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【ニューヨーク】ドミニク・アンセルの新店舗「ワークショップ」がオープン!本店との比較も

取材・写真・文:

アメリカ在住
訪問エリア:24ヶ国

2021年11月9日更新

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写真:KatieM

クロナッツで広く知られるニューヨークのペーストリーシェフ「ドミニク・アンセル」。ソーホーの本店のほか、2021年7月、チェルシーに新店舗「ワークショップ」をオープンしました。話題の新店舗をご紹介します♪

この記事の目次表示

ドミニク・アンセルとは?

  • 写真:KatieM

クロワッサンとドーナツを融合させたハイブリッドスイーツ「クロナッツ」を考案したことで広く知られる「ドミニク・アンセル(Dominique Ansel)」。フランスで生まれ育ったアンセルは、パリの老舗ベーカリーで修行後、2006年にミシュラン星付き高級レストラン「ダニエル」のペーストリーシェフに抜擢されニューヨークに渡米します。

  • 写真:KatieM毎月新たなフレーバーが登場するクロナッツ

その後2011年に独立し、ソーホーにカフェをオープン。2013年に彼が考案したクロナッツが大ヒットします。クロナッツとは、クロワッサンとドーナツの中間のようなペーストリーで、今までになかった味と食感だけでなく、毎月変わるフレーバーが魅力。同じ味を再度作らないことで、多くの人を魅了しています。

その後、2017年には「The World’s Best Pastry Chef 」に最年少で抜擢されたりと、とにかく話題のセレブシェフです。

新店舗「ドミニクアンセル・ワークショップ」

  • 写真:KatieM

そんなドミニク・アンセルが2021年7月にオープンしたのが「ドミニクアンセル・ワークショップ」。場所は27丁目沿いマディソン街と5番街の間にあります。

ミッドタウンからは、MTA地下鉄黄色ライン(N/Q/R/W)のダウンタウン行きに乗り、28丁目とブロードウェイで下車する方法が便利です。ここからは27丁目に1ブロック南下し、そのまま東に2ブロック歩くと左手に店舗が見えてきます。

外観

  • 写真:KatieMワークショップの外観

27丁目沿いにある新店舗の外観。ワークショップのテーマカラーであるオレンジ色の看板が掲げられていると共に、エントランスと窓枠に飾られた造花がカラフルです。

  • 写真:KatieMワークショップのメインエントランス

特にメインエントランスは、ピンクと紫の造花を使ったフラワーアーチがあり、ここで記念写真を撮るのにぴったりです。まさにSNS映えを意識した外観が取り入れられています。

内観

  • 写真:KatieM内観の様子

メインエントランスを入ると屋内に階段が数段あり、ここを登って店内にアクセスします。コンクリート剥き出しの床や黒を基調にした店内は、本店に比べるとよりシンプルでインダストリアルな印象です。正面にオレンジ色の大きなショーケースが置かれており、ここに焼かれたばかりのペーストリーが見栄えよく並べられています。

「ドミニクアンセル・ワークショップ」の特徴

商品

  • 写真:KatieM

ショーケースに陳列されたペーストリーは、どれも見栄えの良い繊細なデザインで思わず見惚れてしまうほどです。特にチョコレートクロワッサンには、表面に緻密なストライプが施されており目を引きます。ペーストリーの品揃えに関しては、本店とほぼ変わりがありません。

  • 写真:KatieM

また、店内右手奥にあるのが、クッキーやグラノーラ・ブリットルなど箱詰めされた商品が置かれた陳列棚。こちらの商品は賞味期限が比較的長いので、お土産にもぴったりです。

ワークショップスペース

  • 写真:KatieM通りに面したワークショップ

陳列棚の反対側にあるのが、店舗の名前の由来でもあるワークショップ!27丁目に面しており自然光が差し込む明るい空間では、今後クッキングクラスなどのイベントが行われるとのこと。オープンキッチンなので、通りからでも店内からでもイベントの様子を垣間見ることもできます。

利用はテイクアウトのみ

  • 写真:KatieM

店内は本店より広いのですが、飲食スペースがないため長居はできません。オーダーは、全てテイクアウトの扱いとなり、ワークショップ店オリジナルデザインの箱や紙袋・紙コップに入れて渡してもらえます。

  • 写真:KatieM

店舗前歩道にテーブルが4つほど置かれていますが、27丁目の通りは交通量も多く歩道も狭いため、ソーホーのカフェのようにゆったりと座って楽しみたい方には向きません

ドミニクアンセル・ワークショップ
ニューヨーク / パン・サンドイッチ / パン屋
住所:17 E 27th St, New York, NY 10016地図で見る
電話:212-901-1015
Web:https://www.dominiqueanselworkshop.com/menu/

ソーホーの本店の様子

  • 写真:KatieMSoHo店の外観

2011年から続くソーホーの店舗もご紹介します。まずは店舗前の様子。黄色がテーマカラーのベーカリーカフェはソーホーという場所柄、よりゆったりとした雰囲気です。

  • 写真:KatieM本店の内観

店内はこのような感じ。メインエントランスから入って左側にカウンターがあり、列に並んで順にオーダーを済ませます。一番奥がレジになっており、こちらで支払いを済ませてオーダーを受け取ります。

  • 写真:KatieM

店内は奥行きがあり、まっすぐ進むと左側に工房、さらに奥に半屋外の飲食スペースが設置されています。店内でいただく場合はプレートも用意してもらえるので、ゆっくりとペーストリーを楽しみたい場合はこちらの店舗がおすすめです。

ドミニクアンセルベーカリー
ニューヨーク / パン・サンドイッチ / パン屋 / スイーツ
住所:189 Spring Street (btw Sullivan & Thompson) New York, NY 10012地図で見る
電話:(212) 219 2773
Web:https://www.dominiqueanselny.com/

最後に

  • 写真:KatieM

ニューヨークで人気のベーカリーカフェ「ドミニク・アンセル」。ワークショップはより店舗が広くお土産を購入する際にぴったりです。ソーホー店より空いており、それほど待たずにサクッと寄ってピックアップできるのも魅力。ニューヨークを訪れたら、話題のペーストリーをぜひ試してみてください。

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この記事を書いたトラベルライター

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大学留学をきっかけに渡米してはや20+年。州立大学を卒業後ニューヨークで就職。長年に渡るニューヨーク生活を経て現在はサンフランシスコ市内に在住。とにかく旅行が大好き!旅先では主に、カフェ・絶景スポット・世界遺産巡りを楽しんでいます☆
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