、市内を観光するなら、この金額を支払ってでもマンハッタン内が確実に便利です。

おすすめはPODホテル。POD39やPOD51などマンハッタン内にいくつかあり、どれもデザイン性の高いオシャレなホテルです。時期や曜日によって違いますが、夏の旅行シーズンでも一泊一人14,000円くらいでした。

  • 写真:jihen2アジアンテイストの内装がかわいい1Fカフェ(POD39)

39丁目にあるPOD39は、屋上にルーフトップガーデン、1階にかわいいカフェがあり、モーニングセットも付き、ディナータイムにも困らない便利な環境です。グランドセントラル駅も近く、治安も全く問題なし。NYをオシャレに安心して楽しみたい方にはとてもおすすめです。

  • 写真:jihen2グランドセントラル駅

ちなみにNYの治安についてですが、大きな駅の周辺であれば、駅から少し距離があっても人通りが多くて安心です。グランドセントラル駅はとにかく大きくて、安全なエリアが広いので安心です。POD39も、駅から徒歩10分以内でした。

ホテルのリサーチはExpediaとhotels.comがおすすめです。Expediaは条件で絞る際に、地図上で価格が表示されるようになっているので、立地と値段が一目でわかりとっても便利です。hotels.comは口コミが豊富なので、Expediaで探したホテルの口コミをチェックして決めると安心です。

NYのホテルはお高めですがバリエーションは幅広くあるので、お得にオシャレに安全に泊まれるホテルを探すことをおすすめします。

POD39
ニューヨーク / ホテル
住所:145 E 39th Street, New York City, NY 10016-0913地図で見る
Web:https://www.thepodhotel.com/pod-39/

【3】NY市内交通

  • 写真:jihen2

市内を観光するなら、マンハッタン内を網の目のように通る地下鉄が便利。20以上の路線があり、1回2.75ドル(約300円)。プリペイドカードや、期間中乗り放題のカードなどお得なカードも駅で購入できます。

  • 写真:jihen2
  • 写真:jihen2

路線は複雑に見えますが、それぞれの路線で単純に往復しているだけで、案内表示もわかりやすくなっています。最初に乗るときに、カードと路線図をゲットするとそのあと楽です。

  • 写真:jihen2

NYならではなのが、走る車内で突如始まるパフォーマンス。この時はアクロバティックなポールダンスのようなものをやっていました。駅構内にもあちこちにオシャレなサインがあるので、電車の中も外も注目して楽しんでみてください。

【4】何を食べる?外食事情

ホテルに続き、実はNYは食事の値段もお高め。普通にランチを食べるのでも一人1,000円は確実にします。

  • 写真:jihen2
  • 写真:jihen2

リッチなレストランでなくてもいいから気軽にオシャレに過ごしたい!そんな楽しみ方ができるお店なら「THE CITY BAKERY」がおすすめです。ユニオンスクエアの駅から徒歩5分ほどの場所に、オシャレなエントランスで立っています。

  • 写真:jihen2

ここではランチに数種類あるパンと、セルフサービスのお惣菜をセットにできるシステム。お惣菜はグラム単価なので、食べたい量だけの金額で済ませることが可能です。写真の量とドリンク込みで、日本円にして1,600円くらいでした。落ち着いて長居できる雰囲気なので、ゆったり満喫できます。

このお店は、写真下にあるマカロニチーズが有名。名前のとおりマカロニにチーズソースがかかったもので、シンプルだけどとってもおいしいんです!

また、週末にはブルックリンにあるスモーガスバーグというところでグルメマーケットが開かれていて、コスパのよい屋台料理がたくさん並びます。NYのおいしいメニューを最大限お得に満喫してみてはいかがでしょうか。

ザ・シティ・ベーカリー
ニューヨーク / パン・サンドイッチ
住所:3 West 18th St Union Square地図で見る
Web:http://thecitybakery.com

【5】NYはアートの地!美術館をめぐるコツ

NYはアートの地でもあります。MoMA(ニューヨーク近代美術館)、世界三大美術館のMET(メトロポリタン美術館)、グッゲンハイム美術館など、世界的に有名な美術館がたくさんあります。

これらは実は86丁目付近の「ミュージアムマイル」と呼ばれるほど近いエリアに集中していて、回りやすくなっているんです。美術館に興味がある方は、1日を美術館巡りの日!と決めて回るのがおすすめです。

  • 写真:jihen2MET入口

METは入場料が任意となっています。入口で申告してその額を払えばよく、もちろん1ドル(約110円)でもOK!一応看板には推奨金額が書かれているのですが、だいたい10ドル(約1,100円)以内の額を払っている人が多いようでした。ちなみに筆者は正直に推奨金額を払おうとして職員に「そんなにいらないよ」みたいなことを言われました。

  • 写真:jihen2
  • 写真:jihen2クリムトの作品があるノイエ・ギャラリー

MoMAはミュージアムマイルとは少し離れていますが、毎週金曜の16時以降は誰でも入場無料!最先端の現代アートが無料で楽しめるチャンス、日程を合わせて行ってみてはいかがでしょうか。

同じく物価の高いイギリスでは公立の美術館・博物館はすべて入場無料であるように、市民にアートが開かれている証拠。これをエンジョイすれば、よりNYを市民感覚で楽しめるのではないでしょうか。

メトロポリタン美術館
ニューヨーク / 博物館・美術館 / 美術館
住所:1000 5th Ave, New York, NY 10028地図で見る
Web:https://www.metmuseum.org/
ニューヨーク近代美術館
ニューヨーク / 博物館・美術館 / 美術館
住所:11 W 53rd St, New York, NY地図で見る
Web:https://www.moma.org/
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館
ニューヨーク / 博物館・美術館 / 美術館
住所:1071 5th Ave, New York, NY地図で見る
Web:https://www.guggenheim.org/

【まとめ】

NYは観光地も多いですがシティでもあるので、事前に準備したほうが何倍も旅を楽しめます。お得にオシャレに楽しく過ごす旅に役立ててみてください。

※記事内のドルから日本円への換算は1ドル=約110円で計算しています

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この記事を書いたトラベルライター

プランナー 兼 トラベラー / 旅のきっかけをつくるひと
内装やイベントブース設営の仕事をしながら、世界各地へ旅に出ています。旅のキーワードはアートとデザイン、雑貨、世界遺産。
いろいろな国の文化や芸術が好きすぎて世界遺産検定1級とりました。
カナダ・トロント→なんちゃって世界一周→再び日本。

素敵な旅づくりのきっかけになるような情報と魅力を紹介していきたいと思います。
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