写真：bluemoonグルメな街ニューヨークで、次々に誕生するスイーツブーム。クッキー生地を焼かずに生のままで食べてしまうスイーツのお店や、凄腕シェフが手がけるハンバーガーショップの超フォトジェニックなメガ盛りシェーク、一風変わったタイ焼きソフトクリームなど、日本未上陸のNYの最新・珍スイーツを3店舗ご紹介いたします。
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【1】焼かずに食べちゃうクッキー生地？！新感覚の「Dō（ドゥ）」
写真：bluemoon
マンハッタンのグリニッジ・ビレッジ、ワシントンスクエアパーク近くにある、話題沸騰中のスイーツショップ「Dō（ドゥ）」。“ドゥ”とはクッキー生地の意味ですが、このお店、なんとクッキー生地を焼かずに、そのまま生でスイーツとして食べることができるんです！
- 写真：bluemoon
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Dō（ドゥ）の誕生秘話
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Dōを誕生させた、オーナーのクリステン・トムランさんはセントルイス生まれでNY在住の29歳。子供の頃に、クッキーは焼く前の生地が一番美味しい！と思っていたそうで、それをそのままビジネスにしてしまったそうです。
まずはSNSを活用して顧客基盤を作るプランを立て、2014年にネット販売を始め、瞬く間に話題となり2017年1月に出店を果たしています。
アメリカでは、小さい頃に、キッチンで母親がクッキーを作っている時に、ボールに入ったクッキー生地をこっそりつまみ食いしたなんて経験のある人も多いそうです。Dōでクッキー生地を味わうお客さんの中には、子供の頃に食べたクッキー生地のノスタルジックな記憶を懐かしく思い出している人もいるかもしれませんね。
焼かないクッキーなのに、本当に食べても大丈夫？！
- 写真：bluemoon店内奥でドーが作られている様子を眺めることができます。
アメリカでは、細菌による感染を抑えるため、生卵を食べるのは基本NGとされていますが、このお店では殺菌処理を施した卵と熱処理をした小麦粉を使い、食品医薬品局の基準をクリアしているので、安心して食べることが可能とのことです。
見た目は一見アイスクリームのようですが、今まで食べたことのないような、ねっと〜りとした食感を楽しめます。想像よりは美味しいですが、味はというと・・・とにかく甘ったるい感じです。
筆者はシーズナルメニューの“ココアミント”をオーダーしたのですが、ミント風味がほんの少しあって、すっきり感はあるものの、ブラックコーヒーを飲まずには食べられない甘さでした。
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お客さんを観察してみると・・・
- 写真：bluemoon
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店内でしばらく観察していると、午前中にもかかわらず、次から次へとお客さんが入店してくるのに驚きました。ドゥを美味しそうにペロッと完食する人もいますが、完食できずに持ち帰りにする人の方が多かったです。きっと、話題のスイーツですから、興味本位やインスタアップのため、という訪問客もたくさんいるのでしょう。
そんな中、たくさんのフレーバーのドゥをテイクアウトする人がいたので、そんなにたくさんのフレーバーをどうするのか聞いてみたところ、家でパーティーをするので、Dōで購入したクッキー生地を家で焼いて食べるそうです。生のまま食べるだけではなく、焼いてクッキーとして食べるのももちろんありなんですね。
- 写真：bluemoon持ち帰り用のドーも冷蔵庫に用意されています。
クッキー ドゥの気になるお値段は？
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- 写真：bluemoonドゥ以外にも、アイスクリームや、焼かれたクッキーもあります。
クッキー ドゥは、入れるものをカップかコーン（有料）が選べて、トッピング（有料）も可能です。クッキー ドゥのお値段は下記の通りです。気になるフレーバーは試食もできますから色々トライしてみてから選ぶのも良いかもしれません。
・1スクープで4ドル（約448円）
・2スクープで7ドル（約784円）
・3スクープで9ドル（約1,008円）
