遠くに見えるエンパイア・ステート・ビル、有名な建築家がデザインした建造物、ハドソンリバーの眺めも最高!マンハッタンの空中公園“ハイライン”にはフォトジェニックなスポットがいっぱいです。階段状のベンチや、のんびり寛げるサンデッキやユニークな展望台、四季折々の植物が生い茂り、まるで都会のオアシスのよう。地上約9メートルの高さの場所で思い思いのNYを楽しみませんか?
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巨大空中公園“ハイライン”とは?
マンハッタンの西側、ミートパッキングディストリクトから34丁目まで続く全長2.3kmの“ハイライン”。ぶらぶらゆっくり歩いて約60〜90分くらいの30丁目にわたる長い空中公園です。
タクシーや地下鉄で移動するよりも、歩きながらいつもとは違う高い目線で、色々なNYを発見できるのでおすすめですよ。
使われなくなった古い鉄道高架を利用して作られた空中公園なので、至る所に1930年代に建造された貨物列車用の線路があり、古き良きNYの歴史を感じます。
300種類以上の草花や樹木が育ち、美しい景観を作っています。
コーヒーやアイスクリームの屋台もあり、トイレもあるので、安心してゆっくり寛ぎながら散策できますよ。
10th Avenue沿い、Gansevoort St.〜34th St.
6〜9月 7:00〜23:00 4・5・10・11月 7:00〜22:00 12〜3月 7:00〜19:00
14th St. 16th St. 20th St. 23rd St. 26th St. 28th St. 30th St. 34th St. にアクセスポイント(出入り口)があります。
URL:http://www.thehighline.org
ハイラインの楽しみ方
その①カメラ必須!有名建築家の建造物を撮影しよう
28丁目にある、イラク人建築家ザハ・ハディドが手がけたラグジュアリー・アパートメントは現在工事中、2017年に完成予定です。
著名建築家フランク・ゲーリーによるユニークなカタチの建物、“IAC Building”(18丁目)は、ハドソン川を進む船の帆をイメージしたデザイン。
IAC Buildingは夜になるとこんなにゴージャスな感じに。
2本のコンクリート柱でハイラインをまたぐように建つのは、高級ホテル“Standard Hotel”(13丁目)。
客室内が丸見え?!ですが、どの客室からもハイラインとハドソンリバーを眺める事ができ、1階にあるレストランと最上階にある高級バーはセレブも頻繁に訪れるホットスポットになっています。
遠くに眺めるエンパイア・ステート・ビルディングもなかなかフォトジェニックですよ!
その②座ってみたい!劇場型シート“10番街スクエア”
ハイラインの中で特徴的なものとして、“10番街スクエア”という劇場型シートがあります。大きなガラス窓を通して10番街を展望できるようになっていて、たくさんの車が走り去るのを上から見下ろすのはとっても不思議な感じです。
他にも階段式ベンチや寝そべることができるデッキシートなど、「座ってみたい!」と思わせる特徴的なスペースが至る所に設けられているので散歩していても楽しいですよ。
その③アクセスポイントで途中下車?!
ハイラインには“アクセスポイント”という出入り口が何カ所かあるので、一度ハイラインを降り、チェルシーのアートギャラリーを見て回ったり、気になるショップにちょっと立ち寄るのもおすすめです。
今回、19丁目にある“STORY”というちょっと面白いコンセプトのお店に寄りたくて、20丁目でハイラインを一度降りてみました。
この“ストーリー”というお店、雑誌の編集のように定期的にテーマがかわり(LOVEとか、New Yorkとか)、店舗スペースを紙面にみたててストーリーを展開しているんです。
今回のテーマは“disrupt”、店内に入ろうとしたら・・・!19時の閉店後だったため入れずに残念!夏のニューヨークは夜8時を過ぎてもまだまだ明るいので、思わず時間を忘れがち。これからハイラインを訪れる方は、同じような失敗をしないように気をつけてくださいね。
- ストーリー
- ニューヨーク / 雑貨・インテリア
- 住所:144 10th Ave, New York, NY地図で見る
- 電話:+1 212-242-4853
- Web:http://thisisstory.com/
- ハイライン
- ニューヨーク / 公園
- 住所:The High Line,New York地図で見る
- Web:http://www.thehighline.org/