NY・ブルックリンの廃墟倉庫がショッピングスポットに！「エンパイア・ ストアーズ」

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• 「エンパイア・ ストアーズ」とは？
• 見どころ①個性あふれるテナントショップは必見！
•    「ウエストエルム」新DUMBO店でオシャレ雑貨をチェック！
•    コーヒー＆雑貨屋「FEED Shop & Cafe」
•    デトロイト発の「Shinola」
• 見どころ②屋上庭園からの眺めが新鮮なアングル！
• 見どころ③なんとオフィス内が丸見えです！
• 見どころ④エンパイア・ストアーズ周辺も要チェックです！
•    名物メリーゴーラウンド「Jane’s Carousel」
•    雑誌やCMで見かける「あの場所」はエンパイア・ストアーズからすぐ近くに！
• 終わりに・・・

見どころ②屋上庭園からの眺めが新鮮なアングル！

エンパイア・ストアーズで、筆者が絶対に行っていただきたいと思う場所は屋上庭園です。エレベーターもしくは階段で、誰でも屋上の展望スペースまで行くことが可能です。

• 写真：bluemoon

• 写真：bluemoonエレベーター内にもブルックリンブリッジの絵が♪

屋上庭園からは、ブルックリンブリッジ、マンハッタンブリッジ、イーストリバー、マンハッタンの摩天楼を一望でき、最高の撮影スポットになっています。大きなベンチでくつろぐこともできますし、まさに癒しの空間。

• 写真：bluemoon
• 写真：bluemoon

エンパイア・ストアーズができるまでは、高い位置からマンハッタンやイーストリバーを眺める観光スポットがなかったため、今まで眺めることができなかった高さからの眺めはとても新鮮なアングルで撮影に夢中になってしまいそうです。

• 写真：bluemoon

屋上へ行くまでの階段の途中からも、レンガ越しに美しい景色を眺めることができます。

• 写真：bluemoon

見どころ③なんとオフィス内が丸見えです！

• 写真：bluemoon

エンパイア・ストアーズには、商業施設スペースの他にオフィススペースがあり、「ウエストエルム」をはじめ、リテールカンパニーなどいくつかの有名企業が入居しています。それぞれのオフィスは、なんとガラス張りでオフィス内が丸見えなんです！

• 写真：bluemoon

企業で働くオフィスワーカーと、観光に訪れた観光者が同じ空間の中で時を過ごしている感じがちょっと不思議ではありますが、観光で訪れた場所で、働くニューヨーカーたちのリアルなビジネスライフを垣間見れるのは面白いと思います。

• 写真：bluemoon

見どころ④エンパイア・ストアーズ周辺も要チェックです！

名物メリーゴーラウンド「Jane’s Carousel」

• 写真：bluemoon

• 写真：bluemoon

エンパイア・ストアーズ目の前にある、クラシカルなメリーゴーラウンド「ジェーンズ・カルーセル」は、チケット代2ドル（約213円）で大人でも楽しめるメリーゴーラウンドです。

元々は、1922年にフィラデルフィアの工房で作られたビンテージのメリーゴーラウンドを、ジェーン・ワレンスカさん（夫はダンボ地区開発をしたディベロッパーとして有名）が購入し、自ら修復作業も手がけ、のちにメリーゴーラウンドを入れるための透明な箱型の建築物を有名建築家に依頼し今のようになったとのことです。

ガラスの建物に入ったメリーゴーラウンドは見ているだけでも本当に美しく、オルゴールボックスのようです。

• 写真：bluemoon

• 写真：bluemoon

雑誌やCMで見かける「あの場所」はエンパイア・ストアーズからすぐ近くに！

• 写真：bluemoonマンハッタンブリッジを撮影する人々

ブルックリンのダンボ地区の撮影スポットとして大変有名なスポットが、エンパイア・ストアーズから1ブロック北側へ行くとありますのでご紹介します。

通り名でいうと、Water St（ウォーターストリート）と、Washington St（ワシントンストリート）が交わる場所です。（カメラ片手にたくさんの人が集まっているのですぐにわかるかも）

• 写真：bluemoon

左右のビルの先に見えるマンハッタン・ブリッジ。マンハッタンブリッジの足の合間にはエンパイアステートビルディングが見える好ロケーション！これぞ、ブルックリン!!という光景です。

1984年制作の映画『Once Upon a Time in America』のポスターも同じ場所で撮られていますが、最近では、携帯電話会社のCMの背景画像に使われたり、雑誌のNY特集でも紹介されています。ぜひチェックしてみて下さいね。

• 写真：bluemoon

終わりに・・・

筆者が訪れた時は、2Fにある「ブルックリン・ヒストリカル・ソサエティー」の分館がオープンしていなかったのですが、通常はミュージアムとしてブルックリンの歴史がわかる展示を行っているようです。

何年も前のことですが、筆者がブルックリンに住んでいた頃は「この廃墟倉庫はずっとこのままなのかな？！」と心配になるほどなかなか工事も進まず、レンガ壁の外観が残っているだけで中は何もない空っぽの状態でした。

ただ、そんなレンガ外観であっても、NYのグラフィティアーティストのCurtis Kulig（カーティス ・クーリッグ）が描くタグメッセージ「LOVE ME」が施されたりしていて、とてもフォトジェニックな光景が広がっていました。

• 写真：bluemoon2012年5月のWater Street沿いのレンガの外壁

• 写真：bluemoon

あの廃墟倉庫跡がこんなに素敵な建物になるなんて、ニューヨークのリノベーションのセンスの良さ・凄さをしみじみ感じました。ぜひ是非訪れていただきたいブルックリンのおすすめスポットです。

• 写真：bluemoonWater Street側のエンパイア・ストアーズ入り口

※レートは2018年4月現在（1ドル＝約106円）