"September"など英語スペルの最後にRがつく月(9月〜12月)は牡蠣が旬の季節です。NYのオイスターバーではハッピーアワーなら生ガキが何と1ドルで食べられたり、NY郊外のOyster Bayで採れたての生ガキを食べつくす野外イベントがあるのをご存知ですか?栄養たっぷり、美肌にも効果がある旬の生ガキをNYで食べるなら、ココ!という生ガキ好きにはたまらない情報を今回はご紹介します!
この記事の目次表示
マンハッタンで生ガキを食べるなら①★ “ジョン ドーリー オイスターバー”
※こちらのレストランは閉店しました※
ミッドタウンにある、ミシュランシェフが手がけるオイスターバー。バーカウンター上にある、魚が泳ぐ大きな丸い水槽はライトアップされてなんともミステリアスな感じです。
魚のオブジェや、店内奥にあるワインセラーなどインテリアがなかなかお洒落なお店なのですが、デザイナーズホテルとして名高い、エースホテルの1階にあるので、お客様も宿泊客らしき異国の人々や、ファッショニスタが目につきます。お店の雰囲気のせいか、女性一人でもちょっとお酒を飲むのに立ち寄ったり、デートにも使えるカジュアルなシーフードレストランバーです。
小ぶりでもジューシーで濃厚な味わいの生牡蠣はもちろん美味しいのですが、ガーリックトーストや、オーダーのたびに焼いてくれるシーソルトがまぶされた自家製ブリオッシュは熱々で絶品ですよ!夜になるとムーディーなライトアップが始まり、昼間と夜の印象はだいぶ違う感じに。
毎日やっているハッピーアワーをチェック♪
平日の17時から19時と土・日曜日の昼12時から15時までは、オイスターやクラムが1個2ドル、オイスタースタウトビールや、スパークリングワインが5ドルでオーダーできるのでお得です!
- 【閉店】ジョンドーリーオイスターバー
- ニューヨーク / 魚介・海鮮料理
- 住所:1196 Broadway New York(at 29th Street in the Ace Hotel)地図で見る
- 電話:+1 212-792-9000
- Web:http://www.thejohndory.com/
マンハッタンで生ガキをを食べるなら②★ “パール・オイスター・バー ”
マンハッタンのウエストビレッジにある老舗のオイスターバー。シンガーのJUJUさんもお気に入りのオイスターバーです。予約はできないのですが、こじんまりした店内は常連客でいつも賑わっています。あっさりとして磯の香りが強い生ガキ、日本のものとは味が違うので色々食べ比べる事をおすすめします。
オイスター以外にも、ロブスターロールが大人気で、なんとマンハッタンで最初にロブスターロールを登場させたのは、こちらのお店なんだそうです。〆にはぜひロブスターロールをオーダーしてくださいね。
- パール・オイスター・バー
- ニューヨーク / 魚介・海鮮料理
- 住所:18 Cornelia Street, NY (between Bleecker & W 4th St)地図で見る
- 電話:+1 212-691-8211
- Web:http://www.pearloysterbar.com/
ブルックリンで生ガキを食べるなら★ “メゾン・プレミア ”
ブルックリンのウィリアムズバーグにある、有名人やセレブが数多く訪れるオイスターバー。アンティーク家具や、小洒落たディスプレイ雑貨に何とも言えないセンスを感じる店内は、ブルックリンというよりは、70年代のフランス“パリ”のようです。
毎日やっているハッピーアワーをチェック♪
平日は16時〜19時、土・日は午前11時から13時までのハップーアワーには、生ガキがなんと、1個1ドルでオーダーできます!通常、NYでは生ガキは1個2~4ドルするので、コストパフォーマンスが良すぎですよね?! 小振りな牡蠣が多いですが、ジューシーで味はとっても濃厚です。アメリカ国内で採れる牡蠣は約25種類、毎日その日に採れた牡蠣がメニューに掲載されます。このお店では、生ガキと一緒に、ワインやビールではなく、一流のバーテンダーがつくるカクテルと合わせていただくのがおすすめです。
- メゾン・プレミア
- ニューヨーク / 魚介・海鮮料理
- 住所:298 Bedford Ave(between 2nd St & 1st St) Brooklyn地図で見る
- 電話:+1 347-335-0446
- Web:http://maisonpremiere.com/
NY郊外で生ガキをを食べるなら★Oyster Bayの“オイスターフェスティバル”へ!
NY郊外、ロングアイランドのオイスターベイという小さな港町で秋に開催される、牡蠣の収穫祭!毎年約20万人を動員するほどの野外イベントなんですよ。
1983年にオイスターベイ出身のセオドア・ルーズベルト元大統領の生誕125周年を記念して行われたパレードで地元のカキを振る舞ったのがきっかけで、その後オイスターフェスティバルとしてイベントが続けられているそうです。イベント会場では、オイスターベイで採れた新鮮な生ガキがとってもお手頃価格でいただけます!
カキの早食いコンテストや、オイスターベイの街を一周する5キロマラソンも開催されます。フェスティバルのために、移動遊園地もきているのですが、絶叫系の乗り物が多く、本当に移動遊園地?!と思えるほど。食べたり遊んだりと、一日たっぷり楽しめます。
採れたての生ガキを目の前で手さばきしてくれて食べる生ガキは5個で7ドル(筆者がこのイベントに訪れた2008年の価格です)。生ガキも生クラムも磯の香りがしてとにかくジューシー♪筆者がこのイベントに行った際、一緒に行った友人の一人がなんと生ガキはNGだったのですが、無理矢理すすめて食べさせたところ、あまりにも新鮮でプリプリで美味しくて、食べず嫌いを克服し、生ガキが大好物になってしまったほどなんですよ。
でも、やっぱり生牡蠣は絶対無理!という方でも大丈夫です。生ガキ以外にも、ロブスターロールや、シュリンプカクテル、クラブケーキなどアメリカンなシーフード料理や、ミートボールやステーキサンドウィッチなど肉料理のフードコートもあるのでご安心ください。デザートにはホームメイドアップルパイアラモードや、ベルギーワッフル、ホットチョコレートなんかもありますよ♪
2016年で33周年を迎えるオイスターフェスティバルですが、牡蠣好きな方はぜひぜひ、オイスターベイまで足を伸ばしてくださいね。マンハッタンのペンステーションから、ロングアイランド鉄道にのってオイスターベイ駅まで乗り換え1回でだいたい1時間半くらいです。乗り換えの駅が近づくと、駅員さんが車内をまわって教えてくれますので、くれぐれも乗り越さないようにお気をつけ下さい。また海風が強い場所ですので、この時期は防寒にもご注意下さいね。
※オイスターフェスティバルの写真はすべて2008年10月に撮影したものです。
- オイスターフェスティバル
- ニューヨーク / イベント・祭り
- 住所:On the Waterfront at Theodore Roosevelt Park, Oyster Bay, NY地図で見る
- 電話:+1 516-628-1625
- Web:http://theoysterfestival.org/