クッキー生地だと思うと、ちょっとした先入観と甘すぎる味ということもあり、完食はなかなか難しいと思いますが、今まで食べたことのないユニークなものを味わう“ドキドキ感”は十分に味わえると思います！食べきれなかったDōは透明の蓋をもらって、持ち帰ることも可能です。
- 写真：bluemoon透明の蓋をして持ち帰りに。
- 写真：bluemoon
- 写真：bluemoon店内には製菓材料や雑貨も売られています。
Dōの動画も公開されています♪
- ドゥ
- ニューヨーク / スイーツ
- 住所：550 Laguardia place, NY 10012地図で見る
- 電話：646-892-3600
- Web：https://www.cookiedonyc.com
【2】見た目大迫力のメガ盛りクレイジーシェークが絶品！「Black Tap」
- 写真：bluemoon
マンハッタンのSOHOに2016年3月にオープンした、クラフトバーガーショップ「ブラック・タップ（Black Tap）」は行列が絶えない人気店です。
その理由の一つは、インパクトある巨大な特製ミルクシェークの見た目がとにかく凄いこと！インスタグラムでセレブたちがメガ盛りなフォトジェニックなシェークの写真をアップしたことで、瞬く間に有名店になったそうです。
- 写真：bluemoonとってもアメリカンな雰囲気の店内。お店のオリジナルTシャツも売られています。
- 写真：bluemoonビールの種類も豊富です！
カラフルでメガ盛りの特製ミルクシェーク「CRAZY SHAKES」
- 写真：bluemoonCRAZY SHAKES - Cotton & Candy 15ドル（約1,680円）
- 写真：bluemoonSOHO店のメニュー
お店の看板メニュー、“CRAZY SHAKES”と呼ばれるメガ盛りシェークは、ケーキが丸ごと1ピースのっているシェークや、M&M’sがふんだんにくっついているシェークなど、ハイカロリーオンパレードな感じで、全8種類あります。気になるカロリーは、なんと1,200~1,800kcalくらいはあるらしいです。
- 写真：bluemoonシェークに突き刺さっていたキャンディは持ち帰りで♪
筆者がオーダーしたシェークは「Cotton & Candy」でしっかり目の綿菓子とカラフルなキャンディがホイップクリームの上にたっぷりトッピングされています。日本の綿菓子とはちょっと違う食感でクリームやシェークとの相性も抜群！
また、シェーク自体はそんなに甘くなく、意外と上品な味でとっても美味しいので、グビグビと飲めてしまいますよ。ハンバーガーを食べた後にでも、別腹で完食してしまいそうです。
ボリューミーなジューシーハンバーガーも絶品です！
ブラック・タップのオーナー兼シェフは、以前にドナルド・トランプ氏のパーソナルシェフをしていたという経験を持つほどの実力派なだけあり、ハンバーガーなどの料理も絶品です！（ちなみに、クレイジーシェイクの発案者は、シェフの奥様だそうです）
- 写真：bluemoonTHE CAROLIN BURGER 19ドル（約2,128円）
筆者がオーダーした「THE CAROLIN BURGER」はジューシーなハンバーグの上に、スモーキーなポークがたっぷりのっていて、ほんのりスパイシーな南米の香りがする特製ソースをつけて食べると何とも絶妙な味に！
揚げたてのフライドポテトもとってもクリスピーで大満足。すごいボリュームですが、シェークとともに、是非ぜひ味わっていただきたいハンバーガーです。ちなみに、カロリーが気になる方は、パン無しのバーガーサラダもありますよ。
予約・座席・ロケーションについて
- 写真：bluemoon
予約はできないので、昼過ぎの混む時間を避けて、11時半〜12時の間の早めの時間にお店に行くようにすればすんなりと入店できる可能性大です。SOHO店の場合は、1Fがカウンター席のみ、地下にはテーブル席があります。
- 写真：bluemoon
- 写真：bluemoon地下のテーブル席店内の雰囲気
ブラック・タップは、マンハッタン内に4店舗（SOHO、ローワーイーストサイド、ミッドタウン、ミートパッキング）あり、店舗によってCRAZY SHAKESのメニューなど少し違いますのでご注意ください。
- 写真：bluemoon
CRAZY SHAKESの作り方の動画も公開されています♪
- ブラック・タップ
- ニューヨーク / ハンバーガー / インスタ映え
- 住所：529 Broome St, New York, NY 10013地図で見る
- 電話：917-639-3089
- Web：https://blacktapnyc.com
